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サクラちゃんと街でデートをしました(その21)

悪役令嬢は、主人公ヒロインを溺愛します


その21とその22とその23は、同じ時間軸です


~その21~


私は、トラックに吹っ飛ばされて死んで乙女ゲームのA kingdom doomed to ruin~2人が繋ぐ物語~の残酷で残忍で有名な悪役令嬢のスミレ・モスキートに転生しました。

念願だった乙女ゲームのしかもA kingdom doomed to ruin~2人が繋ぐ物語~の世界に転生できるのは、嬉しくて夢のようでした。

そして私の推しの主人公ヒロインのサクラに出会えたのも幸せ過ぎました。

しかも悪役令嬢の私スミレの妹だなんて姉の立場を利用して妹の主人公ヒロインのサクラちゃんを私色に染め上げれるかもって思い自然とニヤニヤしました。


でもフォーチュン学園の入学試験や特訓やレアモンスターのゴールドスライスの群れの討伐などでやり過ぎて他の人達に迷惑をかけて破滅フラグが近づいて来そうで怖くなりました。

でもフォーチュン学園の入学試験に私もサクラちゃんも2人とも合格できてフォーチュン学園に入学できて良かったって思いました。

そしてフォーチュン学園の入学準備をするために1度屋敷に戻りました。

屋敷に戻ると乙女ゲームのアーク王国の王子のガーベラ・ウォーカー様が屋敷に尋ねました。

ガーベラ様が私に隠れてサクラちゃんといちゃいちゃしていました。

私は、サクラちゃんといちゃいちゃできるだなんてガーベラ様が羨ましくなりました。


「サクラちゃん、フォーチュン学園に入学する準備は、終わりましたか?」


私は、ガーベラ様が帰ったのを確認するとサクラちゃんに学園の入学の準備が終わったのか質問をしました。


「え、えっと……大体は、終りました……

でもまだ準備ができていない物もあります……

そ、それでその……」


サクラちゃんは、何かをお願いをしたそうに目をうるわせて上目遣いで私を見つめました。


「くすっ、それならば私と一緒に街に出掛けて学園で必要な物を買いませんか?

私も学園に必要な物を買おうと思っていたのですよ。

それに1人で出掛けるよりもサクラちゃんと出掛ける方が楽しいですからね」


私は、サクラちゃんのしぐさが可愛らしくて愛しそうに小さくクスって笑いました。


(はーー、はーー、これは、サクラちゃんとデート出来るチャンスでは、ありませんか!?

サクラちゃんとデートであんなことやこんなことやははたまた(ピー)や(ピー)や(ピー)までも出来るかもしれませんよね!?

このサクラちゃんとデートが出来る機会を逃す訳に行きませんよね!)


内心興奮したように息を荒くするのをどうにか我慢しました。


「あ、ありがとうございます、スミレお姉様。

ぜ、是非、スミレお姉様と一緒に買い物に行きたいです!」


サクラちゃんは、私の提案を聞いて嬉しそうに私に間近に近づいて私を見つめました。


「それならば決まりですね。

では、早速出掛けましょう、サクラちゃん!」


私は、サクラちゃんが私と出掛けるって言葉を聞いて嬉しそうにニッコリと笑いました。

そして右手をサクラちゃんの方に向けて手を繋いで出掛けるのを提案をしました。


「は、はい、失礼します……」


サクラちゃんは、緊張しながら私の手を握り締めました。


(はうっ!?

サ、サクラちゃんの握り締めた手がすべすべしていて温かくて手が小さくてまるで子供の手を握り締めているようで何て言うか……ズバリ萌えます!

はーー、はーー、このままずっとサクラちゃんの手を堪能していたいです!?)


私は、サクラちゃんの手を握り締める感覚が気持ち良くて息を荒くてしてサクラちゃんの手を握り締めた感触が我慢できなくて鼻血を出そうとするのをどうにか我慢しました。


「そ、それでは、行きましょう、サクラちゃん」


私は、自分の邪な考えを圧し殺してサクラちゃんにばれないように優しく微笑みました。


「は、はい……」


サクラちゃんは、緊張したように頷いて照れ笑いを浮かべて私の手を握り返しました。


(はうっ!?サクラちゃん照れ笑いをしたしぐさが可愛らしすぎます!?

マジ天使です!?)


私は、サクラちゃんの照れ笑いを浮かべた姿が可愛らしすぎて鼻血をだらだらと流しそうになるのをどうにか我慢しました。


私とサクラちゃんは、手を握り締めて始めに街の雑貨屋さんに来ました。


「わーー、可愛らしい小物が沢山ありますね!?

これなんかハートの形をした双子のウサギのシャープペンです!?

しかも同じシャープペンが二本でセットで買えます!?」


私は、ハートの形をした双子のウサギのシャープペンをニコニコしながら見つめました。


「わーー……本当に可愛らしいシャープペンですね……」


サクラちゃんも目をキラキラ輝かせてハートの形をした双子のウサギのシャープペンを見つめました。


「あっ、そうです!


はい、サクラちゃん、1つどうぞです!

