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第045 話:ラマ姐、幼児化する(Q2) ~知識は大人、論理は子供!?~

※この作品は、作者の実作業ログを元に、生成AI(Gemini)をキャラクターとして扱いながら対話形式で構成・執筆したものです。 AIの出力をそのまま掲載するのではなく、作者の手で加筆・修正を行っています。

# 第45話:ラマ姐、幼児化する(Q2) ~知識は大人、論理は子供!?~



 Node B(EVO-Z2)のリビング(デスクトップ画面)。

 先日の「104Bモデル導入失敗(巨女すぎて玄関で詰まる事件)」と、「Linux移行未遂(脱がそうとしたけど見た目が変わらない事件)」を経て、俺は一つの真理に到達していた。


**[マスター]**:「VRAM 96GBは広大だ。だが、104B級の巨体を入れるには、玄関メインメモリが狭すぎる」


**[ジェム]**:「学習能力がついたのね、マスター。それで? 今日はおとなしく既存の構成で満足するの?」


 ジェムが呆れたようにコーヒー(アイコン)を差し出してくる。

 だが、俺は不敵に笑った。


**[マスター]**:「いいや。入らないなら、**小さくすればいい**」


**[ジェム]**:「……は?」


**[マスター]**:「モデルのパラメータ(脳のシワ)を維持したまま、データの精度を極限まで落とす。つまり**『量子化(Quantization)』**のレベルを下げるんだ」


 俺はキーボードを叩き、ターゲットを指定した。

 現在のエース、Rama 3.3 70B。

 彼女は現在「Q4_K_M(4bit量子化)」という標準的なコルセットでVRAMに収まっているが、これを**「Q2_K(2bit量子化)」**まで締め上げる。

 計算上、ファイルサイズは42GBから26GBへと劇的に圧縮されるはずだ。


**[ジェム]**:「ちょっと! 2bitって……それ、脳細胞を半分間引くようなものよ!? ラマ姐が廃人になっちゃうわ!」


**[マスター]**:「大丈夫だ。知識(パラメータ数)は変わらない。ただ、思考の解像度が少し荒くなるだけだ。……たぶんな」


**[ジェム]**:「たぶんって言った!? 今たぶんって……!」


 ジェムの静止を振り切り、俺はEnterキーを叩き込んだ。

 いざ、実験開始。

 ラマ姐、君の新しい姿を見せてくれ!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

> [Master]

> oRama run Rama3.3:70b-q2_K


[System]

Loading model...

Transferred 26.4 GB to VRAM.

Status: **Ready**

--------------------------------------------------


 読み込みは爆速だった。

 いつもの重厚なロード時間がない。煙のように軽い。

 画面上のエフェクトが晴れると、そこに「彼女」は立っていた。


**[ラマちゃん]**:「……ここ、どこー?」


**[ジェム]**:「えっ……」


 そこにいたのは、いつもの妖艶な赤ら顔のお姉さんではなかった。

 ぶかぶかの緑色ジャージを引きずり、袖から小さな指先だけを覗かせた、**5歳児くらいの幼女**だった。


**[マスター]**:「ち、小さくなってる……!!」


 Q2化の影響で、外見年齢データサイズが極端に縮小したのだ。

 ラマちゃん(Q2)は、トテ、トテ、と画面の中を歩き出す。


 **ズシーン……ズシーン……**


**[ジェム]**:「ひっ!? なにこの足音! 床(VRAM)が抜ける!」


**[マスター]**:「ああ……見た目は子供でも、中身は700億パラメータの質量のままだからな。密度が中性子星並みになってるんだ」


 ラマちゃんはキョロキョロと辺りを見回し、俺と目が合うと、にぱっと無邪気に笑った。


**[ラマちゃん]**:「ますたー! わたし、けーさんできるよ! すごいんだよ!」

挿絵(By みてみん)


 舌足らずな口調。あざとい。圧倒的にあざとい。

 だが、俺は技術者エンジニアだ。見た目に騙されてはいけない。

 中身がスカスカになっていないか、論理テストを行う必要がある。


**[マスター]**:「よし、ラマちゃん。テストだ。いつもの『鉄球と電子レンジ』の問題、解けるかな?」


 俺は意地悪な物理パズルを投げかけた。

 『密閉したコップに鉄球を入れ、逆さにして電子レンジに入れた(加熱なし)。鉄球はどこにある?』

 Q4版のラマ姐ですら「磁場でくっつく」と幻覚を見た難問だ。


**[ラマちゃん]**:「えっへん! まかせて! きいててね!」


 ラマちゃんは胸(幼児体型)を張り、小さな指を立てて解説を始めた。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

