表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
RE.D PAST  作者: 加藤けるる
七瀬編
24/36

幾度も廻す(後編)

─────────────────────────────────


新田くんの家に着いた私は、扉の中から顔を出して話す彼と会話していた。


「あれっ?凛ちゃんのお友達か」



私は真剣に、彼にこう聞いた。


「あの。りんちゃんはどこにいますか…?」

「ん?…凛は、ここにはいないよ」


今の一瞬の動揺ぶり。

恐らくだけど、りんちゃんはまだこの家にいる。


「中に入れてくださいっ…!!」

「え?残念だけど僕のプライバシーを見てもらっちゃ困るな」

「ここにいる事は分かってるんです!だから…!」



すると新田くんは、意外な発言をする。


「…いいよ。立ち話も何だし、早く中へ上がるといい」


彼は、玄関扉を開けた状態にして、家の中に入っていく。

一瞬困惑したけれど、私も慎重な足取りで、その玄関の室内に入っていった。




リビングのダイニングテーブルの椅子に腰掛けて、注意深く周りを見渡す。

新田くんはお茶を淹れると言って、隣のキッチンらしき部屋に去って行った。


今なら、新田くんにバレずに、彼の部屋に行けるかもしれない…

私はそう考えて、そっと席を立つ。


しかしその直後、すぐに新田くんが戻ってきた。



「やあお待たせ…ってあれ、なんで席を立ってるんだ?」

「え、あっ…、ごめんなさい…」


私はそう指摘されて、すぐに元の席に座る。


新田くんは、紅茶の入ったコップのグラス2つを持っていた。

そのうち1つを、私の目の前に置き、もう一方は自分の方に置く。



「…どうして、この場所を知っているのかな?」


私と向かい合うような席に座った直後、新田くんは私にそう訊いた。

その言葉に私は、ちょっとだけ心が動揺してしまう。


「…それって、どういう意味ですか…?」

「いやいや、大した意味じゃないよ。誰にも僕の家を教えてないのに、どうやってここまで来たのかなって。」



あ、そういえば…。

新田くんの家は、()に奥原さんが教えてくれたんだった。


「それは…ちょっと前に友達が教えてくれたんです。りんちゃんの彼氏さんの家はあっち、って」

「……」


新田くんは黙り込み、少し尋常でない目つきで私を見る。

それは私からすればまるで、今の発言を疑われているような感覚だった。



「…で、僕に何の用かな。凛ならここにはいないけど」


すると彼は突如話題を変え、さっきの表情を取り戻した。


「りんちゃん、本当にここにはいませんか?」

「ちょっとしつこいね。残念だけど、此処にはいないよ」



その時だった。

ほんの一瞬だけチラッと、新田くんは自分の部屋の方向を見ていた。


私は確信して、咄嗟にその席から立ち上がる。

突然の事に唖然としていた彼をよそに、私は両手を机に置いた。



「…ん?どうかしたんだい…?」

「やっぱり…!りんちゃん、ココにいるんですよね…?」


このままここに居ると、手遅れになってしまうかもしれない。



「だから此処にはいないって言ってるじゃないか…!?本当に失礼だ…!」

「じゃあ、部屋を見せてください!!」


あからさまに動揺する新田くん。

そんな彼をよそに、私はすぐさま彼の部屋へと向かった。


すると、新田くんは突如、苦しそうに息を荒げる。



「……っハァ…っハァ……っう゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!!」


バリーンッ!!!


その瞬間、割れるような音が部屋中に響き渡る。

私はその音に驚いてしまい、音の方へと振り向いた。


彼は机に置かれていたグラスのコップを、両手を使って落としていた。

机の下には、割れたコップの破片と、派手に溢れた紅茶。



彼の方を見ると、胸を押さえて荒い呼吸をしている。

豹変した目つきで、眼鏡越しに私の方を睨んでいた。


…また現れた。本性を露わにした、化け物のような新田くんだ。



鋭い目線を感じた直後、私はすぐさま、彼の部屋へと走って向かった。




扉を開けると、その部屋にはりんちゃんがいた。

暗い部屋の天井に掛けられた手錠で、手の身動きを取れなくされられている。


前と全て同じ光景だった。壁や床一面には、盗撮写真が貼られている。



ふと私の真横にあった、壁に寄りかかって置かれている鉄バットが目についた。

私は機転を効かせて、内開き扉とタンスの隙間にバットを置いた。


ドンドンドン!!

