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Sterne【改稿&更新中】  作者: 嵯峨野 樹悠
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424

お時間が許す限り、続きをどうぞ。


登場人物はこちらから

https://ncode.syosetu.com/n9826hu/1/


読み終わりましたら、【いいね】【☆】などの評価もお願いします<(_ _)>

「そろそろ、始まるね~」


「男の子もいっぱいいるんだね~俺、女の子ばっかりだったらどうしようかと思った(笑)」


『健翔達は演奏するからだと思う。男の人達見てたらそんな感じがするもん(笑)』


「なるほどね~」


『うわっ』


「っと、危ない大丈夫?」


『うん。ごめんなさい』

突然、前のめりになった伊織を受け止めた弥眞斗。


「大丈夫?」

雫玖も心配してそばに来る。


『前に行こうとして、ぶつかっただけだと思う(苦笑)』


「伊織ちゃん。気を付けないと吹っ飛ばされそうだよ(´・ω・`)」


『こういう場所では、こういうのは仕方がないんじゃないかな。大丈夫。ちょっと油断してただけだから。』


「ならいいけど」


『やっくん。ごめんなさい。大丈夫だよ』

支えてもらっていた手を外してもらった。


「暗くなっちゃうだろうし、守りきれないかもしれないから、気を付けてね。伊織ちゃんも雫玖も。」


【うん】

すると、暗転した。



伊織は、申し訳ないと思いながらも、二人から少し離れた。

やっぱり、純粋に見れないから、今日来たことは伝えてないけれど、もしかしたらばれてるのかなと思ったりもするんだ。


健翔には、聞かれたらちゃんと言うつもり。

なんでも話すって約束したから。


Sterneのファンに埋もれてしまって、演奏している姿は見れたり見れなかったりしたけど、演奏はちゃんと聞いていた。


伊織との約束も守ってくれてる。

手を抜かないっていう約束。

当たり前のことなんだけどね(苦笑)


トークはほとんどなかった(苦笑)

たまに、健翔が話すぐらいかな~。

啓威ちゃんはトーク苦手そうだし、将君は喉を休めてる感じ。


あのドラムの人とそう考えた瞬間・・・伊織は笑った。

一度逃げてしまった自分に、意見されるなんて可哀想だもん。

いつか言えるチャンスがあればいいな。

やっぱり、一緒にやって欲しいって思うから。


ライブは、するのも楽しいけれど見るのもすごい楽しかった。

こっちに来てから見てなかったし、日本のライブがどういうものかも始めて見て色々新鮮だった。

向こうとは少し違うみたい。


ライブは、1時間半と少し短かったが、まだデビューしたばかりだし、インディーズの曲は今回はやらなかった。


きっと、インディーズの頃からファンである人には物足りないかもしれないけど、今が大事だから。

それが分かってもらえるかもしれないしね。

アンコールも終わって、最初に決めていた場所へ向かった。

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