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日本に帰ってくるのは久々だった。
小さい頃に日本は離れてしまったけど、戻ってくるとやっぱり日本がいいなって思える。
「明日、伊織ちゃんに会いに行こう」
ちょっと時差ぼけが・・・今日は行けそうになかった(苦笑)
あの二人は大丈夫かな??
少しでも時間があると、探しに行こうとする。
分からないでもない。
でも、今回は一緒には行動出来ないから、前乗りさせてもらって助かった。
変に敏感なところがあるから気づいてなきゃいいけど。
その頃二人は、そんなことを思えないぐらい、忙しくされていた(苦笑)
「緋依絽ちゃん、甘やかしすぎ。もっと厳しくいかなきゃ」
「鬼~悪魔~」
「あら、そんなこと言っても動じないわよ(笑)それにダイレクトに社長に報告行くから」
「っぐ。くっそ~」
「(笑)ったく、こんなの二人も相手にすりゃ無理か(苦笑)」
「俺もっすか?(笑)」
「当たり前。」
「(´・ω・`)」
秘書には、頭が上がらない二人だった。
「ここかぁ」
伊織の仕事場に来た。
いるかどうかは、入ってみないと分からないけど。
来る前に、
「家が分からなくても、伊織に会う方法はある。」
そう言って、紘は教えてくれた。
そう、伊織の仕事場。
あえて、伊織がいない時に行ったそうだ。
いい人達ばっかりだったって、それを聞いて安心した。
なのに伊織に何があったんだろう。
緋依絽は、覚悟を決めて中に入った。




