難題
お久しぶりです。
大分久々の連載となりました。
楽しんで頂けると幸いです。
「女神ガヴリル。女神大学主席卒業の貴女に、特別な任務を与えます」
エメラルドのような翡翠の瞳に光合成できそうなくらいに明るい緑色の髪、更には服まで緑がかった羽衣のような神衣を身に纏うという……しつこいくらいに全身を緑で統一した先輩女神のハニエルが、気取ったような重々しい口調でそう呟く。
しかもそう呟くポーズも、執務机に両肘を立てて寄りかかった上で組んだ手を口元に持ってくるという、所謂ゲン●ウポーズ。
……いや、本人としては後輩女神の手前で精一杯カッコつけているつもりなのだろうけど、そのポーズは渋めな風貌と声音が素敵なダンディズムの権化みたいな人がやるからカッコいいのであって、全身真緑で統一した雨蛙の化身がやっても全然様になどならない。私と数百年くらいしか年の変わらない、貫目も風格も足りない若い女神ならば猶更である。
恰好が付くどころか、様になるどころか、寧ろ真逆にタダ痛々しいだけ。
ここまで悉くマイナスに作用するセルフプロデュースも、中々聞かない。
やはり人生、身の丈が大事ということだろう。
『身の丈に合わないことをしても、ただ無様で痛々しいだけよ』
威厳と風格が大切な女神として今後活動していく上で弁えなければならないことを、ハニガエル――じゃなかった、ハニエル先輩は教えてくれているだと信じよう。
殊勝なことに、その身を犠牲にして。
……いや、仮にそうだとしても、普通に言葉で教えてくれ! 何もワザワザこんな笑ってはいけないシチュエーションでやらなくてもいいではないか。もし本当に親切心だとしても、これでは一周回って単なる嫌がらせだ。アレか? 新手の新人イビリか?
とまあ、全身真緑の奇天烈ファッションスタイルから派生した思考がグルグルと頭の中を駆け巡っていた時だった。
「聞いているのですか、女神ガヴリル!」
「はっ、はい! すみません、ハニガエル先輩!」
「全く、返事だけよくても困りますよ。貴女も大学を卒業して一人前の女神となったのですから、その自覚を持って……アレ?」
「……? 如何なさいましたか?」
「貴女、今しがた私の事なんて呼びました?」
「へっ? ……あっ!」
不意を突かれて、声に出してしまったらしい。ヤヴァイ、早くも人生最大のピーンチ!
ゴリゴリの女社会で先輩を初っ端から敵に回すのはマズい! ロッカールームで陰湿なイジメ祭りが待ち構えていること間違いなしだ。何とかして、この状況を切り抜けねば……。
落ち着け。落ち着くのよ、ガヴリル! 貴女は女神大学を首席で卒業したエリート様なのだから!
「あっ! じゃ、分からないわ。何て言ったのかしら? ねえ、ガヴリルさん?」
「いっ、いえ……別にぃ? きちんと『ハニエル先輩』とお呼びましたよ?」
口を尖らせて、吹けない口笛をエアーで吹かせながら視線を逸らす私。
そして私に詰問するような眼差しを容赦なく向けてくる雨蛙の化身。
険しい視線を向けるその顔だけは、執務室のゲン●ウ顔負けの威圧感を放っている。
何だよ、ハニガエル。やればできるじゃん!
