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ヴィヴィは、4人で話が盛り上がってるから出しゃばることはしなかった。
匠彌達と喋っていた。
「スタイリストとカメラマンってことは、こっちでも仕事してるの?」
「いえ、こっちで仕事するのは今回が初めてです。Sterneの専属として一応やってるんですけど、Sterneがこっちに来てる時は違う人と仕事してるんで」
「そうなんだ~私ね。まだ、女優初めてそんなに経ってなくて、たまに自分でやったりするの。いる間に教えてもらってもいい?」
「俺でよければ。でも、俺以外にいいスタイリストさんいっぱいいるんじゃ?」
「 いいスタイリストさんは、いい女優さんや俳優さんにつくからね。自分と相性合うような人はやっぱり少ないかな。贅沢言っちゃいけないんだけどね(苦笑)自分でも出来るようになればいいなと思ってて。」
「そういうことなら。俺、イメージ湧きました」
「もう??すごいね。今日は時間もないし、また会えたらいいな(´・ω・`)」
「場所教えてもらったら、仕事場にも顔出せますよ。急に行っていいか分からないけど」
「もうすぐ、今の仕事が終わるんだけど、それはちゃんとスタイリストさんがいてドラマの流れ上無理かな(´・ω・`)終わってから教えてもらえると嬉しい。まだしばらくいるの?」
「えーっと、聞いてみないと。」
聞いてくると、匠彌は席を外した。
「WILLとは?」
「仕事で知り合ったのよ」
「そうなんですね。お似合いだな~って思って。」
「ありがと(〃ω〃)」
「俺は、まだまだひよっこのカメラマンなんですけど、良かったら」
「WILLにも伝えるね」
すると、ヴィヴィにLINEが
「ちょっと、ごめんね」
そう言うと、ヴィヴィは返信した。
「聞いてきました。あれ?」
「LINEが来たみたいで(笑)返信中です。」
「1週間ぐらいはいるんだって。どっかで時間あるかな。」
「あるといいっすね。俺も彼女と約束しました」
「二人共、頑張ってるじゃん」
「ゆっくり喋ってくれてるんでなんとか。ちゃんと通じてるのかどうかは」
「大丈夫でしょ。分からなかったら、ヘルプしてくるだろうし(苦笑)」
「ごめんね。」
「WILLといないけどいいの?」
「(苦笑)彼は音楽のことになると、そっちになっちゃうから。Sterneのことホント好きみたいで(笑)私は初めて見たんだけど、ファンになりました」
「ありがとう」
「もうすぐ、私のお友達も来るんだけどいいですか?」
「友達?もちろん。一人で来るの?」
「さっきメールが来たんで、場所は伝えました」
「誰だろ」
「ふふっ」
ヴィヴィは言わなかった。
だって、彼女が言わないってことは内緒ってことだから(=´∀`)