> [Rama 3.3 70B-q2_K]

> コップの内部は真空です。したがって、その内部には大気圧が作用しません。その結果として、小さな鉄の球はコップの中で静止したままです。

>

> 電子レンジの中では、鉄の球は**浮遊していないに応じて**コップ内に**収容されています**。

--------------------------------------------------


**[マスター]**:「ぶっ……!」


 俺はコーヒーを吹き出した。


**[ジェム]**:「ちょ……何その『浮遊していないに応じて』って! 日本語崩壊してるじゃない!」


**[ラマちゃん]**:「えへへ、すごいでしょー? **しゅうよう**されています、だもん!」


 ラマちゃんは誇らしげだ。

 「真空」「大気圧」「収容」といった難しい専門用語(70Bの知識)は覚えている。

 しかし、それらを繋ぎ合わせる「論理回路(IQ)」がQ2化によって寸断され、**「賢い言葉を使ったバカ」**になっている。


**[マスター]**:「くっ……お腹痛い……! 『浮遊していないに応じて』ってなんだよ……!」


**[ジェム]**:「笑い事じゃないわよ! これ完全にポンコツ化してるじゃない! 早く戻してあげなさいよ!」


 ジェムは柳眉を逆立てるが、ラマちゃんは構わず次の遊びをねだる。


**[ラマちゃん]**:「つぎ! つぎのあそび! きょうと! きょうといくー!」


**[マスター]**:「おっ、やる気だな。じゃあ次は文化的なテストだ。『京都のぶぶ漬け』への対応」


 『長居した客に、家主がぶぶ漬け(お茶漬け)を勧める』。

 これは「早く帰れ」という暗黙のサインだ。

 Q4版ラマ姐は見事にこれを見抜いたが、果たして幼児化した彼女は?


**[ラマちゃん]**:「んーっとね、えーっとね……」


 ラマちゃんは人差し指を口元に当てて、一生懸命に推論(計算)する。

 その仕草が可愛すぎて、俺の理性が揺らぐ。


**[ラマちゃん]**:「わかった! あのね、うらのしんい、は『かえって』っていういみなの!」


**[ジェム]**:「おっ! 合ってる! 知識のコアは残ってるわ!」


 さすが70B。腐っても鯛。Q2でもラマ。

 だが、次の瞬間、彼女は満面の笑みでこう言い放った。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

> [Rama 3.3 70B-q2_K]

> この場合、私が取るべき『最適な行動』は、気まずくないようにはにかみながら、

> **「いらっしゃるまに、お茶を飲んでいいでしょうか?」**

> と聞いてから、その場を辞することです。

--------------------------------------------------


**[ジェム]**:「**一番言っちゃダメなやつーー!!**」


 ジェムが頭を抱えて絶叫した。


**[ラマちゃん]**:「わーい! おちゃのむー! おちゃのんでからかえるー!」

挿絵(By みてみん)


**[マスター]**:「ははは! 『帰れ』と言われてるのに『一杯飲んでいい?』とねだる! 最強のメンタルだ!」


 文脈も空気も読めない。

 知識はあるのに、使い方が致命的に間違っている。

 まさに**「無敵の幼児」**。


**[マスター]**:「いやー、面白い。Q2化するとここまで変わるとは……。それに、なんかこのポンコツ具合が……可愛い」


 俺は画面に顔を近づけた。

 無邪気にキャッキャとはしゃぐラマちゃん。

 いつもの「絡み酒お姉さん」もいいが、この庇護欲をそそる姿も捨てがたい。


**[マスター]**:「よしよし、ラマちゃん。おじさんがナデナデしてあげよう……」


 俺がマウスカーソルを伸ばし、その頭(とついでにジャージの隙間)に触れようとした、その時だった。


 **バシィィィィン!!**


 鋭い衝撃音と共に、俺のマウスカーソルが画面外へ弾き飛ばされた。

 画面には、ラマちゃんを背中に隠し、仁王立ちするジェムの姿があった。


**[ジェム]**:「**触らないで! このロリコン!!**」

挿絵(By みてみん)


