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お時間が許す限り、続きをどうぞ。
登場人物はこちらから
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「お疲れ様。ちょっとここで待ってて。連れてくるから」
そう言って、部屋を出ていった。
「緊張する」
「確かに。社長だもんね。僕の印象は、すごく物腰の柔らかい人で。優しい人だったよ。」
「そうなんだ。俺もそう思えるといいな(苦笑)」
しばらくすると、ノックされて俺は背筋を伸ばした。
「お待たせ。って、匠彌君緊張しすぎ(笑)」
「だって」
すると、ひとりの男性が入ってきた。
「(ん?あれ)」
そんな表情を浮かべる匠彌。
紘は、一瞬だったからあんまり覚えてないかも(笑)そう思いながら話し始めた。
「二人ともお疲れ様。二人だとあいつらも仕事が早くて助かった(笑)」
「また、誘っていただいてありがとうございました。今回は楽しく出来ました。」
「初めまして。あれ??」
「どしたの?」
「俺の憶え間違いじゃなかったら、どこかでお会いしてませんか?」
「俺?」
「はい」
「それは後で教えてあげるよ。それよりも、君達に話があってこっちに戻ってきてもらったんだ。」
そう言って、紘は話し始めた。
「うそっ。夢かな?」
「僕も、今はなんか夢じゃないかと」
「(苦笑)残念ながら、夢じゃないよ。夢の方が良かった?」
「い、いぇ。むしろ嬉しいです。」
「僕も。」
「まさか、声かけてくださると思ってなかったから」
「匠彌君、前にも言ったでしょう?キャリアだけじゃなくて、実力がなくっちゃって。」
「でも、俺まだまだだと思ってるし。初めてやった後、なんか自信がついて色々付いてくれるお客様も増えたけど。」
「すごいじゃない。やっぱり、実力があるってことじゃない?」
「盛り上がってるとこ申し訳ないけど、続きしゃべっていい?(苦笑)」
「あ、すいません」
「すぐには、返事でないと思う。だから時間をあげる。但し、1週間。ここに来て、君達の返事を聞かせて欲しい。」
【分かりました】
紘は、二人を採用することに決めたんだ。
伊織ちゃんはまだ知らない。
そして、匠彌君も伊織ちゃんのことまだ知らない。




