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139話 お忍び

今回長いです。




「――よし、今日の授業は以上だ」



 魔術科Aクラスの教室に、そんな声が響き渡る。本日最後の授業を終えて、教室内に残っていた生徒たちは各々帰り支度を始める。剣術科の生徒であるアルもそれは同様で、少ない荷物を小脇に抱え、1人の女子生徒の支度が終わるのを待っていた。


 その女子生徒は、唯一教室内に使用人を連れる権限を持っており、クラリスという女使用人と共に、第6王女セレーナは身支度を整えていた。そして、身支度が済むとこちらに向かって歩いて来る。銀色の髪は風になびき、その美しさをあらわにする。普段と変わらぬ美しい姿であったが、心なしか頬が紅潮している。


 彼女はアルの前まで進み、そこで足を止める。目は何かを訴えていた。



「貴方、これから暇?」



 アルは、彼女の口からそんな言葉が飛び出てきたことに驚いた。普段はつんけんとした印象を抱く彼女だが、今日の彼女は少し違う。どことなく弱々しく、不安を抱いているように感じる。


 そんな彼女の様子は気になったが、アルとて今日は予定がある。



「そうですね、一応これから剣術科の友人と訓練をする予定ですが」


「……そう、なの」



 アルに予定があると聞き、彼女は少し暗い表情を浮かべる。それは、ひどく悲痛そうな表情であり、彼女が大きな不安に押しつぶされているかのような印象をアルに覚えさせる。


 おそらく、剣術科の訓練場でキースとルージュが待っているだろう。ただ、必ず行くと約束をしているわけではない。それに、彼らには事前に訓練メニューは伝えてある。そのため、今日1日向かわなかったとしても大きな損害はないだろう。


 アルはそんな思考を続ける。そして、自分の中の優先順位を入れ替える。



「……いや、確か今日は約束をしていなかったような気がします。僕の勘違いのようです」


「――そう! では、これから私に付き合いなさい」



 彼女はそう言っていつもの様に歩き出す。これから、どんな事に付き合わされるのか内心不安になりながら、アルもその後を追った。






 校舎を出ると、いつもの様に豪華な馬車と騎士たちが控えていた。ただ、いつもと違うのはその騎士の数が多いことだ。


 第6王女セレーナは足早に馬車へ向かう。そして、馬車に乗り込む直前で踵を返してアルを見る。



「――ちょっとここで待っていて」



 彼女はそう言い残して馬車に乗り込む。アルは馬車の入り口付近で立ち尽くす。帰路についている生徒たちから物珍しそうな視線を送られるのだが、もはやこれも慣れっこだ。


 入学当初は目立たないように卒業できればそれでいいと思っていたのだが、王女の護衛といい先の剣術大会での一件と言い、相当に目立ってしまっている自覚はある。どうして、こうも上手くいかないものかと辟易としてしまうまである。



「入ってきていいわよ」


 入り口で立ち尽くしているアルに、馬車の中から声がかかる。アルはその声を聞いて、馬車の取っ手に手をかける。そして、ゆっくりと馬車の中に視線を移すと、そこには普段見ている豪華な服装とは違う護衛対象とその使用人の姿があった。



「……どうかしら? ちゃんと平民に見えますか?」


「えぇ……。え、どうして着替えたのですか?」



 アルは彼女の言葉にそう返答する。確かに、ぱっと見た感じでは平民に見える出で立ちをしている。しかし、何故変装しているのかという目的がいまいち伝わってこないのだ。


 アルの質問に、セレーナは指で結われた銀髪をいじりながら答える。



「ちょっと街を見て回りたくて。私、街に出たことが一度もないの」



 どうやら街に向かいたいようだ。その目的を聞くと、色々と合点がいく。騎士の数が多いのも彼女の身の安全を思っての事だろうし、この服装もどうにか街に溶け込もうとする意志の表れだろう。