さすがに同じシャープペンを2つも持っていて仕方がありませんからね。

宜しかったら1つ使ってください」


私は、ハートの形をした双子のウサギのシャープペンの2つセットになっている物を買うとハートの形をした双子のウサギのシャープペンを1つをサクラちゃんに渡しました。


「えっ……このシャープペンを私にくれるのですか……?

あ、ありがとうございます、スミレお姉様。

このシャープペンを大切に使わせてもらいますね」


サクラちゃんは、ハートの形をした双子のウサギのシャープペンを大切そうに握り締めて嬉しそうに微笑みました。


「はい、そうしてもらえると嬉しいです」


私は、サクラちゃんがハートの形をした双子のウサギのシャープペンを大切にしてくれるのが嬉しくてニッコリと笑いました。


(えへへーー、サクラちゃんがこのハートの形をした双子のウサギのシャープペンを大切に使ってもらえるのは、嬉しいよね!

だってこのハートの形をした双子のウサギのシャープペンは、本当は、恋人同士のペアロックとして売られている2つセットのシャープペンなんだよね!

つまりサクラちゃんと恋人同士って事だよね!

うぇへへーー、サクラちゃんと恋人同士みたいだなんて嬉しいかも!)


私は、内心邪な考えを駄々漏れになりました。


「サクラちゃん、他に買う物とかありますか?」


私は、邪な考えを押し込むように優しく微笑み買い物は、もう大丈夫なのか質問をしました。


「は、はい、欲しい物は、買いました。

だから買い物は、もう大丈夫です……」


サクラちゃんは、買った物の入った袋を握り締めて緊張したように返事をしました。


「それならば屋敷に戻る前に街を散歩しませんか?」


私は、まだサクラちゃんといたくてサクラちゃんが警戒しないように優しく微笑みました。


「は、はい、スミレお姉様と一緒に散歩に行きたいです」


サクラちゃんは、両手を前で握り締めて私に近づき一生懸命私と一緒に散歩に行きたい事を知らせました。


「それならば決まりですね。

行きましょう、サクラちゃん」


私は、サクラちゃんの方に右手を向けて握り締める事を提案をしました。


「は、はい、行きましょう、スミレお姉様……」


サクラちゃんは、恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて私の差し出した手を握り締めした。

私は、サクラちゃんの手を握り締めて街を歩いて散歩しました。

でも日差しが強かったです。


「『天使の羽』


どうですか、日差しが暑くないですか?」


私は、魔法で背中に天使の羽を出してサクラちゃんを包み込んで日差しからサクラちゃんを護りました。


「あっ……は、はい、日差しが暑くないです。

ありがとうございます、スミレお姉様……」


サクラちゃんは、サクラちゃんを包み込んだ私の羽を触り幸せそうに微笑みました。


ふと仲が良さそうな男女の恋人同士のカップルを見掛けました。

だから男女の恋人同士のカップルに萌えて男女の恋人同士のカップルに近づきました。


「こんばんわ、暑いですね。

それに羽虫が多くて困りものですよね」


私は、優しく微笑んで恋人同士の男女のカップルに話掛けました。


「な、何を言っているのだ……?」


恋人同士のカップルの男性は、戸惑いながら私を見つめました。


「っ!?


『ニードルショット!』」


私は、小さな虫の魔物がカップルの男性を襲おうとしていました。

だから土魔法の魔法針を小さな虫の魔物に向かって放ちました。

小さな虫の魔物を倒す事ができました。

でもカップルの男性の顔のすれすれにニードルショットが通過しました。


「ひっ!?」


カップル男性は、驚いたように地面に尻をつきました。


「すいません、今度は、確実に狙います。

怖くないように一思いに行きます。

ですから安心をしてください」


私は、今度、カップルの男性を魔物が襲ってきたらカップルの男性に驚かさないように安全に魔法を放つ事を約束しました。


「ひ、一思いに!?

し、失礼しました!?」


カップル男性は、慌てて私から逃げていきました。


(あっ、こ、これって私の残虐非道の噂が広まるって事ですよね!?

破滅フラグが発生する前兆だったりしますか!?)


私は、カップル男性を怖がらせて破滅フラグが発生するかもって思い冷や汗を出しました。


「あ、あの、助けてくれてありがとうございました……」


カップル女性は、虫の魔物からカップル男性を護ってくれたことを頭を下げて感謝を表しました。


「いえ、もう少しだけ上手く助ける事が出来れば良かったのですが……

怖い思いをさせてすいません……」


私は、カップル男性を怖い思いをさせたのが申し訳なくて頭を下げて謝りました。


「いえ、十分助けてもらいました……」


カップル女性は、恋する乙女のようにほんのり顔を赤らめて幸せそうに微笑みました。


「この辺りは、羽虫(まもの)が多いですから気をつけて帰ってくださいね」


私は、優しく微笑んで気をつけて帰るのを提案をしました。


「は、はい、解りました。

ありがとうございます……」


カップル女性は、頭を下げてお礼を表すと去って行きました。


「……やっぱりスミレお姉様は、凄いです……」


サクラちゃんは、私が小さな虫の魔物からカップル男性を護ったのを見て恋する乙女のように両手を前で握り締めてうっとりとしました。


「いえ、もう少しだけ上手く助けられたのだと思います。

私もまだまだですね……」


私は、カップルの男性を上手く助けられなくて困ったように苦笑いを浮かべました。


「いえ、スミレお姉様は、何も間違えていません!

