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だらだらとした映画語り  作者: 因幡雄介
映画コラム
51/64

『クロール 凶暴領域』 ワニの都市伝説を知ってるかい【70点】



【あらすじ】




 最大級のハリケーンに見舞われたフロリダを舞台に、凶暴なワニの巣窟と化した家に閉じ込められた父娘の運命を描いたサバイバルスリラー。


 大学競泳選手のヘイリーは、疎遠になっていた父が、巨大ハリケーンに襲われた故郷フロリダで連絡が取れなくなっていることを知る。


 父を捜しに実家へ向かったヘイリーは、地下室で重傷を負って気絶している父を発見。しかしその瞬間、背後から何者かに襲われ、地下室の奥へと引きずり込まれてしまう。


 浸水のタイムリミットが迫る中、大量発生したワニのテリトリーとなった思い出の我が家から、負傷した父とともに脱出を図るヘイリーだったが……。


 主人公ヘイリーを「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」のカヤ・スコデラーリオ、彼女の父を「プライベート・ライアン」のバリー・ペッパーが演じる。


「ドント・ブリーズ」のサム・ライミ製作のもと、「ヒルズ・ハブ・アイズ」のアレクサンドル・アジャ監督がメガホンをとった。




【因幡さんの映画語り】




 スパイダーマンで有名なサム・ライミだが、実は『ドント・ブリーズ』というホラー映画を撮っている。


 簡単な内容を言うと、盲目の老人の家を、「ちょろいぜ!」と3人の強盗が盗みに入ったら、実は元軍人の殺人マシーンだった、という内容だ。(プロの格闘家より、殺人技術を学んだ軍人のほうがはるかに強い)


 今回のホラー映画はB級パニック映画で、ポスターのとおりワニが襲ってくる。


 さすが『ドント・ブリーズ』でヒットしただけあって、見せ方はとてつもなくうまく、おもしろかった。



 フロリダの水泳大会で負けたヘイリーは、姉からハリケーンがきているから、離婚後の父に連絡をしてくれと頼まれる。


 ヘイリーが、父が1人で暮らす家を訪ねると、父は地下で倒れていた。


 ハリケーンが近づいており、道路は浸水し始めていた。


 父は何者かに襲われたあとがあり、血だらけになっていた。


 ヘイリーが父を運ぼうとすると、壁が突き破られ・・・。



 何が出てくるのかはおわかりのとおりワニだ。


 そうなると当然、人間が食われる。


 人体破損描写や流血がすごいので、苦手な人は見ないほうがいいだろう。


 父と娘の人間ドラマはそこそこに、多くの時間を脱出にあてられているので、退屈することはない。


 時間もちょうどよく、そんなに長い映画ではなかった。


 都市伝説に、下水道に白いワニがいるというのがあるが、巨大なワニがいたらそら恐ろしい。

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