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そして現在。これまでの説明で何故彼が不機嫌だったかわかって

もらえただろう。


「フフフ。わたしの部下を使って異世界の人間をここにつれこんでいたのさ」


「むかつくことしてんじゃね」


バキャ!ダウメの顔面に容赦ないトモの一撃!


「オビョ!」


あまりの痛さに頬を押さえ涙目になる。


「にゃひゅったね!おふぁじにもにゃぐられたことにゃいのに」


痛さに耐えて無理に喋っているせいで何を言っているかわからないね!


「んで。異世界っていったな」

「しょーしょ!ここはお前のいたところとは似ているけど少し違う

異世界だよん。どうだ嬉しいだろ」

「嬉しくねえ。さっさと俺を元の世界に戻せ」

「何!?戻りたいだと変わった奴だな。あっもしかして

見た目の割にホームシックになっ……オビョ!」


顔面が埋まるくらいの勢いでトモはダウメに拳をめり込ませる。


「いいからすぐ戻せ」

「ここじゃ無理。ここから少し北の街の神殿に行かないと」

「俺はここからきたんじゃねーのか?」

「いやいや。棺桶に入ったお前をここまで連れてきたのだ。

異世界人に力を与える為にな!」

「力を与えるだと?」

「これを見て↓」


----

名前: 勇崎 智治

レベル: 10

種族: 人間

属性: 炎

スキル: 身体自然強化

----


空中にハッキリと文字が表示される。不思議だね。


「なんだこりょ」

「お前の世界のゲームにこんなのあるんだろ?知ってる知ってる」

「アクションぐらいしかロクにやったことないからわかんねー

とりあえず……」

「わたしは異世界から人間を呼び込んだら必ず力を与えているんだ

以外にも来た人間は喜んでなイキリながらわたしに使えてくれるんだ」

「おい」

「いやいや。いいよ。礼には及ばんぞー」

「人の話をきけ!」


ダウメばきぃっと音と共にトモに殴られ謎の黒服達のところまで吹っ飛ばされた。

ずりずりと顔面をこすりながら仲間の所にたどり着く

すごくいたそう


「だっ大丈夫ですか。ダウメ様!」

「お前たちなんで助けないの?」

「いやだってダウメ様が手をだすなっとおっしゃったので。なぁ」


他の黒マントもうんうんと頷いた。仲いいね君達


「にしても。おまえ何故あいつを連れてきた。もっとオタクぽくて

ヒョロい奴にしろって言っただろ」

「いやー男ばっかりだったもんだから女性が欲しいとおもいまして

そしたらあいつに邪魔されまして」

「ばかもん! だからってあんな凶暴な奴を連れてきてどうするんだ

もっとヒョロガリ連れてこんか! 異世界人を連れてくる枠がこれで

埋まってしまったではないかこうなったら!」


そう言うとダウメは懐に手を入れた。何やら対策を思いついたのか


「おい。トモピョン」

「次それを行ったら顎がぶっ壊れるまで殴り続けるからな!」

「くくく。そう粋がってられるのも今の内だー。こんなことも

あろうか異世界人を操れる道具があるんだ。それは異世界人に

力を与えると同時に相手の精神情報を覚える藁人形を……ってあれ」


ダウメがうちポケットをまさぐるもお目当ての物がないみたいだ。


「藁人形ってこいつか」


トモは手に持っているしっかり作られた藁人形を出した。

そこには、勇崎智治っと名前がかかれ

ダウメ様に忠誠を誓うと書かれている。


「おまえ!いつの間に」

「さっきてめえを掴んだ時。変な物が見えたからスッといた」

「手癖悪いな!返さんかこれはお前を操る為相当魔力を込めたんだぞ!」

「あっそ。じゃあ返すわ」


トモは力を込めると突然藁人形が燃えだした。

それをダウメに向かってポイっと適当に投げると

すごい勢いでダウメの腹部に当たりそのまま壁まで吹っ飛ぶ。


「ぐえええ!」


壁に当たると同時に藁人形は完全な灰になり消えた。


「おっお前たちあの野郎を!奴を倒せ」


ダウメが指示すると黒マントは了解しましたといい

マントを剥ぐと黒く長いコートを着た同じ髪型をした

微妙な顔の男ども


「 おまえらなんで同じ格好してるんだ 」

「 なにを!カッコいいだろ!異世界って行ったら

この格好なんだよ」


皆息を合わせて言う。


「 個性ねえ奴らだな 」

「 なっなんだと! そこらにいるヤンキーめ! 」


皆各々武器を取り出した。変な剣。変な魔法陣。変なスマホ。


「 おいおいいいのか? 喧嘩も知らないヒョロガリが

さらに強くなった俺に喧嘩を売って。 今なら… 」

「 ヂョハハハハハ!どうだビビったかー!怖いか

こいつらはお前と同じ異世界人でわたしが力をあたえたんだぞ!

おまけにこういったゲームがうまいオタクども!

この世界で経験値を積んでいわゆるチート能力を得ているんだ…グボ!」

「うるせえんだよ。サッサと気絶しろ」


不用意に近づいたダウメはまたぶっ飛ばされる。懲りないね


「 よくもダウメ様を!」「許さないぞ!」「ヤンキーめボコボコにしてやる」

「そんな脅しでビビると思ってのか」「僕たちは君の動きは既に見切っている」


引く様子もない異世界転移でパワーアップした方々。

殺す気満々だね!


「 ほーやる気満々。そんなにかって欲しいみたいだな!」

「 いけー!転移者ども!わたしに従わない者はこの世界にいらない!

お前たちのチート能力で〇してしまえ」


放送禁止ですのでダウメの言葉を伏せさせてもらいました。

ダウメの掛け声と共に一斉にトモにとびかかる転移の方々


ドカバキドカバキっと激しい攻防!あちらこちらに

衝突があり部屋全体が煙たくなる!

大丈夫なのかトモ


「ヒャーハッハ。ここに来てまだレベルの低いおまえじゃあ

ひたすらゲーム感覚で鍛えたこいつらを倒すなんて…ってあれ 」


煙が晴れてダウメが目を丸くする。

気絶する転移者達の中たった一人たっていたのはトモ

多少かすり傷があるもののたいしたことないって

感じで立っていた。


「 わたしに従わない奴はなんだって 」


ひいいっとダウメも驚きの光景にビビッてうごけない。


「 ところでこれはなんだ 」


そう言うとトモの手には虹色の宝石がある。


「あっ馬鹿もんまたスッたのか! これは能力スキルを

一時上げる魔法道具なんだぞ! これを使って

この世界の王国を乗っ取って王になるんだぞ!」

「何が王国をのっとるだ。馬鹿か」


そう言うとトモは宝玉を力強く握るとたちまち炎が上がる。

スキルにはエクスプロージョンと表示された。


「 なんだ。スキル? 」

「 やめろ。 強く意識するんじゃないぞ! 

発動してしまう!」

「 わかった! あばよ! 」


---エクスプロージョン!---


ズドンっと近くの草木を揺らすほどの大爆発!

一気に神殿は粉々に崩壊した。

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