「本当かしら? 本当の本当に? 本当の本当の本当に?」
「いっ、イヤだなぁ……本当ですよ、ハニエルせ・ん・ぱ・い!」
精一杯絞り出した接待スマイルを顔面に張り付けて、先輩の機嫌を取る私。
大学までずっと成績優秀で、更には運命に愛されたとしか思えない美貌を有するこの私だ。言ってしまえば才色兼備が人格を持ったような存在であるが故に常日頃から妬みや僻みに晒され続けており、特段何をしなくとも敵は多かった。
だが、如何に絶望的状況だろうとも、天才的な才能を持つパーフェクトなこの私ならば切り抜けられる。いや、実際に切り抜けてきた。そうして数多潜り抜けた窮地の中で身に着けたスキルの一つが、この接待スマイルである。
よく言われることだが、美人であることはメリットが極めて大きい。
愛想よく笑顔を振りまいてさえいれば、異性のアホどもはコロッと味方になってくれる。
同性相手でも、美人接待スマイルと共に抜け目ない心配りをすれば意外と何とかなる。
人間も神様も関係なく、つまるところ美人が好きなのだ。そして美人相手だと、本能的に庇護欲か何かが刺激されるらしい。そのH(庇護)Y(欲)フィールドを駆使すれば、大抵の困難は防ぎ切れること間違いなしなのだ。ちな、ソースは私だ!
というワケで、今回もHYフィールドのお陰で――
「……はぁ。全く、仕方ありませんね。今回は私の聞き間違えということにしておきます」
ほれ、この通り。面倒くさい難局とて、無事に切り抜けられる。凌ぎ切れる。
ビバ、私の美貌! やっぱり美貌しか勝たん! 日頃から色々頑張ってよかった!
まあ、何か『しょうがないから折れてあげます』みたいな感じなのは、ちょっと気に食わないが……私が口滑らせてしまった手前、贅沢は言えまい。これで手打ちにしてやろう。
全く、命拾いしたな、ハニガエル!
「くれぐれも今後は気を付けてくださいね。貴女の悪い評判も、漏れ聞こえてきますから。
名門大学を首席卒業した貴女ですからね。当然成績優秀で頭も良く、更には愛想が良く輪の中心だったと聞いています。でも、時折不都合な事実を隠すべく褒められない手段で隠ぺいを図ろうとしたり、有ろう事か教師を買収しようとしたなんて話も聞こえてきますよ」
「…………ははは。そ、ソンナコトシテマセンヨー」
思わずカタコトになってしまうほどに、ハニガエルが口にした評判は驚愕モノであった。
どこから漏れた!?
誰が流した!?
大学の時使い走りにしていたヤツか?
或いは、高校の時にイジメてたヤツか?
もしや、中学の時に露骨に敵視してきたから病院送りにしてやったアイツか?
いや、最後の選択肢は無いな。何せアイツは、死んだハズなのだから(私の中で)。
……分からん。分からんが、とりあえず思い当たる節は全て潰しておこう。
何者だろうと、我が人生の絶頂を脅かすヤツは決して許さない!
確実に消し去ってやろう! 全ては、私が帝王(女神の頂点)に君臨するために!
「まあ、噂は噂です。事実か否かを確認などしませんし、する気も起きません。私も、そこまで暇ではありませんからね。
それに、私と出会う前の貴女がどうであったかなど興味はありません。大事なのは今とこれからだけです。今仕事を引き受け、これから精一杯打ち込むのなら、過去を追及などしません。私にその権利も義務も、有りはしないのですから」
嘆息交じりにそう言うと、ハニエル先輩は執務机の引き出しへ手を突っ込む。
そして徐に書類一束を取り出しては、スッと私に差し出してきた。
何が何だか分からないままそれを受け取った私は、表紙へ目を落とす。
そこには『特務』という仰々しい押印と、『異世界転生希望者増加への対策兼、転生に伴う治安維持などの効果測定に関する要綱』という堅苦しい表題が躍っていた。
「あの……これは?」