あれが最適な判断だと思います!」


サクラちゃんは、興奮したように息を荒くして私に近づきました。


「……ありがとうございます、サクラちゃん」


私は、サクラちゃんに慰められるのが嬉しくて少しだけ微笑みサクラちゃんを優しく抱き締めました。


「い、いえ、あ、あの……どういたしましてです、スミレお姉様……」


サクラちゃんは、私に抱き締められて恥ずかしそうに顔を赤らめて私を抱き締め返して照れ笑いを浮かべました。

私とサクラちゃんは、しばらく抱き締め合いました。

私とサクラちゃんは、ゆっくりとどちらともなく離れました。


「それでは、散歩もこれぐらいにして屋敷に戻りましょう、サクラちゃん」


私は、サクラちゃんと抱き締めていたのが恥ずかしくなり照れ笑いを浮かべました。


「は、はい、解りました、スミレお姉様……」


サクラちゃんも私に抱き締めていたのが恥ずかしくなり照れ笑いを浮かべました。

私とサクラちゃんは、控え目に手を握り締めて自分の屋敷に戻りました。

屋敷に戻ってもサクラちゃんとのデートが楽しかったですから興奮が収まりませんでした。

だから外を1人で散歩して冷たい夜風を感じて落ち着かせようとしました。


「あれ、スミレお姉様、出掛けるのですか?」


屋敷を出ようとするのをサクラちゃんに見つかりました。

そしてきょとんも首を傾げて何処に出掛けるのか質問をしました。


「はい、少しだけ夜風に当たろうと思います。

直ぐに帰ります。

ですから安心をしてください」


私は、サクラちゃんを安心をさせるように優しく微笑みました。


「そうですか……

スミレお姉様が日頃何をしているのかを知っています。

でもむちゃだけは、しないでくださいね……」


サクラちゃんは、心配そうに私を見つめました。


「はい、むちゃは、しません。

ですから安心をしてくださいね」


私は、外で夜風を感じて散歩するだけなのにサクラちゃんが心配性だなって思いました。

私は、魔法で天使の羽を出して街を散歩しました。


「んーー、夜風が気持ち良いですね……」


私は、夜の街が気持ち良くて気分が解放して背中に魔法で天使の羽を出しました。


「……うぅ……虫がうっとうしいですね……


『ファイヤーマシンガンショット!』」


私は、街の裏通りを通ると沢山の虫が私に寄ってきました。

あまりにも虫達がうっとうしかったから虫達に向かって沢山の炎の弾丸を放ちました。

虫達を全て燃やしました。


「うん、虫は、燃やすに限りますね」


私は、全ての虫を燃やしたのを見て満足そうに頷きました。

そしてしばらく街を散歩しているとまた虫達が私に近寄って来ました。


「あーーまたですか!?


『ファイヤーマシンガンショット!』」


虫達がうっとうしかったから虫達に向かって沢山の炎の弾丸を放ちました。

虫達を全て燃やしました。

歩く事に虫が寄ってきましたから全ての虫を炎で燃やしました。


「はーー……まったく虫が多いですよね……

今回は、散歩をこれぐらいにして屋敷に戻りましょう……」


私は、街を歩く事に虫が寄ってきました。

その虫を全て燃やしました。

あまりにも虫がうっとうしくてうんざりしました。

そして屋敷に戻るとサクラちゃんが玄関で待っていました。


「お、お帰りなさい、スミレお姉様。


そ、その……スミレお姉様、またむちゃをしたのですね……」


サクラちゃんは、私の姿を見て安心をしたように微笑みました。

そして心配性に私を見つめました。


「え、えっと……すいません、サクラちゃん」


私は、サクラちゃんを心配させたのが申し訳なくて頭を下げて謝りました。


「あっ!?

い、いえ、そ、その謝らないでください。

私は、スミレお姉様が大切です。

だからどうしてもスミレお姉様が心配です……

ですからスミレお姉様が謝る事は、ありません。

だから私の事を思うのでしたらむちゃは、しないでください……」


サクラちゃんは、控え目に私の両手を握り締めて心配そうに見つめました。


「サクラちゃん……解りました。

もうむちゃは、しませんから安心をしてくださいね」


私は、サクラちゃんが安心が出来るようにサクラちゃんの両手を握り返して優しく微笑みました。


「……ありがとうございます、スミレお姉様。

よろしくお願いしますね、スミレお姉様……」


サクラちゃんは、私の言葉を聞いて安心をしたように微笑んで私の両手を握り返しました。

私は、サクラちゃんが安心が出来るようになるべくむちゃをしないように気をつけようって改めて決心しました。



~続く~

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