扉を恐ろしいほど強く叩く音が、耳元に響く。


バットで扉を開けなくしたおかげで、新田くんはこの部屋に入れない。

逆に私たちも、外に出られなくなったけど……。



「大丈夫!?」


私はすぐに意識の薄いりんちゃんの方に駆け寄り、体を揺する。


「……みか、ちゃ……」

「よかった…。すぐに助けてあげるから…!」


すぐに、彼女についた手錠を外そうと試みる。

鍵穴がついていたので、どこかに鍵が無いかと部屋を見渡した。



「クソがぁぁあ゛あ゛あ゛あ゛!!!」


ドンッ______!!!



扉越しに耳をつんざく様な、豹変した新田くんの声。

今にも扉を突き破りそうな程にドアを叩く音に、心臓の鼓動が恐ろしく加速する。


「…はは、僕はね?凛を匿っていただけだよ。凛を付け狙う変態(・・)どもから」


…え…?

急に態度を変えるかのようにそう話していて…、鍵を探しながら聞いていた私は、とても嫌気がさした。



「中島蓮木。アイツは彼氏である僕の存在を知っていながらも、わざわざ凛と同じ通学路に通ってた。

最近になってアイツは僕に近づいて、『アイツと別れろ』だとか…脅してきたんだ。

彼は絶対に…凛を狙ってた…ッ!!」


『アイツと別れろ』…きっと新田くんがこういう人間(・・・・・・)である事を知ってたから、警告したんだよね…?



「一番頭がおかしいのは…村野純、アイツだ。今日、凛はアイツに襲われたって、泣きながら話してくれた」


えっ?村野くんがりんちゃんを…?

…いや、今は新田くんの言っていることに耳を貸してる場合じゃない。


私は机に置いてあった黒い鍵を見つけて、すぐにりんちゃんの手に掛けられた手錠を解く。

直後に、脚が崩れて倒れそうになった彼女の体を、私はとっさに手で支えた。



「りんちゃん、大丈夫…?」

「うん…ありがと…」


まだ意識もあるみたいだし、多少は歩けそう。

その一方で新田くんは、今にも扉を突き破りそうだった。



「…そうだ…窓から逃げれば…!」


りんちゃんの手を肩に乗せて運び、部屋の大きめな窓に向かう。

カーテンを開いて窓の鍵を開け、二人で歩いて窓の外に出た。


どうやらこの窓は、裏庭に通じているみたい。



「…走れる?りんちゃん」

「ううん…。ごめんね、足手まといになっちゃって…」


私はりんちゃんの顔を見ながら、首を横に振る。

そして出来るだけ遠くに逃げようと、りんちゃんと一緒にどこかへ向かった。




裏庭から出た後、やがて車の通らないような狭い通路まで逃げ込んだ。

ここまで来ればもう大丈夫かな……。念のため、警察に通報しておけば_____



「凛…ッ!!」


…え?う、うそ…?

その瞬間、新田くんの声がして、靴の足音がこちらへ走るように近づいてきていた。

私はスマホを取り出そうとしていた手を止める。


「に、逃げるよ、りんちゃん…っ!」


ふとりんちゃんの顔を見ると、青ざめたような顔をしていた。

それに彼女の手足も、恐怖で震え上がっている。



「私…死にたくない…」


りんちゃんのその言葉を聞いて、更に決意が固まった。




その場所からできるだけ遠ざかるように逃げていると、別の場所に辿り着く。


「……い、行き止まり…!?!?」


人気が少なく誰もいない、壁に囲まれた行き止まり。

壁を登れば何とか向こう側に行けそうだけど、今のりんちゃんの気力じゃどうにもならない。



「やっと見つけた」

「_______っ!?!?」


私たちは後ろを振り返る。

新田くんが包丁を持って、その場に立っていた。


「ど、どうして…!?」

「分からないのかな。凛の携帯に…付けている(・・・・・)んだよ」


え?まさか…GPS?



そんな時、新田くんは私たちを壁に追い込むかのように、ゆっくりとこちら側に歩いてくる。

私は、りんちゃんに近づこうとする新田くんの目の前にはばかった。


「こ、来ないでください…!!」

「君は何もわかってないなあ。僕と凛は…付き合ってるんだよ?