「私は別に、貴女に小言を言うためにここへ呼び出したワケではありません。最初に言った通り、優秀な貴女を見込んで任務を与えるために呼び出したのですよ?」
「その任務がコレというワケですか? 随分と分厚いですが、一体何が?」
「任務の詳細を話す前に、貴女は昨今のミズガルにおいてまだ若年にも関わらず自ら死を選ぶ者の存在が社会問題となっているという話を聞いたことはありますか?」
そういえば、そんな話を聞いた記憶がある。
無論かつては戦乱が至る所で起こっていたために自死者が増えていた時期もあったが、ここ最近のミズガルは人間同士が秩序を作り上げたことで、比較的安定的で落ち着いているそう。戦乱や混乱の風が吹き荒れる世界が多いため、猶更そう見える。
だが、それでも自死者は常に存在し続け、特にここ数年でその数は増加の傾向を示しているという。その筆頭が『二ホン』とかいう国であり、ミズガルの中でも文化文明的に最発展した国の一つであり、物質的にも比較的恵まれた良い国だと聞く。
そんな国で自死者が増加する傾向にあるというので、この天界でも多くのモノが首を傾げているという。尤も、かく言う私も首を傾げている者の一人である。それこそ、冗談か何かかと疑っていたほどには。
でも、こうして改まった真面目な話の中で話題に上がるということは、嘘でも冗談でもなく事実だとみて間違いないだろう。
「知っての通り、どの世界であろうとも関係なく、死した者の魂はこの天界へと導かれます」
「そして生前の行いを基に我ら女神が魂の審判を下し、判決に従って男神たちが生命を作り変えた後に元の世界へ返す。そうして命は絶えず流転し、各世界の拮抗は保たれる」
「その通りよ。流石は、主席卒業の才媛ね」
「まあ、初等科教育課程で嫌というほど教え込まれる基礎事項ですし。それこそ大卒の女神なら、皆暗唱できることですよ。それにしても、それが一体どうかしたのですか?」
「それが……ミズガルから導かれた自死を選んだ若者たちの中で、我らの執務の基本測に対して『基本的人権の侵害だ』などと異を唱えながら駄々をこね、頑なに流転を拒絶した挙句に『異世界に転生させてくれ』と我儘を口にする者が後を絶たないようなのです」
「ふぁっ!?」
ハニエル先輩が酷く言い難そうな重々しい表情で零したその言葉に、私は思わずここまでの神生の中で一度だって出したことが無いような素っ頓狂な声を発してしまった。
「何ですか、その冗談みたいな主張は?」
「そう思うのも無理からぬことですね。これまでのミズガルの者たちは皆理性的で信心深く、我らを神と崇め、審判に異を唱えることなく流転の流れに乗ってくれましたからね。
ですが、どうも最近はそうでもないようなのです。特にミズガルの中で昨今殊更に若者の自死が増えているという『二ホン』とかいう国の出身者に、その傾向が顕著なようなのです」
「一体、何故?」
「無論、要因は幾つも重なり合っているのでしょう。ですが恐らく、こういった娯楽物の影響が少なからずあるのではないかと上層部は睨んでいます」
そう言ってハニエル先輩が私に差し出してきたのは、一冊の小さな本。
掌より少し大きくがそこまで厚みを感じさせないその本の表紙には、童顔な男の子を三人の女の子が取り囲む構図の絵が描かれている。
女の子たちは全員揃って漏れなく文句なしの美少女であり、愛らしいその顔立ちは運命に愛されたこの私ですら嫉妬するほど。
まあ、相手は絵なのだから、比べて嫉妬したところで微塵も意味など無いだけれど。
「それは『二ホン』で愛読者の多い書物で、ミズガルでは『ライトノベル』と呼ぶそうです。
一口に『ライトノベル』と言っても内容は実に様々な種類があるとのことですが、その中でも『異世界転生・転移』と呼ばれるジャンルが一定の人気を保っているとか。