 しかし、どうして僕に頼むのか、という疑問は拭い去れない。


 アルが思案を巡らせていると彼女の使用人であるクラリスがフラッとアルの横に移動して、耳元で小さな声を発する。



「……殿下は不安なのですよ」



 彼女は申し訳なさそうにそう呟く。たしかに、彼女が頼れる同級生はアルくらいしかいない。そして、その事に対してもどこかはずかしさを感じているのだろう。


 アルは小さく息を吐く。そして、この「お忍び町見学(仮)」の問題点をあげる。



「それなら、この馬車から偽装しないと難しいでしょうね。それに、こんなに衛兵に囲まれていたら一瞬で王族だとばれてしまいます」


「――はっ! 確かにその通りですね。すぐに辻馬車の準備をします」



 クラリスはアルの指摘を受けて、馬車を飛び出していく。彼女、できる女風なのに気付かなかったようだ。


 馬車の中に取り残されたアルは、同様に馬車の中で小さくなっているセレーナに話しかける。



「――で、本当の目的は何ですか?」



 アルはそう尋ねる。すると、セレーナは少し驚いたような表情を浮かべる。



「貴方は勘が良いわね。……でも、本当に街を見て回りたいだけよ。もしかしたら、私が治めることになるかもしれないこの街を。そして、この国を」



 彼女はそう強く言い切る。その表情はさっきまでの不安に押しつぶされそうなそれではなく、王族として自分の役目を果たそうとする決意に満ち溢れた顔だった。


 アルはそんな彼女の言葉を受けて、とある言葉が頭に浮かぶ。



「『家を治めるほどの者は、また、国を治めることもできる。民を憐む者を、君の器と見なす』ですね」



 アルの言葉を聞いて、セレーナは首を横に傾ける。咄嗟に出てきた言葉であり、彼女が知っていてもおかしくはない、いや、彼女だからこそ知っていてもおかしくはない言葉だっただけに、少しリスキーな言葉の選択だったかもしれない。しかし、どうやらこの言葉は知らなかったようだ。


 アルは少し胸をなでおろしつつ、彼女に向きなおす。



「古人の教えですよ。今の殿下の心こそがこの言葉の真意です」


「『家を治めるほどの者は、また、国を治めることもできる。民を憐む者を、君の器と見なす』……。確かにその通りだわ。その言葉、しっかりと胸に刻むわ」



 「古人の教え」として、セレーナは納得したようだ。厳密に言うと、彼女のそれと違う意味なのだが、言葉とは受け取る側の気持ち次第で大きく変化するものだ。彼女が自分に置き換えることが出来るのであれば、それだけで言葉の魔力は発動する。


 セレーナは何度もその言葉を呟く。すると、馬車の扉が開かれた。



「殿下、辻馬車の準備が整いました! あれ? 何かありました?」



 使用人であるクラリスは、使えている主が謎の言葉を呪文のように呟いている姿を見て困惑していた。







 辻馬車に乗り換えたアル達は、学園を出て大通りに向かう。学園前の道を中心に向かって進んでいくと、大広場というベルが決闘を行った場所が見えてくる。



「――ここが大広場です。以前、僕の兄であるベル兄様が決闘した場所であり、魔族を討伐した場所でもあります。そして、ここを境に貴族エリアと平民エリアに分かれています」



 アルはそう説明する。ついでにこの場所で行われる行事なども伝えたのだが、セレーナは馬車の窓から見える景色に執心していた。



「確かに、ここから北はお屋敷ばかりだけど、南側は小さな家が多いわね。13年くらい住んでいるのに、知らなかったわ」



 広場の北側は貴族の屋敷が建ち並んでいるのに対して、南側は平民エリアとなっており、比較的高さの低い建物が所狭しと建ち並んでいる。第6王女として暮らしてきた彼女からすれば、相当に物珍しく映っていることだろう。


 クラリスはそんな彼女の表情を伺う。



「王城からはここまではっきりとは見えませんし、無理もありませんよ」



 クラリス曰く、王城から見える景色は壮観らしいが、王城から遠くへ行くにしたがって景色はぼやけて行き、大広場よりも向こうはもはや点くらいにしか見えないらしい。故に、セレーナが南側の景色を物珍しく思うのは当然の様だ。


 アルはセレーナの顔を見る。彼女は南側をじっと見ていて、それはこの景色を目に焼き付けているようにも見えた。



「南側も見ていきますか?」


「えぇ」



 アルの提案に、セレーナはただそう答える。どうやら、彼女の目的は大広場よりも南側にあるらしい。







「ここが商店エリアですね。出店が沢山出ていますし、お店を持った商店も沢山あります」



 アル達は商店エリアを歩いている。辻馬車で進んでもいいのだが、それだけでは着替えた意味がない。多少危険も伴いそうだが、普段よりも多くの騎士が街を巡回しており、安全は担保されているようだ。


 アルが街の様子を観察していると、不意に袖を引かれた。振り向くと口を尖らせたセレーナがいた。



「貴方はどの店を贔屓にしているの?」


「僕は『サルーノ商会』ですね! 父の代から懇意にさせてもらっていますし、個人的な依頼などもサルーノ商会に頼むようにしています。ちょっと寄っていきますか?」



 アルはサルーノ商会を指さしてそう尋ねる。すると、珍しくクラリスが難色を示す。



「お店の中まではちょっと――」


「いえ、見ていきます!」



 しかし、セレーナの一言で沈黙する。どうやら、店の中は騎士の監視の目が行き届かないということで難色を示したようだったが、セレーナの強い意向となれば反対できないようだ。


