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だらだらとした映画語り  作者: 因幡雄介
映画コラム
5/64

『ハンティングパーク』 ジャパリパークよりひどい【50点】

【あらすじ】




 殺人トラップだらけの公園に閉じ込められた人々の恐怖を描いたサバイバルスリラー。


 銀行強盗犯の人質となり、車で山奥へ連れて来られたビビアン。


 しかし謎の男に狙撃されて強盗犯は死亡し、ビビアンも薬を嗅がされて気絶してしまう。


 目を覚ました彼女は、自分が鉄柵で囲まれた広大な敷地内に閉じ込められていることに気づく。


 そこは殺人鬼が拉致してきた人たちを様々な殺人トラップで狩って楽しむ、恐怖の虐殺公園だった。


 ガスマスク姿の殺人鬼に人々が惨殺されていく中、逃げ惑うビビアンはさらに恐ろしい光景を目の当たりにする。


 主人公ビビアン役に「ラスト・エクソシズム」のアシュリー・ベル、殺人鬼役に「コンプライアンス 服従の心理」のパット・ヒーリー。


 ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2017」上映作品。




【因幡さんの映画語り】




 久しぶりに見たこのB級感。


 いや、予告に偽りありというぐらい、予算をケチって作ってる。


 それを必死で映像やストーリーで補おうとしているが、スベりまくっていた。


 だけど良い映画ばかり観てると、こういう映画もたまには観たくなるので、点数は半分にしておいた。


 うん。かなり好き。




 ビビアン。強盗犯に誘拐され、死体の処理まで手伝わされる。


 殺人鬼によって車が破壊され、強盗犯は射殺される。


 助かると思われたが、「ここは俺の私有地だから撃ってもいいんだ」と、薬をかがされ、見知らぬ土地に放置される。


 ビビアンは殺人鬼から逃げ切れるのか?




 かよわい女性が殺人鬼に追われるだなんてと、思う人もいるかもしれない。


 しかしこのビビアン。大げさに叫びまくったあと、たいがい勇敢に銃を持って立ち向かっていくのである。


 隠れて殺人鬼を見つめる姿は、物陰で息をひそめる豹のようであった。


 あっ、この人、絶対生き残るわと、わかる主人公なので、ある意味安心して観れる映画である。


 ときおり斬新(?)な映像をはさんできたが、このパターンは尺が短くてごまかしていると、筆者は読んだ。


 予想的中なので、ラストはなんとも言えない気分であった。

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