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僕の1年異世界短記   作者: 千本桜
2/2

第2話 いざ、異世界へ

チュンチュン。

小鳥の鳴き声がする。

あれ、うちの家から聞こえたっけ。

明かりがまぶしい。

起き上がってみると。

ん!?

目の前には木、木、木。

・・・・・。




あれぇ!?

俺ん家の部屋じゃないぞ!?

その少年は盛大に困っていた。

まさかの夢でした、というオチはないのか。

自分の頬をつねってみる。

普通に痛い。

夢ではないのか。

今まで普通に生活してきたのになぁ。

少年の名は仲田新。

成績、スポーツの腕前、その他もろもろ

他の人よりはまぁいいほう、という子だった。

いわゆる中の上、と呼ばれるやつだ。

つまり、一般的な生徒よりは優れていたが、

そこまでだった。

部活は帰宅部。

家に戻るとゲームへと熱中し、あまり人と接する

ことが無かった。

そんな俺がいったい何をしたんだ。

じっくりと考えたいところだったが、

腹のほうは我慢してくれないようだ。

ぐぅ、と腹がなる。

辺りを見渡して、なにか食べるものがないか探してみた。

しかし、特に食べられそうな木の実などついていなかった。

ひとまず森を出よう。

そう考えたアラタであった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


森を出るのにはあまり時間がかからなかった。

森を出ると、

なんだこりゃ・・・。

そこには自分がよくみた景色が広がっていた。

けれど、明らかに自分が毎日みている景色とは

違う点があった。

人がいない。

人っぽいのはいる。

しかし、どの人?を見ても自分が思う人、ではなかった。

獣耳に獣のしっぽ。

ふさふさとした毛並み。

牙や鱗をもつ人もいた。

「よってらっしゃい、見てらっしゃい!

果物セールだよぉ!」

「今日はとれたて野菜が割引だ!」

その人たちは日本語を話していた。

自分の国の日本語だ。

少なくとも言語の問題は無さそうだ。

しかし、金銭的問題はどうしよう。

一応、小銭はポケットに入っていたが、多分使えないのであろう。

その証拠に、客と店側の商人が売買するときに使っている硬貨らしきものが、違う。

どの硬貨も見たことが無い。

他の持ち物も確認してみる。

飴玉、スマホ、充電バッテリー、筆箱等々があったが、どれも使えそうなものが無い。

ちなみにスマホは圏外だった。

ひとまずこの空腹をなんとかしたい。

飴玉をなめているが、これでは空腹は解消されない。

どうすればよいのだろうか。

ようやく第2話が投稿出来ました。

遅くなってすみませんでした。

さて、今回は主人公であるアラタの世界での生活、そして異世界の状況をかきました。

1話で出てきたキャラについてはまだ時間がかかり、登場は当分先だと思います。

今のところ、3話もかき終わっていますが、

いつ投稿出来るか分からないので、次の投稿は未定とさせていただきます。

出来るだけ早めに投稿します。

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