 アルはセレーナ達を引き連れてサルーノ商会の扉を開く。相変わらず店内は清潔に保たれており、サルーノ商会の評判の良さを感じられる。アルが店内を歩いていくと、1人の従業員と目が合う。



「いらっしゃいませ! あれ、アルフォート様!?」



 その従業員はそう言い残して店の奥に消えていった。そして、数秒後に商会長であるサルーノが飛び出してくる。



「アルフォート様、お久しぶりで御座います」


「はい! 少し見ていっても良いですか?」


「勿論! アルフォート様にはお世話になっておりますし」



 既に彼女たちは商品を見て回っている。王族とその使用人と言えど、彼女たちは女性だ。どうやら、買い物は好きらしい。



「……それで、あの方は?」


「第6王女殿下です。今はお忍びですから、ご内密に」



 アルは一応そう釘をさす。ただ、サルーノはアルが見込んだ男だ。こんなことを言わなくても内密にするだけの配慮に長けている。


 サルーノは小さく頷いて店の奥に戻っていく。アルはそんな彼の姿を見送った後、彼女たちの元へ向かう。さっきからセレーナが同じ場所で立ち尽くしているのが目に入ったからだ。



「何か良い物でもありましたか?」


「――いえ、特には」



 アルの問いかけに、セレーナは一瞬肩が跳ねるように反応を見せるが、すぐにいつもの様子に戻る。彼女の視線はアルとは反対側に向かっている。その視線を辿ると、一つの商品に辿り着く。



「そうですか。僕は少し商会長に挨拶をしていきますから、先に店の前で待っていてもらえますか?」



 アルは二人にそう告げる。







 サルーノへの挨拶を終え、3人は大通りを南下していく。その間、目に入る物を全て紹介していく。


 冒険者ギルドや商業ギルド、それに出店やそこで売られている珍しい商品。セレーナにとってはすべてが新鮮に映っているようで、様々な表情を浮かべている。


 そして、王都の最南端にある大門に辿り着いた。

 


「ここが王都への入り口である大門です。以前はここで検問を行っていましたが、今はしていないようですね」


「それは父から聞いたわ。確か、どこかの王族が攫われるという事件があったから検問所を設置したとか。ただ、大貴族の反対もあって最近は行えていないと」



 どうやら、検問については彼女の方が詳しいらしい。彼女のいう事には、検問に難色を示した大貴族の反対に遭って検問を止めざるを得ない状況に向かっていったらしい。


 アルがよく知るユートリウス2世ならば、そんな苦境を逆転できるような一手を打ちそうなものだが、大貴族が相手になるとそうもいかないらしい。


 アルがそんな事を考えていると、暗い表情を浮かべたセレーナが言葉をこぼし始める。



「……父は強いようで、弱いのよ。大貴族の後ろ盾を得られないままに即位したものだから、いつも何をするにも抵抗される。だから、いつも弱腰なの。……ごめんなさい、少し愚痴を言ってしまったわ」



 彼女は小さく頭を下げる。普段は横柄に振舞う彼女も、今はただの女の子だ。それも、その小さな体に王族という分不相応な責任を背負った。



「大丈夫ですよ。殿下がどうして街を見たいと言い出したのか、何となく分かってきましたから」



 アルはそう言って彼女の肩を叩く。そして、西方にある小高い丘に視線を送る。



「――では、最後に僕のとっておきの場所にお連れしますね」



 アルはそう言って歩き始めた。







 王都の西方にある小高い丘を登っていくと、少し開けた場所に出る。ここは以前、ソーマから教えてもらった場所なのだが、今は時たま訪れるアルのお気に入りの場所になっていた。


 両側に木々が茂る薄暗い細道を進むと、前方から眩いほどの光が差してくる。



「着きました。ここが僕のとっておきの場所です!」



 アルはそう言って足を止める。そして、その隣にセレーナが並ぶ。


 眼下に広がるのはオレンジに染まる王都の景色。夕日に照らされた王都の景色だ。



「――わぁ~! 綺麗ね!」



 セレーナは眼下の景色に感嘆する。



「この丘からは王都を一望できます。今は丁度夕刻なので、より一層この街が輝いて見えると思います」


「確かに、夕焼けに染まる街とは中々に風情がありますね。王城からの風景も素晴らしいですが」



 後から来たクラリスもこの絶景を前にそう言う。彼女たちが普段見ているのは王城から見える貴族エリアの景色に過ぎない。しかし、ここから見えるのは平民エリアの街並みだ。彼女たちが普段見ていない、王都の裏側がここには広がっている。



