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中間地点

作者: 西川 新

ここまで書いたのに、お蔵入りは勿体無いかなと思ったので投稿しました。

そのため、少々、投げやりな終わり方で終わっていますm(_ _)m


こんな詩でも誰かの力になれば、幸いです。


地べたを踏みしめて

必死にここまで素足で歩いてきたんだね

君の足がこれまでの壮大さを語ってる


君がこれまで歩んできたであろう道に残る

力強い足跡の数々

その足跡が伝えてくれる

君が懸命に闘ってきたことを伝えてくれる


そうか

君はここに来るまでに何度も転んできたんだね

暗闇に包まれて

道の途中で何度も挫折して膝をついてきたんだね


よくここまで来られたね


死んだような瞳が

ここまでの壮大さを物語る

何度も転んできたのであろう傷付いた足が

これまでの闘いを教えてる


何度も傷付いて

消えない傷を背負って

生まれてきたことを憎んできたんだろうな


言わなくてもわかる


死んだようなその瞳が暗闇の中で

たった一筋の仄かな光を捕まえて

その光を目印にしてここまで来たんだろう


傷付いたその足で

何度も転んで何度も膝をつきながらも

ただただ必死に輝く未来を信じて

ここまで歩いて来たんだろう


せっかく頑張って来たところご生憎様

残念ながらここは桃源郷でも楽園でもない

ここはただの中継地点にしか過ぎない


君が信じたように天使しかいない世界じゃない

ここはただの中間地点

君がずっとここにいることは出来ない


ここは気休めにしかならないだろう


ごめんね

ここは桃源郷だと言ってあげられなくて

ごめんね

ここは楽園だと言ってあげられなくて


ここはただの中間地点


気休めにしかならないかもしれない

だけど気休めにしかならなったとしても

休んでほしい


今の今まで

頑張って歩いてきたこの足を

この中間地点で

癒してほしい


ここにずっととどまることは

出来ないけれど

ここにいる間は気を休めて欲しい

その足を休めて欲しい


ここまで険しい道を

よく歩いてこれたね


大変だったよね

お疲れ様


わざわざせっかく

ここまで来てくれたのに

ごめんね


ここは桃源郷でも楽園でもないんだよ

ここは少しの気休めにしかならない場所だ


ずっとここに留まることは出来ないけど

ここにいる少しの間は

疲れたその足を休ませてほしい


そして

傷が少しマシになったら

また力強く歩き出してほしい


旅立つ時は

少し寂しいけれど

その背中を私が押すから


今は何も気にせず休んでほしい


こんな投げやりな終わり方で、すみませんm(_ _)m

いつか検索除外にするかもしれません。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 検索除外なんてもったいないです。 とてもいい詩です。 読ませていただきありがとうございました。
[良い点] どことなく『The Slut Bunks』というバンドの『walk』という曲を思い出してしまいました。 いい詩だと思います!
感想一覧
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