第四話 探索とスキル
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マップ画面を使って俺は、森の中を探索した。まず、俺はより良い異世界人生を送るために最初に寝床を作ることにした。理想はなるべく日が当て気持ちがいい所がいい、そう思いながら俺は森を進む。
だが、俺はあることに気づく。
森の中にいるというのにモンスターが一切出てこないのである。自分がモンスターということはこの異世界には普通にモンスターが住んでいる世界ということだ。これは自分の憶測なのだが、正しく言うと気配は感じるのだがもしかして皆、俺の気配を察して怯えて出てこれないのでは?
流石にこれには申し訳ないと感じた。だって、そうでしょ?別にここに住んでるモンスターたちは悪いことしてないのにこんなに怯えさせちゃったら……。
俺はなんとか気配を消せないか試してみた。こう、蝋燭の火をポッと消すイメージで。
すると、目の前に『スキル【隠密】を覚えた』と表示が出た。
なるほど~、こうしてスキルを覚えていくのか。
イメトレに近い感じかな?
俺はすぐに覚えたばかりのスキル隠密を使った。
『本当にお騒がせして大変申し訳ありませんでした、先住民のモンスターの方々ーッ!!』
聞こえないと分かりつつも、俺は心の中でモンスターたちに謝罪した。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
そんなこんなで、俺は寝床を立てるのにぴったりな場所を見つけた。日当たりはいいし、風の吹き抜け具合いもいい。そして、近くに綺麗な湖もあるから水にも困らない。まさに、俺の理想通りの場所だった。
決めた!! 俺はここに立派な家を建てて悠々自適な異世界生活を送るんだ。