「王都はどうでしたか?」



 アルは夕焼けでオレンジ色に見える横顔にそう尋ねる。すると、彼女は遠い目をしながら口を開く。



「そうね。私が知らない世界が広がっているのだと知れてよかったわ。それに、思っていたよりも裕福そうな人もいれば、想像を絶するほどに貧しそうな人もいた。同じ街にも、こうも両極端な二面性が根付いているのね」



 セレーナはそう言う。王都には目に見える繁栄と、見えづらい貧困の二面性を抱えている。それは王族とスラム街の住人という二面性と同じだ。



「――でも、分かったわ。私がどうして行くべきなのか。そして、私がどうしたいのかが」



 セレーナはそう付け加える。その言葉からは彼女の決意がにじみ出ていた。



「――そろそろ戻らないといけませんね。私は辻馬車を呼んできます。少しここでお待ちください」



 クラリスはそう言ってその場を離れる。普通なら、こんな場所に主を置いていくわけがない。おそらく、彼女なりに気を遣ってのことなのだろう。そして、アルに対しての信頼も少なからずあるから、こうして場を離れられるのだ。


 クラリスの姿が見えなくなり、セレーナは真剣な眼差しでアルを見据える。



「今日はありがとう。普段は見れないものが見れて新鮮だったわ。次はお買い物でもしたいわね。まぁ、そんな機会があるかは分からないけど……」



 彼女は遠い目で王城を見つめる。


 彼女が今日、街へ向かうことは事前に決められていたように思える。そうでなければ、街を巡回する騎士の数が多いことなどの説明がつかない。


 おそらく、彼女なりに無理を通して今日のお忍びは決行されたのだ。そして、王城へ帰ってしまえば王族としての責務が彼女に降りかかる。そんな重圧をこの小さな背中で背負っていくのだ。


 アルはポケットに手を突っ込んである物を取り出す。



「……では、これを差し上げます」



 アルの掌にあるのは一本の櫛だった。何てことはない、木製の櫛。彼女が見ていた、普通の櫛だ。



「これって、さっき私が見ていた」



 セレーナは少し驚いていた。その表情が前世の映像と被る。



「……僕は以前、ひどいいじめに遭っていた少女を見たことがあります。その子は綺麗な髪をしていましたが、そのいじめのせいでボロボロになっていました。その時も、こうして櫛をあげたことがありました。――殿下は、見た目には綺麗で何の支障もないように思えますが、精神状態はその子と同じでボロボロなのでしょう。だから、これを使って整えてください」



 前世でも、こうして小さな女の子に櫛をあげたことがあった。その子はいじめに遭っていたらしく、いつもボロボロだった。そんな彼女と、目の前の身ぎれいな少女とが被って仕方がなかった。


 セレーナは静かにアルの言葉に耳を傾ける。そして、小刻みに視線が右往左往する。



「そんな、まさか……」



 そう呟いて、首を横に振る。彼女の中に現れた小さな願望とも取れるような希望を、彼女自身が否定する。ここは異世界であり、自分はこの国の王女。目の前にいるのは、その国の公爵家の令息だ。それ以上でもそれ以下でもないのだ。


 彼女は小さな希望を自ら手放す。期待しても、いくら望んでも得られないと感じた恋心と共に。



「いえ、そんなわけありませんよね。コレ、ありがとうございます」



 そう言って、セレーナは櫛を大事に胸ポケットにしまう。そして、辻馬車の準備が出来たと戻ってきたクラリスの後ろを追っていく。


 アルはそんな背中を見つめつつ、小さな声で呟く。



「……なんで殿下を見て、あの子のことを思い出したんだろう。僕が卒業してから、彼女がどうしているのかは知らないけど、元気に生活してくれていたらいいな」



 名前も知らない女の子が今どうしているのか。そんなことが気になって仕方がない。


 願わくば、その少女が幸せであることを神に祈るのだった。





今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!


長くて疲れたかも?

分けて前編後編にしようかとも思いましたが、良いポイントが見つからなかったので、そのままアップします。


ご意見、ご感想など頂けると嬉しいです<(_ _)>


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[一言] 櫛を贈りますか。櫛は韻が悪くて贈り物には避けられることが日本では多いね。ここは、異世界だから関係ないね。
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