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Sterne【改稿&更新中】  作者: 嵯峨野 樹悠
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おかえりなさいませ。

お時間が許す限り、続きをお読みくださいね。


登場人物はこちらから

https://ncode.syosetu.com/n9826hu/1/


読み終わりましたら、【いいね】【☆】などの評価もお願いします<(_ _)>

『いらっしゃい。久しぶりだね!』


「伊織ちゃーん。久しぶりっ。」


「久しぶり。クリスマスパーティー行けなくてごめんね。」


『仕事優先しなきゃ(笑)サボってきてたら、伊織もう口きかないし(笑)』


「(笑)良かったですね。」


「あぁ(笑)」


『何?』


「秘密♪」


『なんで???あ、今日はもうひとりいるんだ。後で和穂と香帆ちゃんが来てくれるって。』


「そうなの?もう一人って誰?」


『もういるから、紹介するね。』

そう言って、リビングへ行った。


『樹?』


「何?」

呼ばれた樹が、伊織のそばに来た。


『えっと、隣に住んでる樹。』


「柳瀬 樹です。よろしくおねがいします」


「黒薮 啓威です」


「八朔 将暉です。」


挨拶がすむと

「二人とも早かったな。」


「まぁ、片付けっていってもな(笑)」


「家にいなかったしね」


『そっか。伊織は、健翔が帰ってきて助かった(苦笑)高いとこ届かないから』


「確かに(笑)」


『将君ひどっ(苦笑)』


「・・・」

樹は、ずっと考えていた。

啓威ちゃんいや、啓威さんってこんな人だったんだ。

確かに会わなかったな(苦笑)

二人がまだどんな人か分かんないから、観察してみることにした。

とりあえず、伊織が悲しい思いをしなければいいと思った。

今は、自然に振舞ってるから大丈夫だろう。

俺なりに、アンテナ張っておかなきゃいけないだろうけど。


「樹?」


「ん?」


「遠慮しなくていいから。来いよ(苦笑)」


『樹は、伊織の隣ね~』


「あ、うん。」

健ちゃんは、遠慮してるのかと思ったのか俺を呼んだ。


伊織の左右に樹と啓威が座った。

二人を隣に座らせるべきか正直ちょっと悩んだけど、匠彌君が隣りにいても大丈夫そうだったから、多分大丈夫だろう。


「今日は、伊織ちゃん一人で作ったの??」


『えっと、樹ママにレシピだけ教わって作ったの。あ、樹ママって。樹のお母さんなんだよ。料理上手いんだよ。』


「そうなんだ~。じゃぁ、樹君も上手いの?」


「俺は、全く(笑)作れないです。」


啓威は、みんなの話を聞きながら、思っていた。

樹君って、伊織ちゃんと幼馴染なんだ。

聞くところによると、今は学校が休みで戻ってきてるとか。

同い年だからなのかずっと離れていたとはいえ、何か硬い絆で結ばれているような気がした。

ってか、これって嫉妬?いやそもそもそう思うこと自体を思いながら一人、笑ってしまった。

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