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異世界⇨嫉妬の黒

誤字のことを教えてくれてありがとうございました。

今後、間違っている所などをみつけたら

教えてください。

教師陣による説教が終わったのは下校ギリギリぐらいだった。

「ハァー...」

この世界に来てからため息の数が多くなってきた。そう思うとなんか虚しくなってきたな。そんなことを考えながらとぼとぼ歩く。

すると背後から寒気が突き刺さる。

慌てて振り向くと後ろには、ヴェーレナーが立っている。

しかし様子が凄く変だ。とてつもない憎悪が全身伝わっている。

「...私は強い...私は努力した...なのにどうして褒めてくれないの...どうして近づいてくれないの...」

呪文のように繰り返し呟く。

そして運動場の時の黒いオーラが彼女にまとわりついていく。さっきより早く彼女を包んでいき、爆発した。

黒い煙と黒い粒子の中から禍禍しい姿をし、右手に剣を握ったヴェーレナーが立っている。目は輝きを失って何を見てるか分からない。

ここで戦闘したらまずい!まわりは住宅街だぞ。ここから移動しないといけない!

また両足を触り、一応片腕も触っておく。

「努力もせずに、私と同じような力を持ってるくせになんでみんな貴様に近づいていくのよ。」

徐々にスピードを上げて近づいてくる。

強化は、さっきと同じく〔筋力〕〔俊敏性〕〔攻撃力〕を強化する。

動くタイミングは彼女が剣を振るう瞬間に猛ダッシュして移動する。

距離が縮まっていく。5、4、3、2、1メートル、剣を振るうと同時に斜め後ろに飛んで30メートルくらいの高さまで飛び、広くて何もない場所を探す。

するとここから少し遠くに山の高台があった。

それを確認したと同時に剣を構えながらヴェーレナーが飛んでくる。

「待ってましたよ!!」

「?!」

近づいてきた彼女の剣を踏み台にして山のほうへ飛んでいく。

彼女は下に落ちたが、再び飛んで俺を追いかけてくる。

高台に到着したとき、後ろから。

「えっ?だ、誰?!」

その声に驚き、振り向くとレールガンの女子

「レールガンの女の子早く逃げろ!!」

「えっ?」

いいから早く逃げてくれ。

「見つけた。」

ヤバイ追いつかれた!

「とりあえずここから離れろ!!」

「いや、目の前に困っている人がいたら助けたい。私も手伝わせて!」

「狙いは俺だ!早く逃げろ!」

ご感想があれば

よろしくお願いいたします。

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