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異世界⇨黒く染まる

うぇーい!!

1日3話づつかけるかも!

「えっ、えー次の者達は他の的の列に並びなさい。アランシア君は放課後職員室に来て下さい。」

「はい...」

今日は厄日だ。ちょっと力使うと的は吹き飛ぶし、初日からケンカ売られるし、

本当に生きていけるか?

「ちっ!」

舌打ちが聞こえ、その方を向くと、ヴェーレナーがこちらを物凄く睨む。

なんか効果音が鳴りそう。

「どうせまぐれよ、まぐれ。あんなこと私以外できるはずない!」

小声で憎悪の声が聞こえてくる。

その背後から徐々に黒いオーラが彼女にまとわりついていく。

まずい!と思いある程度距離をとろうとすると、

「ヴェーレナーさん次ですよ。」

「はっ?!あっ、分かりました。」

前の人に呼ばれた瞬間黒いオーラは消え、

ヴェーレナーは我に返る。

俺も後ろに行ってお手並み拝見するとしよう。

的の前に立ったヴェーレナーは手を前に出して、

「我が願い受け取りたまえ。叶えたまえ。目の前の敵に破壊を与え、その腹に収めよ。」

この中では珍しく詠唱タイプらしい。詠唱し終わった瞬間、魔法陣が展開して

「ズシュッ!!!」

鋭い音とともに的がえぐられる。

的のの前には黒い鎧、右手が何かの顎がついている少女がいた。

移動の瞬間が全く見えなかった。

「ちょ、ちょっとヴェーレナーさん。また的を壊しちゃ困るよ。」

今度は先生も驚かないが動揺している。

「すいません。力加減を間違えました。」

「それにしてもヴェーレナーさんの固有能力はいったい何ですか?」

「私の固有能力は〔神剣召喚〕。伝記などに書かれている神剣を召喚することができる能力です。それを応用して無詠唱で通常魔法も使えます。」

えーー?!あれが神剣?!明らかに小学生ぐらいの女の子だろ?!

しかも通常魔法も使えるって。最強じゃね?

ヴェーレナーへ女の子に手をかざし

「願いは叶った元いた場所へ戻りたまえ。」

すると女の子は魔法陣に消えてった。

そして去り際にまた睨んでくる。


黒の覇気は徐々に世界を蝕んでいく。

密かに....

ご感想があれば

よろしくお願いいたします。

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