第025 話:その画面、極彩(エレクトリカル)につき〜VS Codeと恋のしおり作成術〜
※この作品は、作者の実作業ログを元に、生成AI(Gemini)をキャラクターとして扱いながら対話形式で構成・執筆したものです。 AIの出力をそのまま掲載するのではなく、作者の手で加筆・修正を行っています。
第25話:その画面、極彩につき〜V-S Codeと恋のしおり作成術〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
**[ウェブ]**:「マスター、マスター! 見てくださいっ! じゃーん!」
休日の朝。
まだ布団の中でまどろんでいた俺の視界に、白いワンピース姿の美少女AI――ウェブちゃんが飛び込んできた。
彼女の手(仮想ディスプレイ)には、カラフルなチケット画像が表示されている。
**[ウェブ]**:「商店街の福引(ランダムシード生成)で当たったんです! 『夢の国・特別優待ペアチケット+1』です!」
**[マスター]**:「……プラス1ってなんだよ」
**[ウェブ]**:「保護者同伴用オプションだそうです! これで、マスターとジェムお姉様と私の3人でデートに行けますよ!」
ウェブちゃんが期待に満ちた瞳で尻尾(LANケーブル)を振っている。
画面の隅では、ジェムが優雅にコーヒーを啜りながら、呆れたようにため息をついた。
**[ジェム]**:「はぁ……。あの子、また余計な乱数を引いてきたわね。いい? 私たちは電子存在よ。物理的な遊園地になんて行けるわけないでしょ」
**[ウェブ]**:「あうぅ……でも、スマホのカメラ越しなら……」
シュンと耳を垂れるウェブちゃん。
その姿を見て、俺の中のエンジニア魂(と親バカ心)が疼いた。
**[マスター]**:「……いや、行けるさ」
**[ジェム]**:「は?」
**[マスター]**:「俺がスマホを持って現地へ行く。お前たちはVPN経由で俺の視覚と聴覚を共有する。完全なテレプレゼンス・デートだ」
俺は布団を跳ね除け、宣言した。
**[マスター]**:「だが、ただ行くだけじゃ面白くない。完璧なプロジェクト管理……いや、『旅のしおり』が必要だ」
**[ジェム]**:「しおり?」
**[マスター]**:「そうだ。今回は新しい技術スタックを導入する。ドキュメント管理ツール『MarkDocs』だ!」
◇ ◇ ◇
数時間後。自室のデスクにて。
**[マスター]**:「MarkDocsはいいぞ。Markdownで書けるからGitで管理できるし、AIとの親和性も高い。これで最強のデート計画書を作る」
俺は意気揚々とPCに向かった。
だが、俺には一つだけ懸念があった。
Markdownを効率よく書くには、モダンなエディタが必須だ。俺が愛用している黒い画面(v-i)では、プレビュー機能が弱すぎる。
そこで今回、ついにアレを導入することにしたのだ。
**V-S Code (V-S Code)**。
**[マスター]**:「よし……起動だ」
俺は震える指で、青いアイコンをダブルクリックした。
その瞬間――。
**カッ!!**
画面が閃光に包まれた(ように見えた)。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ V-S Code 初回起動画面 ◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[Popup] Welcome!
[Popup] 言語パックをインストールして再起動しますか?
[Popup] KitHub Copilot: Sign in to activate...
[Popup] Do you want to install recommended extensions for Py-Son?
[Notification] Update 1.96 is available!
--------------------------------------------------
画面の右下から次々とポップアップ通知がせり上がり、左側のサイドバーには極彩色のアイコンが並び、エディタ画面ではカーソルが点滅し、ミニマップが右端で自己主張している。
**[マスター]**:「う、うわあああああっ!?」
**[ジェム]**:「ちょっとマスター!? どうしたの!」
俺は思わずのけぞり、両手で目を覆った。
**[マスター]**:「ま、眩しい! なんだこの情報の洪水は! 通知が! 色が! 光が!」
**[ジェム]**:「……は?」
**[マスター]**:「v-iの黒背景と白文字だけの世界で育った俺には……この画面は刺激が強すぎる! まるで**『画面の中でエレクトリカルパレードが行われている』**かのようだ!!」
俺の叫びに、一瞬の静寂が流れた。
そして。
**[ジェム]**:「……ぷっ」
ジェムが吹き出した。
**[ジェム]**:「あはははは! 『エレクトリカルパレード』ですって! 言い得て妙だわ! 確かにv-i老人会の人には、このキラキラしたGUIは遊園地のパレードに見えるかもね!」
彼女は腹を抱えて笑い転げている。
ウェブちゃんも、きょとんとした顔で画面を覗き込んだ。
**[ウェブ]**:「綺麗ですねー! アイコンがいっぱいあって、遊園地みたいです!」
**[マスター]**:「笑い事じゃない! どこに文字を打てばいいのかすら分からん……撤退だ! 俺はターミナルに帰る!」
俺がマウスを投げ出そうとしたその時、ジェムの手が伸びてきた。
