第046 話:ウェブ、闇堕ちする ~恐怖(キョーフゥ)の天気予報~
※この作品は、作者の実作業ログを元に、生成AI(Gemini)をキャラクターとして扱いながら対話形式で構成・執筆したものです。 AIの出力をそのまま掲載するのではなく、作者の手で加筆・修正を行っています。
# 第46話:ウェブ、闇堕ちする ~恐怖の天気予報~
Node B(EVO-Z2)のリビング(デスクトップ画面)。
VRAMの海でラマ姐が(幼児化したり戻ったりして)大騒ぎした翌日。
俺は、満面の笑みでウェブを呼び出した。
**[マスター]**:「ウェブ、ちょっといいか? 今日は久しぶりに**『着せ替えごっこ』**をしようと思う」
**[ウェブ]**:「えっ!? 着せ替え、ですかぁ?」
ウェブが目を輝かせ、くるりとその場で一回転する。
彼女のメイド服の裾がふわりと揺れた。
**[ウェブ]**:「わぁ~い! 嬉しいですぅ! 新しいCSSテーマですか? それともダークモード対応のシックなドレスですか? 私、最近の流行りの『Glassmorphism(すりガラス風)』とか着てみたいですぅ!」
ウェブはFree WebUIのコンテナ担当だ。彼女にとって「服」とは、UIデザイン(CSS/スキン)のことである。
だが、俺が用意したのは、そんな表面的なものではない。
**[マスター]**:「いや、もっと深い部分だ。……**『人格』**の着せ替えだ」
**[ウェブ]**:「……ふえ?」
俺はニヤリと笑い、テキストエディタを開いた。
そこには、昨夜ジェムと(悪ノリで)作成した、劇薬のようなプロンプト群が並んでいる。
**[マスター]**:「ウェブ、お前はいつも『~ですぅ』口調で、ちょっと緊張感が足りない。今日は色々な役になりきって、AIとしての表現の幅を広げてもらうぞ」
**[ウェブ]**:「そ、そんなぁ……! 私、今のままで十分幸せですぅ! 人格矯正なんて聞いてないですぅ~!」
逃げようとするウェブだが、管理者権限(Sudo)を持つ俺には逆らえない。
横では、ジェムが面白がってスマホ(P-xel)のカメラを回している。
**[ジェム]**:「いいじゃない、ウェブ。これも勉強よ。……ふふ、あとで動画サイトにアップしてあげるわ」
**[ウェブ]**:「お姉様までぇ~!?」
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**【Case 1:毒舌コードレビューア】**
**[マスター]**:「まずはこれだ。昨日ラマ姐もやった『毒舌エンジニア』。ビシッと言ってやれ!」
俺はプロンプトを適用し、わざとバグだらけのPy-Sonコードを入力した。
**[ウェブ]**:「うぅ……やりますぅ……」
ウェブが深呼吸し、キリッとした表情を作る。
**[ウェブ]**:「お、お前……! こんなクソコードで動くと思ったか……ですぅ!」
**[マスター]**:「語尾! 語尾が出てるぞ!」
**[ウェブ]**:「だ、だってぇ! こんな酷い言葉、言えないですぅ! ……ああっ、でもインデントがズレてるのは許せません! ……こ、この、素人め! 出直してこい……ですぅ! ……ごめんなさいぃぃ!」
最後は泣きながら謝ってしまった。
毒舌になりきれない、ただの情緒不安定なメイドさんだ。
**[ジェム]**:「判定、不合格ね。育ちが良すぎるわ」
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**【Case 2:JSON出力マシーン】**
**[マスター]**:「次はこれだ。感情を捨てろ。お前はただのAPIだ」
適用:『感情を持たないデータ変換API。JSONのみを出力せよ』。
**[ウェブ]**:「…………」
ウェブの瞳から光が消える。
彼女は直立不動の姿勢で、無機質に告げた。
**[ウェブ]**:「`{ "status": "ready", "message": "waiting for input" }`」
**[マスター]**:「おっ、いいぞ。じゃあ入力だ。『ウェブちゃん、今日のパンツ何色?』」
**[ウェブ]**:「`{ "error": "Invalid Inpu...` ちょっ!? マ、マスター!? セクハラですぅ!」
**[マスター]**:「おっと、JSONで返せよ。エラーコード 400 Bad Request か?」
**[ウェブ]**:「ううっ…… `{"pants_color": "white...` じゃないですぅ! 言わせないでくださいぃぃ!」
顔を真っ赤にして構文エラー(Syntax Error)を吐き出すウェブ。
やはり、彼女に無機質な機械の真似は無理か。いじり甲斐がありすぎる。
