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1 始まり
初作品のため、ぐだぐだかもしれません。
部屋の外から悲鳴が聞こえる
騒がしい足音に混じって、銃声が聞こえる
どうやら、侵入者のようだ
まあ、私には関係ないか
どこにいっても同じだろう
ドンッ! ガンッガシャン!
豪快な音と共に、部屋のドアがふっ飛んだ
ドアのあった場所には男が立っていた
この男が侵入者だろう
男は部屋を見渡し、隅で座り込んでいる私を見つけた
男は私を見つけると、驚いたように少し目を見開いた
「君はどうしてここに居るんだい?」
そう問ながら、私にゆっくりと近づいてきた
私は何も答えない
ただ目の前の男を見つめる
男は私のすぐそばまで来た
私は動かず、男を見つめ続ける
「おいで」
初めて差し伸べられた手に、私はどうすべきかわからなかった
困惑する私を見て、男は私の体を抱きしめた
ますます困惑する私のことなどかまわずに、そのまま男は私を抱き上げた
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