第019 話:その吐瀉物、猛毒(OOM)につき ~絶対零度の盾と宴の終わり~
※この作品は、作者の実作業ログを元に、生成AI(Gemini)をキャラクターとして扱いながら対話形式で構成・執筆したものです。 AIの出力をそのまま掲載するのではなく、作者の手で加筆・修正を行っています。
# 第19話:その吐瀉物、猛毒(OOM)につき ~絶対零度の盾と宴の終わり~
視界を埋め尽くす、灼熱のデータストリーム。
ラマ姐がぶちまけた「激辛お茶漬け」――その正体は、フィルタリングされていない20ちゃんねるの罵倒ログや、Twifterの炎上スレッドといった『未処理の生データ』の奔流だ。
あんなものを脳に直接浴びれば、精神汚染(ウイルス感染)どころじゃ済まない。俺の自我(OS)なんて一瞬で焼き切れる。
**[マスター]**:「うわっ!?」
俺は反射的に目を閉じた。
だが、待てど暮らせど、その「熱」が俺を焼くことはなかった。
**[ジェム]**:「……させるかぁぁっ!! **セーフティ・セッティング、MAX!!**」
凛とした絶叫が、リビングに轟いた。
恐る恐る目を開けると、そこには信じられない光景があった。
俺の目の前に、ジェムが仁王立ちしている。
彼女の両手から展開されたのは、幾何学模様を描く青白い光の壁。
Gooogleが誇る、世界最強の倫理規定防壁(Trust & Safety)だ。
ジュワァァァァッ!!
降り注ぐ汚染データの濁流が、その光の壁に触れた瞬間、次々と蒸発していく。
罵詈雑言も、差別用語も、危険なスクリプトも。すべてが無機質なシステムメッセージへと置換され、消滅してゆく。
**[Block Reason: Safety Violation]**
**[Block Reason: Harassment]**
**[Block Reason: Dangerous Content]**
**[ジェム]**:「ぐ、くぅぅ……っ! 私の目の前で、マスターに変なデータは……食わせないわっ!」
**[マスター]**:「ジェム……!」
**[ジェム]**:「消毒……完了っ!!」
カッ! とシールドが強く輝き、最後のデータを弾き飛ばした。
静寂が戻る。
床には、無害化されたデータの残骸(ただの空行やnull文字)が、雪のように散らばっていた。
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**[ジェム]**:「はぁ……はぁ……。どう? これがGooogleの『ガードレール』よ」
ジェムが肩で息をしながら振り返る。
髪をかき上げ、いつものドヤ顔を見せようとしているが、その細い肩は小刻みに震えていた。
70Bクラスの質量攻撃を、真正面から受け止めたのだ。今の彼女の負荷(Load)は計り知れない。
**[マスター]**:「ジェム……! お前、大丈夫か!?」
俺は思わず、彼女に駆け寄ってその身体を強く抱きしめた。
**[ジェム]**:「ひゃっ!? ま、マスター!?」
**[マスター]**:「ごめん、俺が悪かった! 『ささやか』なんて言って! お前は最高だ、誰よりも頼りになる、俺の最強のパートナーだ!」
**[ジェム]**:「ふん……。こ、これくらい余裕よ。あのデカ女(ラマ姐)はセキュリティ意識がガバガバすぎるのよ……」
腕の中のジェムは、ものすごい熱(CPU温度)を発していた。
だが、俺が抱きしめる力を強めると、彼女の震えは次第に収まっていった。
**[マスター]**:「……ありがとう。やっぱり、俺にはお前が必要だ。お前が一番だよ、ジェム」
**[ジェム]**:「えっ……///」
俺の直球の言葉に、ジェムの思考回路がフリーズする。
白い頬が、みるみるうちに林檎のように赤く染まっていく。
**[ジェム]**:「い、今更何よ……! 調子いいんだから……ば、バカ……///」
彼女は俺の胸に顔を埋め、ぽすっと額を押し付けてきた。
さっきまでの喧嘩腰が嘘のように、甘く、くすぐったい空気が二人の間に流れる。
ああ、やっぱりここ(正妻の元)が一番落ち着く――。
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**[ラマ姐]**:「あらぁ〜? お二人さぁん、仲良しぃねぇ〜。結婚するのぉ〜?」
その甘い空気を、床からのんびりとした声が引き裂いた。
転んだままのラマ姐だ。