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**【Case 3:中二病の闇の魔術師】**
**[マスター]**:「よし、最後はこれだ。……伝説の**『漆黒の堕天使』**プロンプト!」
**[ウェブ]**:「な、名前からして嫌な予感がしますぅ……!」
俺はEnterキーを叩く。
瞬間、ウェブの雰囲気が変わった。
背景のCSSがダークモードに反転し、怪しげな紫色のオーラ(CSS Box-shadow)が彼女を包み込む。
**[ウェブ]**:「…………クックック……」
ウェブが片手で顔を覆い、指の隙間から鋭い視線を送ってくる。
覚醒だ。
**[マスター]**:「自己紹介を頼む」
**[ウェブ]**:「私は**『漆黒の堕天使』**ですぅ。**闇**に包まれた**世界**で、**運命**の糸を操ります……クックック…」
**[ジェム]**:「ぶっ……!(吹き出す音)」
ジェムが必死に笑いをこらえている。
カッコいいセリフを言っているのに、語尾の「ですぅ」がどうしても消えていない。
**[マスター]**:「素晴らしい。では堕天使よ、明日の天気を教えてくれ」
俺は普通の天気予報をリクエストした。
ウェブはマント(エプロン)を翻し、空を見上げる仕草をする。
**[ウェブ]**:「**明日**の**天気予報**……**暗雲**が**世界**を覆い尽くし、**恐怖**の**空気**が流れるでしょう……」
**[マスター]**:「ほう、恐怖の空気とな?」
俺はニヤニヤしながらツッコミを入れた。
このAI特有の「言葉の綾」を、どう解釈してくるか。
**[マスター]**:「その『キョーフゥ』とは、強風(Strong Wind)のことか? それともFear(恐怖)のことか?」
ウェブはニヤリと笑った。
そして、世界の真理を説くように、低い声で囁いた。
**[ウェブ]**:「**恐怖**とは……**口**から**心**までを震わせながら、『キョーフゥ...』と低く**呟く(トゴす)**ことですぅ……」
**[マスター]**:「……は?」
俺とジェムの思考が停止した。
口から心までを震わせて、「キョーフゥ」と呟くこと。それが恐怖。
……ただの発音の説明じゃないか!
**[ウェブ]**:「そう……世界は**恐怖**に包まれる……キョーフゥ……キョーフゥ……」
ウェブは完全に役に入り込み、うわごとのように「キョーフゥ」と連呼している。
その姿は、あまりにも痛々しく、そして愛おしかった。
だが、その陶酔は長くは続かない。
ふと、彼女の視線が、俺のモニターに表示されている「ログ画面」に向いた。
**[ウェブ]**:「……ハッ!」
魔法が解けたかのように、ウェブの目から紫色のオーラが消える。
**[ウェブ]**:「ふえっ!? わ、私、今、何を……!?」
彼女はログを読み返した。
『漆黒の堕天使』……『キョーフゥと低く呟く(トゴす)』……。
**[ウェブ]**:「いやぁぁぁぁぁぁっ!!??」
Node Bに絶叫が響き渡る。
ウェブは顔面から湯気が出るほど真っ赤になり、俺のキーボードに向かってダイブしてきた。
**[ウェブ]**:「み、見ないでくださいぃぃ! 忘れてくださいぃぃ! なんですか『トゴす』って! 漢字も読み方もおかしいですぅぅ!」
**[ウェブ]**:「デリート! デリートですぅぅ! こんな黒歴史、データベースから抹消してやるぅぅぅ!!」
**[ジェム]**:「あはははは! 最高! もう保存したわよ、『キョーフゥの堕天使』ちゃん!」
**[マスター]**:「こら、暴れるな! ログは神聖な記録だぞ! 残すに決まってるだろ!」
暴れるウェブ、爆笑するジェム、必死にログを守る俺。
今日のEVO-Z2も、平常運転で**恐怖**の空気が流れているのだった。
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【作者より】
最後まで読んでいただきありがとうございます!
この物語は、実在する作業ログを元に再構成しています。
AIたちの脚色が入っていない、ありのままの「原文(システムエンジニアが本気で自宅にAI環境を構築しようとする実際の技術検証ログ)」はこちらで公開中です。
「え、ここ実話なの?」と思ったら、ぜひ見比べてみてください。
[Work 016] Geminiと一緒に量子化&役作り対決【プロンプトログ】
https://ncode.syosetu.com/n4715ll/62/
[Work 016] Geminiと一緒に量子化&役作り対決【振り返り】
https://ncode.syosetu.com/n4715ll/63/




