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序章
シロエ「ボク達はエルダーテイル大災害を確かに経験し、大戦闘の末帰還した。」
現実世界ではあの時、ノーアスフィアの開墾から時間が止まっていた。それとも時間が巻き戻されたのか…。
ただ、ボク達共通の現実は大災害の記憶は皆に残っていて、今エルダーテイルというゲームは存在しなくなっていた…。
残ったのは、現実世界の自分達には言い表せない消失感と脱力感、つまらない日常とレールの上を歩く様な自分の未来。
そんな時、北海道から招待状が届いた。
差出人は班長。
詳しい内容はなかったが、2枚の航空券と直継と会食のお誘いだった。
この時、まさか、ボクの新たな戦場が始まるとは思いもよらなかった。