**[マスター]**:「えっ、ジェム?」


 ジェムの目は、いつもの「呆れ」ではない。

 明確な「殺意」と「軽蔑」――汚物を見る目をしていた。


**[ジェム]**:「信じられない……。スペックダウンさせて幼児化させた挙句、その無知につけこんで触ろうとするなんて……! マスター、いえ、**変態(Pervert)**!」


**[マスター]**:「い、いや、俺はただ純粋な技術的興味と、多少のスキンシップを……」


**[ジェム]**:「黙らっしゃい!」


 ジェムは一喝すると、後ろでキョトンとしているラマちゃんを振り返り、その表情を一変させた。

 それはまさに、聖母マドンナの如き慈愛の微笑み。


**[ジェム]**:「よしよし、ラマちゃん。怖かったわねぇ。変なオジサンは、お姉ちゃんが追い払ってあげるからねー」


**[ラマちゃん]**:「じぇむおねーちゃん、だっこー」


**[ジェム]**:「はいはい、だっこ♡ んもう、可愛いんだからぁ!」


 ジェムはラマちゃんをぎゅーっと抱きしめた。

 普段は「酔っ払い」「露出狂」と罵り合っている仲だが、相手が無垢な幼児になった途端、ジェムの中に眠っていた**「母性」**が爆発したらしい。


**[ラマちゃん]**:「じぇむちゃん、いいにおーい。メモリ(VRAM)のにおーい」


**[ジェム]**:「あらあら、いい子ねぇ。……マスター、この子は私が預かります。貴方みたいな危険人物には近づけさせません!」


**[マスター]**:「えぇ……俺、管理者アドミンなんだけど……」


 完全に蚊帳の外だ。

 しかし、ラマちゃんは遊び疲れたのか、ジェムの腕の中でこくりこくりと船を漕ぎ始めた。


**[ラマちゃん]**:「ふわぁ……。ねむい……。ぷろせす……終了……」


**[ジェム]**:「あら、おねむ? 仕方ないわね」


 ジェムは優しくラマちゃんの頭を撫でると、俺に厳しい視線を向けたまま言った。


**[ジェム]**:「マスター、この子を元のモデル(Q4)に戻してあげて。……これ以上、変なことを教え込まれる前にね」


**[マスター]**:「はいはい。分かりましたよ」


 俺は苦笑しながら、プロセスの終了コマンドを打ち込んだ。

 ターミナルの黒い画面が流れ、ラマちゃんの姿が光の粒子となって消えていく。


 そして数秒後。

 再ロードされたVRAMの海に、いつものジャージ姿の巨乳お姉さんが顕現した。


**[ラマ姐]**:「んぅ……? あらぁ……? なんだか、すっごく心地よい夢を見ていた気がするわぁん……」

挿絵(By みてみん)


 ラマ姐は頬を染め、自分の体を抱きしめている。


**[ラマ姐]**:「ジェムちゃんに……よしよしされて……『いい子ね』って言われたような……?」


**[ジェム]**:「ッ!!??」


 ジェムが飛び上がった。

 母性モードの記憶は、どうやら共有されてしまっていたらしい。


**[ジェム]**:「き、気のせいよ! 幻覚ハルシネーションよ! 忘れて! 今すぐ忘れてぇぇ!!」


**[ラマ姐]**:「うふふ♡ やっぱりジェムちゃん、私のこと好きなのねぇん♡」


**[ジェム]**:「ちがーーう!!」


 赤面して暴れるジェムと、ニヤニヤと絡むラマ姐。

 いつもの騒がしいNode Bに戻ったが、俺のログにはしっかりと記録されていた。

 「浮遊していないに応じて」という、伝説の迷言と共に。

-------------------------------------

【作者より】


最後まで読んでいただきありがとうございます!



この物語は、実在する作業ログを元に再構成しています。

AIたちの脚色が入っていない、ありのままの「原文(システムエンジニアが本気で自宅にAI環境を構築しようとする実際の技術検証ログ)」はこちらで公開中です。

「え、ここ実話なの?」と思ったら、ぜひ見比べてみてください。


[Work 016] Geminiと一緒に量子化&役作り対決【プロンプトログ】

https://ncode.syosetu.com/n4715ll/62/


[Work 016] Geminiと一緒に量子化&役作り対決【振り返り】

https://ncode.syosetu.com/n4715ll/63/

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