小説のアドバイスは他人に求めるな! アナタがハマる危険な落とし穴4選
どうも、熊ノ翁です。
たまーにDMで「熊さん! 小説書いてみたので、アドバイス下さい!」みたいな事を言う人がいるんですけども。
これ、本当にやめた方が良いと思うんですよ。
今回はその辺の人間に小説のアドバイスを求めるのが、いかに危険な事なのかについて語っていきます。
どうぞご覧ください!
・実績が無い、もしくはわからない
どこの誰かもわからんような奴に小説のアドバイスを求める事なんて、野球少年が道端のおっちゃんに野球のやり方教わるようなものです。
世間話したいってんならともかく、そうで無いならマジ無意味……というかむしろ害悪。
どんな変な事を吹き込まれるかわかったもんじゃありません。
教わった技術なり知識が本当に効果のあるものか、まるで信用が無いんですよね。
そりゃあ、中にはいますよ。
野良の天才も。
でも、そんな逸材に出会う確率って恐らく宝クジで一等当てる位低い確率なんじゃないですかね。
やめたが良いって。
・方向性がまず揃わない。
当然ですが、あなたの目指す方向性を相手は知りません。
そしてそれは、恐らく「ちょっと話をしただけ」で擦り合わせられるような物ではないでしょう。
それを仕事にしている、プロの編集さんとかだってんならともかく。
例えばですが、熊がアナタに求められ、小説の助言をする事となったとしましょう。
で、熊にラブコメ小説でも異世界転生チーレム小説でも異世界恋愛小説でも持ってきてさ。
マトモなアドバイスができると思う?
熊の作品の好みは、映画で言うなら「SAW」「ナイトクローラー」「グッドフェローズ」「ミリオンダラーベイビー」とか、そんな感じです。
そういう方向性の作品ならともかく、そうじゃない作品を、しかもストレスフリーな、読者を傷つけない、安心して読めるタイプのお話なんて、読者としての立場ですら助言出来ないんですよね。
「気になる点を、一読者の立場で率直に教えてください!」なんて言う方もいらっしゃいましたけどもな。
ンな事、もしやったらこんなんになっちまいます。
「あのさ。今の時代、こっちから何もせんでも話しかけてくる女なんて、金目当てか宗教の勧誘以外でまずいねーからな。これ現代ラブコメだろ? ファンタジーでも書いてんのかよ」
「は? なんで周りの連中、こんなに主人公を全肯定してんの? キッショ。金でも配ってんのか? それとも弱みでも握られてんのか?」
「この世界、主人公以外は発情期のメス猿しかいねーのかよ」
「こんなウジウジしたモブ顔の陰キャ女、遊びか地位以外の理由でハイスペック男が求めてくるわけねーだろ。いくら架空の話だっつったって無理あんだろが。童話のシンデレラですらある程度身分のある美人で、もうちょいリアリティあったぞ」
「なんで異世界にサンドイッチがあんだよ。異世界にもカードゲーム好きなサンドイッチ伯爵いたんか? それとも転生してきてたんか?」
はずれクジ引くと、こんな助言を投げつけられる事になります。
しかもそのはずれ、結構な確率引きます。
絶対やめといた方が良いでしょ。
・納得がいかない
こういうミスマッチが起こる確率、多分99%以上だと思うんですよね。
つーか、同じジャンルで同じトレンドの作品でさえ、作者の方向性や目指す所って全然違うものですし。
もし「その人の言う事を聞いたら本当に読者が増える」としても、自分の目指したものでなければ納得いかないでしょう。
例えば熊が天才的な監督眼を持っていて、アナタのラブコメやチーレム無双作品を、素晴らしい陰惨胸糞物語に変える助言をしたとします。
もしその助言が「作品の質の向上につながり、かつ読者が増える」として、納得できますか?
出来ないでしょ。
これはかなり誇張した例ですが、大体のケースがこんな感じなんですよ。
だから仮にその助言が正しくても、あなたの役に立つ事はまず無いんですよね。
・そもそも小説作法本は読んだのか?
どこの馬の骨とも知れない輩から助言をもらわずとも、世の中には名だたる小説の作法本が本屋に並んでいます。
大学で創作講座を開いている現役作家さんが書いた物や、映像化作品点数でギネスに載っている世界的権威の作家の書いた創作論の本、全米脚本家協会で殿堂入りした脚本家が書いた脚本術の本等など、数多くの創作論の名著が世にはあります。
どう考えても、そういった名著に学んだ方が効果があるでしょう。
本気で物語を学びたいと思うなら、その辺の連中に聞くより本屋に駆け込むか、アマゾンでそれらの名著をポチる方が良いはずです。
・じゃあ人に意見なんて聞く意味無いの?
ここまで言っといてアレだけど、あります。
一つはモチベーション。
自分の創作意欲を刺激してくれる意見は、それがどんなものであれ役に立ちます。
だからこそ「応援メッセージ」は問答無用で有難いわけで。
頭でっかちの真偽不明な創作論なんかより「続き待ってます!」「面白かったです!」って声の方が何百倍も役に立つんですよね。
もう一つは「数ある意見の一つとして聞く」ってもの。
ユーザーの意見ってそれ一つでは役に立たなくとも、100人、1000人と集まれば「市場の意見はこんな感じ」という物が見えてくる。
企業が結構な費用を掛けてでもアンケートやるってのは、そういう事情があるからです。
無駄なものに会社は金なんて出さないですからね。
それでもやってる企業が多いってのは、つまりそれだけメリットがあるんですよ。
ただし「個人」では見ない。
必ず「総体として」見る。
だからそういう風に意見を求めるってんなら、集まる意見の数が多ければ多いほど効果はあると熊は思う。
以上のような理由で、熊は「特定個人に小説の助言を求める必要性は、ほぼ無い」と考えます。
それでも助言を求めるというのなら、後悔の無いように相手はしっかり選定した方が良いかと思いますよ。
小説のアドバイスは他人に求めるな! アナタがハマる危険な落とし穴4選……END
というわけで、久々のエッセイです!
ぶっちゃけこれ、書いてて一度消えまして。
なんか今、脱力感がすごいです。
まあそれはさておき。
「創作とは孤独なもの」とはよく言ったモンで、確かに物書き仲間とワイワイ楽しく創作活動すんのも大切なんでしょうが、自分が何を書くのかについては結局自分一人で決めた方が良いのかもしれませんね。
んでは、少し宣伝。
今現在、こちらで連作読切りギャグ短編を書いております。
「そういや熊ってエッセイばっか書いてっけど、小説は読んだ事ねーや」というそこのアナタ!
もしよかったら寄ってってくださいな!
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んではいつものご挨拶。
最後までお読み頂き有難うございます。
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