邪魔をするなら…とっとと消えろ……ッ!!!」


見開くような眼で、彼は私の前で包丁を横に振る。



「っ……!!」


その一振りは私の体に掠れ、皮膚に鋭い痛みが走った。

痛みに耐えきれず、私は左側の床に倒れ込んでしまった。



「ご、ごめんなさい…ごめんなさい…っ!!!」


恐怖に震えながら、新田くんの方から後ずさるりんちゃん。

けれど、彼女の背後は壁。すぐに新田くんに、壁際まで追い詰められてしまった。


彼女は俯き、その目からは涙が溢れ出ている。


「謝る必要なんてない…。さあこっちにきて」

「お願いだから…こんなこと、もうやめて…っ!!」



しかし新田くんはそれを無視して、りんちゃんに近づいていく。


「______もうそろそろ、終わらせよう」



そのまま……壁に追いやられた彼女は、再び刺されてしまった。


─────────────────────────────────


病院の待合室を出て、手当てを終えた私は入口前で立ち往生をしていた。

そんな時、村野くんや長野ちゃん、神崎くんが同時に現れた。


「……おい、大丈夫か七瀬…!?」


三人とも心配そうに、私の方を見ていた。



「村野、あんたは黙っといてよ!…ななちゃん。あの子が死んだら、流石に落ち込むよね。私も聞いて驚いたもん」

「……ううん。大丈夫」


と、口では言ったものの、表情はものすごく落ち込んでしまっている。

私は、三人の横を通り過ぎて去っていった。




病院の近くのベンチに寄り、そこに座る。

すると横から、追いかけてきた神崎くんも来て、私の横に座った。


「…大変だったね、事件に巻き込まれて」

「うん…なんだか疲れちゃった」


さっきは包丁を持った新田くんをたまたま見かけた通行人が、警察に通報してくれた。

おかげさまで私は軽症で助かったけど、りんちゃんは……



実は病院に通う直前にガスマスクの人が現れ、スピナーを渡してくれた。

けれどなかなか回す勇気がなく、今は鞄にしまってある状態のまま。



「私、りんちゃんのそばにいたのに、りんちゃんを救えなかった。ばかみたいだよね」

「……そんな事はない。七瀬さんは十分、出来ることをしたよ」


単なる綺麗事にも聞こえるけれど、神崎くんにそんな事を言われたら、少しだけほっとする。


……こうなったら、あのことを打ち明けてもいいんじゃないかな…?



「あのね、神崎くん。笑わないで聞いて」

「え?うん」

「ほんとだよ?絶対笑わない?」

「…うん、笑わない」


よし、だったら思い切って……

私は目を閉じて深呼吸し、目を開いた後、彼にこう言った。



「私、実は……過去に戻れるの!!」


その言葉に対し神崎くんは、漠然とした表情だった。




「……あの…僕もです」


えっ?



「僕も…、過去に戻った事あります」


私も神崎くんの言葉を聞いて、漠然としてしまった。




「……そ、そうなの?」

「うん。っていうかそもそも、それで七瀬さんを救ったんだから」

「……過去に戻って?」


神崎くんはこくりと頷く。


ええぇぇぇー…

思い切って言ったつもりだったものの、予想外の展開で落ち込む。



「________じゃ、じゃあ村野くんをいじめから救ったのも、神崎くん?」

「うん」

「じゃあ!あのガスマスクの人も、神崎くんの知り合い?」

「え…?なにそれ?知らないよ」


え、それは知らないんだ…?