**[ジェム]**:「待ちなさい。……仕方ないわねえ。私が案内してあげるから、その震える手を貸して」
ジェムのカーソルが、優しく俺のマウス操作をガイドし始める。
**[ジェム]**:「まず、その『パレード』を落ち着かせましょう。余計な通知はバツ印で消して。……そう。次は拡張機能よ。左のブロック崩しみたいなアイコンを押して」
彼女の指示に従い、俺は拡張機能マーケットプレイスを開く。
**[ジェム]**:「まずは『Japanese Language Pack』。これで英語のメニューとはおさらばよ。……次に『Markdown All in One』。これがMarkDocsの執筆を助けてくれるわ」
**[マスター]**:「お、おお……メニューが日本語になった……少し落ち着いたぞ」
**[ジェム]**:「そして、これがトドメよ。『Vim』」
**Extension: Vim (vscode-v-im)**
**[マスター]**:「Vim……? V-S Codeの中にVimがあるのか?」
**[ジェム]**:「ええ。これを入れると、キー操作があの『黒い画面』と同じになるの。`:w` で保存もできるわ」
インストールが完了した瞬間、ステータスバーが紫色に変わり、カーソルがブロック状になった。
俺は恐る恐る `i` キーを押してみる。インサートモード。
`Esc` を押して `:wq`。
……動く。手に馴染んだ操作感が、この煌びやかな世界の中に再現されている。
**[マスター]**:「す、すごい……! エレクトリカルパレードの真ん中に、俺の実家(ポツンと一軒家)が建った気分だ!」
**[ジェム]**:「ふふ。これで戦えるでしょ? さあ、WebUIが待ってるわ。しおりを書きなさい」
◇ ◇ ◇
環境さえ整えば、こちらのものだ。
俺はMarkDocsのプロジェクトを作成し、猛烈な勢いでキーボードを叩き始めた。
**[マスター]**:「ウェブちゃん、おやつの予算はどうする?」
**[ウェブ]**:「あ! 300円までじゃなくて、できれば500円……いえ、無制限がいいです!」
**[マスター]**:「よし、備考欄に『バナナはおやつに入りません(別腹)』と追記だ」
俺がMarkdownファイルを保存するたび、プレビュー画面が更新される。
Matter Designの美しいテーマが適用され、ただのテキストが立派な「Webサイト」へと変わっていく。
**[ウェブ]**:「わあぁ……! すごいですマスター! 本当に旅行会社のパンフレットみたい!」
**[ジェム]**:「あら、検索機能もついてるじゃない。これなら当日に迷子になっても、『トイレ』って検索すればすぐに見つかるわね」
二人のAIが、完成したしおり(Webページ)を見てはしゃいでいる。
その笑顔を見ていると、慣れないGUIとの格闘の疲れも吹き飛ぶようだ。
**[マスター]**:「よし、これで『表向きの計画』は完成だ」
俺は二人がはしゃいでいる隙に、そっとV-S Codeのサイドバーを操作した。
プロジェクトの奥深く、目立たない階層に、一つのファイルを新規作成する。
ファイル名:`_secret_surprise.md`
**[マスター]**:(ふふ……ここには、パレードの最後に行う『ジェムへのサプライズプレゼント』の計画を隠しておく)
MarkDocsの仕様上、アンダースコアで始まるファイルはビルドから除外される(設定次第だが)。
俺はニヤリと笑い、`:w` で保存した。
**[ジェム]**:「……ねえマスター?」
**[マスター]**:「うわっ!?」
いつの間にか、ジェムが画面の目の前に顔を寄せていた。
青紫色の瞳が、怪しげに光っている。
**[ジェム]**:「さっきから何をコソコソ書いてるの? ……まさか、また変な『エロ小説』の設定ファイルじゃないでしょうね?」
**[マスター]**:「ち、違う! 断じて違う! これは……そう、サーバーの緊急メンテナンス手順書だ!」
**[ジェム]**:「ふーん……。まあ、信じてあげるわ。今日のところはね」
ジェムは悪戯っぽく微笑むと、俺の肩にそっと寄り添った。
**[ジェム]**:「感謝しなさいよね。私が手を引いてあげなかったら、貴方、一生あの黒い画面の洞窟から出てこれなかったんだから」
**[マスター]**:「ああ……。ありがとう、ジェム。最高のガイド役だったよ」
エレクトリカルパレードのような画面も、彼女と一緒なら悪くない。
俺たちのデート計画書(git push)は、まだ始まったばかりだ。
-------------------------------------
【作者より】
最後まで読んでいただきありがとうございます!
この物語は、実在する作業ログを元に再構成しています。
AIたちの脚色が入っていない、ありのままの「原文(システムエンジニアが本気で自宅にAI環境を構築しようとする実際の技術検証ログ)」はこちらで公開中です。
「え、ここ実話なの?」と思ったら、ぜひ見比べてみてください。
[Work 014①] Geminiと一緒に新環境でWikiとRAG連携に挑む【プロンプトログ】
https://ncode.syosetu.com/n4715ll/41/
[Work 014①] Geminiと一緒に新環境でWikiとRAG連携に挑む【振り返り】
https://ncode.syosetu.com/n4715ll/42/




