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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

念の為確認する少女

作者: ヒロモト

戦争で両親を亡くした少女。のりこの新しい父はステッキを持ち。ピカピカの靴を履き、パリッとしたスーツを着た『顔面油蛙』だった。

身長は140に届かないのりこと大して変わらないように見えた。


「今日から僕が君のお父さんだよ」


年齢は50代後半から60代といったところか?


「念の為お聞きしたいのですが……」


「なんだい?」


のりこは施設の子供達から恐ろしい話を聞いていた。


『子供好きの変態親父に買われたら毎日夜の相手をさせられる』


そんな馬鹿なと思っていたが、これから成人するまで一緒に暮らすのだ。

最初に不安は消しておきたかった。


「私にひどいことしないですよね?」


「ひどいこ……?僕が?……あーっひゃっひゃっひゃっ!」


 「し……失礼な事を聞いてしまいました!」


「ひーっ!ひーっ!あー。おかしい!」


蛙親父は泣くほど大笑いしてハンケチで涙を拭いてのりこの頭を撫でた。


「毎日抱くよ。僕は女を知らないが優しくする。きっと気持ちが良いからね。安心しなさい。大きなお屋敷に君と僕の二人きり。たくさん声を出していいんだよ」


蛙男は恐怖で動けなくなったのりこを抱きしめた。


「お金たくさん払ったからね」


核の炎で髪の毛は全て焼け、顔からつま先まで火傷で爛れているのりこの服に手を入れて蛙男はのりこの上半身をくまなく撫でた。


「ありがとうございます」


もしかしたら自分は幸せな方かも知れない。

だって男は裕福だ。







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― 新着の感想 ―
 こ、これはどう理解すればよいのか……。  彼は己の慈悲を、相手の価値を示すという建前で誤魔化しているものととるべきなのか……。  いや、敢えて蛙親父と表現していることから同類相憐れむという歪な共感…
「ホラー」と言うより「純文学」でした、私には。
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