ガスマスクの人……あの人は一体、何がしたいのかな。



そんな話をした後、ふと話題を変えた。


私はりんちゃんを救うことができるのか。

そんな風に呟くと、神崎くんにこう返された。


「何度も挑戦すればいいんだよ」



なんども…挑戦…。


「それってつまり、りんちゃんが死ぬ所を何度も見なきゃいけないってことだよね…?私、メンタル耐えられるかな…」



そう落ち込んでいると、彼に背中を撫でられる。

ちょっとドキッとしたものの、優しく撫でられて、少しだけホッとした。


「大丈夫。七瀬さんは、僕の命も救ったんだ。きっと耐えられる」


彼の表情を見つめると、私を見て優しく微笑んでいた。



「もし何かあったら僕らに頼ってよ。独りで抱えても、ただ辛いだけだよ」


そんな風に言われて、心のモヤモヤがスッと消えていった。

よし…。こうなったら気合を入れて、挑んでみるしかない。



□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□


それから、私は何度も過去に戻り、りんちゃんを救おうと努力した。



出来ることはほぼほぼ試したし、たまに長野ちゃん達の力を借りようともした。

けれど結果的に、新田くんは一筋縄では勝てず…



『______もうそろそろ、終わらせよう』


何度も何度も、何度もりんちゃんは死んでいった。

包丁で刺されたことはもちろん、鉄バットが当たり血を流したり、稀に階段から落とされる事もあった。


そんなものを何度も見ていると、頭の中がもう嫌になって…………




『大丈夫。七瀬さんは、僕の命も救ったんだ。きっと耐えられる』


けれど神崎くんの言葉を思い出せば、いつだって…耐えられる気がした。



スピナーを手に取って、廻す。ただひたすら、『幾度(なんど)も廻す』。

そんなことが、ただ作業のように…心が折れそうになるまで続いた。


おそらく18回目で、私の心は……ボロボロに疲れ果てた。




新田くんの包丁で右手を大怪我した私は、人気のない住宅街の通路を、一人でとぼとぼ歩く。

りんちゃんが、18回目に死んだのを見た直後だった。


「……疲れ果てているな」


ガスマスクの人がまた突如現れた。



「…どうして……どうして、こんな事になるんですか?」

「彼女が死ぬのが運命(・・)だからだ」

「え…?それ…、先に言ってくださいよ……!?私、何度も何度も挑戦して……!!」


ずっと貯めていた18回分の涙が、人生でこれまで以上にない程の勢いで流れ出す。

ただひたすら泣き崩れていた私に、ガスマスクの人はこう言った。



「……だが運命は、変えられる。変えられないのは……宿命だけだ」




そんな意味深な言葉を言って私にスピナーを渡した後、彼は走り去っていった。

運命は変えられる?……本当に、変えられるのかな。


けれど、たった18回だ。こんな所でへこたれてちゃ、りんちゃんなんて救えない。

私はその場を立ち上がり、再びスピナーを回した。



□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□



「やっと見つけた」

「_______っ!?!?」


人気が少なく、誰もいない行き止まり。

私とりんちゃんは、新田くんにその場所へ追い詰められていた。



新田くんは包丁を持って、その場に立っている。

私は怯えているりんちゃんの前に立ち、両手を広げて、彼女を守る体勢をした。


「ほ…本当に来ないでくださいっ!!」


勇気を出して声を張り、豹変した姿の新田くんに対抗する。



「君は何もわかってないなあ。僕と凛は…付き合ってるんだよ?

邪魔をするなら…とっとと消えろ……ッ!!!」


見開くような眼で、彼は私の前で包丁を横に振る。

しかし咄嗟に避けたおかげで、なんとか無傷で済むことができた。


更にその隙に、包丁を持った新田くんの手を、両手で掴んで抑える。



「クソが_________!!!」


新田くんもこの状況に焦っている様子。かなり調子はいいかも……。


「逃げてっ、りんちゃん!!」


新田くんの手を抑えながら、りんちゃんに警告する。

彼女は私たちの様子を見ながら、その横をすり抜けていった。



「逃げるなあ゛あ゛あ゛_________!!!!」


ドン!!


新田くんに両手を勢いよく振り払われ、私は体制を崩してしまう。

その勢いで壁に頭をぶつけてしまい、頭の中がぼんやりとしてきた。



「っ……いやっ……!!」

「やっと捕まえた…、凛…」


りんちゃんの二の腕を、爪を立てて握りしめる新田くん。


「もう逃げなくたっていい。僕たちは……ずっと一緒なんだ……」

「ご、ごめんなさい…ごめんなさい…っ!!!」


必死に抵抗するりんちゃん。しかし新田くんの力は強く、腕を振り払うことができない。

その直後に新田くんは手を離し、彼女は抵抗していた勢いで後ろに倒れ込む。



倒れたりんちゃんに跨り、新田くんはその包丁を振り上げた。


「______もうそろそろ、終わらせよう」



その状況に私は、目を瞑ることしか出来なかった。

お願い……お願いだから、早く来てっ_________!!





「七瀬さん………っ!!!」


その声が聞こえた途端、私は目を開く。



神崎くんは包丁を持った新田くんの両手を、必死に掴んでいた。

そして必死に新田くんを、りんちゃんから引き離していた。


「く、クソが!!だれだ!?誰だ……!!!」

「僕は……七瀬さんの友達だ」


その光景に、私は安堵する。


実は、ついさっき村野くんの家で、私は神崎くんに事情を説明して助けを求めた。

本当にこれでりんちゃんを救えるかどうか分からなかったけど……来てくれてよかった……!



「僕は……僕は凛の彼氏だ!!!僕たちの愛を(・・)、邪魔するなッ…!!」

「……ふざけないで。君の愛情は汚れてる。

いいかげんこんな事で、友達を巻き込むのはやめてくださいっっ!!!」


突然声を上げて、神崎くんは彼に怒り出した。

包丁を落とし、抵抗を止めた新田くん。



「う……うわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ア゛ア゛!!!!」


そして彼はりんちゃんを見ながら、大声で喚いた。

……ほんとに、神崎くんの言う通り。こんなの、歪んだ愛情だよ。



その後すぐに、神崎くんが通報した警察がやってきた。

最終的には神崎くんのおかげで、りんちゃんの運命が変わったのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