不幸にも死んでしまった二ホンの者が神の手によって別の世界へ転生を許され、そこで世界を救ったり文明を発展させたりといった偉業を成し遂げては人々から称賛と尊敬を集める。最後には仲間や愛する者に囲まれて、前世の不幸を払しょくするかのような充実した生を謳歌して幸福に生きる――というのが大筋の話だそうです」
「なるほど。なんとも浮世離れして現実味のない、まさに御伽噺ですね。
……アレ? 自殺者が増えているのも『二ホン』で、多くの者に愛読されているこの物語も不幸にも死んでしまった『二ホン』の者が主人公――ということは、まさか!」
「発想が飛躍し過ぎですよ、ガヴリル。確かにこの手の内容の本が『二ホン』で広く読まれて親しまれていることと、『二ホン』で自ら人生の幕を引く者が増えていることは事実。
ですが、この手のコンテンツが原因で『二ホン』にて自死者が増えていると、さも因果関係があるように理論を展開するのは早計もいいところです。現状その二つに因果関係は認められませんし、因果関係を証明する事実の類も確認できていないのですから。
理論とは、常に事実と事実を根拠のしっかりとした推論で結び展開されるべきもの。根拠の薄い推論で結んでしまえば、それはたちまち説得力に欠けるタダの暴論となる。誰も納得しないし、最悪誰かを傷付けてしまいかねない危険な行為です。以後、自重するように」
「……はい、申し訳ございません」
ハニエル先輩の指摘に、何も言い返せなかった。
確かに、驚きから少々主張が過激な方向へ発展し過ぎたらしい。反省しなくては。
「ですが一方で、こういったコンテンツが我らに対して『異世界へ転生させて欲しい』と我儘を言う原因に寄与している可能性は否定できない。事実そういった願望を口にする者は皆、この手の本やそこに纏わる創作物に親しんでいたという報告も上がっています。
そして困ったことに、駄々をこねる者たちへの対応で女神たちの精神的負担が増加しており、更には上層部への報告書作成や事後処理に伴う労働時間まで増加しています。
そして先日、遂に精神的に限界を迎えてしまったミズガルの担当だった女神が体調不良を理由に休職を申し出ており、現在復帰の目途が立っておりません。ミズガルは人口が七十億を超える屈指の規模を誇る世界。この流れが続いて休職者が続出しようものならば、業務に甚大な支障が出てしまいます」
「成程。だから、この『異世界転生希望者増加への対策兼、転生に伴う治安維持などの効果測定に関する要綱』なるものが発効されたということですね。そしてこれを私に手渡したということは、この責任者を私にやれと……そういうことですか?」
「ええ。任務の詳細は渡した書類に記載されているわ。大丈夫、貴女ならできるから。
女神たちの健全なる業務環境構築のため、どうか力を尽くして頂戴」
「それはもう、謹んでお断りします」
「そう。それはよかっ――はえ?」
素っ頓狂な声を上げて、目を白黒させるハニエル先輩。
そんな彼女に、満面の笑顔を張り付けた私は手渡された書類の束と本を突き返す。
耳から入って来た情報を正確に処理できずに放心状態となって固まるハニエル先輩の姿は、さながら車に轢かれる直前の雨蛙といったところ。ちょっと面白いと思ったのは内緒だ。
「では、私はこれにて失礼致します。ごきげんよう!」
ビックリしたまま固まってしまったハニエル先輩は、差し出した書類と本を受け取る素振りすら見せてくれない。仕方ないと、私は彼女の執務机の上に書類の束と本を優しく置くと一礼。そしてくるりと背を向けて、ドアへと向かった。
「――ちょっ、ちょっと待てぇえええええええええええええええええええっ!!?」
すると背後から、耳を劈く怒声が響き渡る。
その声量は、まるで火山の噴火。いや、蛙であることを踏まえてウシガエルの鳴き声か。
「何ですか? そんなに大きな声をいきなり出されては、ビックリするじゃないですか」
「いや、ビックリしたの私! 『何ですか?』じゃないわよ! 何平然と拒否しているの!」