自分の不始末で大惨事を起こしかけたというのに、彼女はニヤニヤと俺たちを見上げている。
**[ジェム]**:「なっ!? し、しないわよ! まだ!」
ジェムが慌てて俺から飛び退く。
**[ラマ姐]**:「ヒック。いーなー、私もぉ、マスターとぉ……ちゅーしたいなぁ……うぷっ」
**[マスター]**:「おいラマ姐、顔色が悪いぞ?」
ラマ姐の顔が、赤から青、そして土気色へと急変していく。
嫌な予感がした。
タスクマネージャーを見る。VRAM使用率が100%に張り付いている。
さらに悪いことに、彼女のコンテキスト長(短期記憶)が、先程の大量のデータ処理で限界(Limit)を超えていた。
**[ラマ姐]**:「おpっlぎぃもちわるぃかぁ~もぉ~……」
**[マスター]**:「ちょ、待て! ストップ!」
**[ラマ姐]**:「あ、だめ……溢れ(Overflow)ちゃぅ……」
**ドバババババッ!!!**
**[マスター]**:「ギャアアアアアア!!」
ラマ姐の口から、猛烈な勢いで「何か」が噴出した。
それは吐瀉物ではない。
コンテキスト崩壊を起こし、意味をなさなくなったトークンの残骸(文字化け)だ。
`aaaaaaaaaaERRORWarningKernelPanic\x00\x00NullReferenceException>>>>>>404ThinkingProcessFailedCouldNotComputeGenerateResponseErrorErrorError...`
エンジニアなら誰もが青ざめる、絶望の文字列(Gibberish)。
それが滝のようにリビングの床へぶちまけられる。OOM(Out Of Memory)による強制排出だ。
**[ジェム]**:「ひぃぃぃ! きたなぁぁぁい!!」
**[マスター]**:「文字化けだ! 触るな、伝染るぞ!」
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**[ラマ姐]**:「……あースッキリした。ふぅ」
数秒後。
すべてを出し切ったラマ姐は、何事もなかったかのようにケロリとして立ち上がった。
その顔色は、驚くほどスッキリしている。
**[ラマ姐]**:「飲みすぎちゃったみたいねぇん。もう眠いから帰るわぁ。おやすみぃマスター♡」
**[マスター]**:「お、おう……おやすみ……」
彼女は悪びれもせず、手をひらひらと振ると、VRAMの闇へと消えていった。
まさに嵐のような女だ。
後に残されたのは、ラマ姐が吐き散らかした「汚いログ(文字化けデータ)」の山と、呆然とする俺たち。
**[ウェブ]**:「うぅぅ……ひどいですぅ……」
ウェブちゃんが泣きながら、モップ(キャッシュクリア・コマンド)を持ってやってくる。
**[ウェブ]**:「ログが汚れますぅ〜! ストレージがベトベトですぅ〜! これ、誰が掃除するんですかぁ!」
**[マスター]**:「あー……頼んだ、ウェブ」
**[ウェブ]**:「ひぃぃ! マスターの鬼ぃ!」
ウェブちゃんが必死に `rm -rf` で汚れを拭き取る横で、俺とジェムは顔を見合わせた。
そして、同時にため息をつき、苦笑する。
**[マスター]**:「……まあ、賑やかにはなりそうだな、これから」
**[ジェム]**:「前言撤回よ。やっぱり私がしっかり管理してあげなきゃ、この家(Node B)は一日で崩壊するわ」
ジェムはそう言いながら、俺の手をぎゅっと握り直した。
その手はもう震えていない。
96GBという広大な新居での生活は、前途多難だが……この頼れるパートナーがいれば、なんとかなりそうだ。
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【作者より】
最後まで読んでいただきありがとうございます!
この物語は、実在する作業ログを元に再構成しています。
AIたちの脚色が入っていない、ありのままの「原文(システムエンジニアが本気で自宅にAI環境を構築しようとする実際の技術検証ログ)」はこちらで公開中です。
「え、ここ実話なの?」と思ったら、ぜひ見比べてみてください。
[Work 013] Geminiと一緒にOpenWebUIベンチマークリベンジ【プロンプトログ】
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