第2話 話は本当?
この人はなにいってるんだ。
「あの~、何を言ってるんですか?」
この人、大丈夫かと思いながら、言った。
「だから、あなたは魔法使いです」
「・・・」
何も言えないでいると
「中で話します」
と言った女の人が、勝手に部屋に入った。
「で、どこにそんな証拠、あるんですか?」
僕はこの人が言ったことがよく分からなかった。
「この眼鏡が証拠よ」
女の人が眼鏡を外して、僕に渡してきた。
顔をよく見ると、結構可愛かった。
「あなたが魔法使いなら、私は赤く光ってるはずだわ」
仕方がないので、眼鏡をかけてみると、本当に赤く光った。
「私の名前は、斉藤果菜よ」
「僕の名前は・・・」
「佐藤富士鷹でしょ。それくらいなら、知ってるわ」
「・・・ところでなんで、この眼鏡をかけるとあなたが赤く光るですか?」
斉藤果菜とかゆう人がめんどくさそうに、
「私が魔法使いだからよ」
「それなら、僕が魔法使いとゆう、証拠になりませんよね」
何を言われても、これは聞きたかった。
「魔法使い以外は使えないの。その眼鏡」
この人の言ってることが、正しいなら、僕は魔法使い?
「なら、あなたが魔法使いだとゆう、証拠を見してください」
斉藤は変な杖を出して、
「なに、持ってきてほしい?」
本当にやるのか、この人?
「う~ん、じゃあ食器棚にある皿を」
と言うと、斉藤は唱え初めた。
しばらくすると、食器棚から皿が出てきて、ここまで来た。