「だってその任務、絶対面ど――荷が重過ぎるじゃないですか。社会人一年目のペーペーに、全う出来るような仕事じゃないですよ」
「貴女、今さらっと『面倒くさそう』って言おうとしたわね? 絶対に出来ないとか思ってないでしょう?」
「いやぁ、流石に私でも無理ですよ。というか絶対にイヤです。というワケで、無事に適任者が見つかることを祈っております。ではでは~」
そうとも。こんな仕事、絶対面倒で手間かかるだけに決まっている。既に甚大な影響を及ぼしているトラブル解決のための企画という時点で、怪しい匂いしかしない。
恐らくは仕事の進め方の整備も碌にされておらず、困ったら自己判断を強要され、膨大な業務量をこなすためには時間外労働すら致し方なしとなり、そこまで必死にやり遂げてなお万が一失敗などすれば全責任を押し付けられる……そんな地雷業務である可能性濃厚。
折角ここまで血の滲むような努力と研鑽でエリート街道を驀進してきたのだ。
こんな仕事で、万が一どころか億が一にも我が名声に傷を付けるワケにはいかない。
君子危うきに近寄らず――私の座右の銘だ。
えっ? 虎穴に入らずんば虎子を得ず? 虎子のいない虎穴に入ってどうすんだよ。虎においしく頂かれて終わりじゃねえか! それこそ、骨折り損だわ!
というワケで、面倒事など最初から引き受けずにさっさと退散に限る。
そうして意気揚々とハニエル先輩の執務室から退出しようとしたその刹那だった。
「はぁ~あ、残念。女神大学を首席で卒業した、過去類を見ないほどのスーパーエリート候補だって言うから、その才を見込んで折角ミカエル様にムリを言って貴女を推挙したのに。
まさか、挑戦する前から出来ないって言い出して尻尾を巻いて逃げるような臆病な小物だったなんて……期待外れだわ」
「…………あ゛あ゛んっ?」
聞き捨てならない罵倒が、私の耳朶に響く。
自分でもびっくりするぐらいドスの利いた声が漏れた。
「今、何て?」
「まあ、仕方ありません。上役には私から報告しておきましょう。期待のルーキーは、取るに足らない小物。責任感も意欲もまるで持ち合わせていない、上辺だけで中身スカスカな小娘でしたって」
「……な、なにおうぅ?」
「はぁあ……この仕事で成果を出せれば研修期間終了と同時に主任職も見えて、同期の中でも出世頭になれるチャンスだったのに、何と勿体ない。勿体ないけど、本人が嫌だというなら仕方ないわ。この仕事は、他の新人の子に任せるとしましょうか」
私の質問に一切答えを返すことなく、なおも続けられる大きな独り言。
ええ、分かっていますとも。これが挑発だと。もし本当にそう考えているのなら、こんなことを私に聞こえるように言わず、静かに報告書にでも書けばいいのですから。
分かっています……ええ、分かっていますとも。
でも――
「上等ですよ! やってやりますよ! 同期のバカ共にはできなくても、このスーパーエリートのガヴリルになら造作もありませんとも! この私を、舐めないで頂きたい!」
この天才ガヴリルに対する低評価など、如何なる理由があっても許されはしない。
そうとも。私に向けられるべき感情は、畏怖か称賛か将又醜い嫉妬だけ。
軽蔑や侮蔑など以ての外! 失望など論外中の論外!
圧倒的実力と才覚と結果で我が敵を悉くぶっ潰し、栄達と栄光と勝利を手中に収め続けて永遠に絶頂し続ける――それこそがこのガヴリルに許されたただ一つの生き方!
それなのに、ハニガエル(踏み台一号)風情から失望と軽蔑を向けられるなど、我がプライドが許さない。
「そう。よかったわ。ではこれ、お願いね」
「……ふんっ!」
ニコニコとした顔で差し出された書類の束と本を、私はひったくる様に受け取る。
そしてそのまま、私はズカズカと足音を立てながらハニエル先輩の部屋を後にした。
如何でしたでしょうか?
次回もお楽しみに