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異世界を服従して征く俺の物語!!  作者: ネコのうた
― 第二期・各々の立場 ―
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第46話 連休

魔人姉妹に、王城の部屋を一つだけ与えた。


1人につき1室を割り振ろうとしたが、共同で構わないそうだ。


ちなみに、地下ではない。


トーキー王国が在る[東の大陸]には、そろそろ雨季が到来するらしいので、庭で暮らしているモンスター達にも配慮してあげた。


[異世界召喚者]たちの半数が寮を出て、転職先で住み込み勤務しているため、小型~中型のモンスター達に空き部屋を割り振ることにしたのだ。


ミノタウロスや、トロールは、大きいので、寮の一室では狭すぎる。


また、進化したジャイアントアントやラミアなども幅を取ってしまう。


ヘルハウンドたちは、別に寮で構わなかったのだが…、そもそも“犬”だからか、集団の方が落ち着くらしい。


なので、ここら辺の面子は、城内で暮らさせることに決めたのである。


国王が、「4つある大広間のうち、2つを提供する」ことを快諾してくれたので、オスとメスで1つずつ使用することになった。



ここのところ多忙だったので、勇者一行と魔物たちや各将軍には、明日から一週間に亘っての休暇をプレゼントしてあげたのだ。


俺も同様に休むつもりだが、その前にヤルべきことがある。


それは…、あの生徒会書記達とのエッチだった。



二年生の【アサシン】を抱いて、次の日は一年の【クレリック】と合体したのである。


シャワーを経て、ベッドで仰向けになる俺に覆い被さり、〝チュッ♡チュッ♡〟と接吻している一年の生徒会書記に対して、


「あ! そうだった!」

「お前に頼みたい事があったんだ。」


と口を開く。


「はい。なんでしょう?」


と、いささか不思議そうにする一年生書記に、


「この世界で、車や飛行機といった“乗り物”を作りたいんだが…、“科学開発班”によると、難しいらしい。」

「そこで、だ!」

「お前をリーダーとした“科学開発相談部”を設立するから、他にもファンタジー系に詳しい連中を集めておいてくれ。人数が多くなりすぎない程度に。」

「魔法とかを用いれば、上手くいきそうな気がするから。」


と述べたところ、


「分かりました!」

「なんだか、楽しそうですね☆」


と、嬉々として引き受けてくれたのであった。



エドゥ王都の、北東/南東/南西/北西には、兵士の[屋内外訓練所]が、それぞれ1つずつ設置されている。


高校で体育会系の部活に所属していた連中は、仕事の合間とかに、これを使用させてもらっていた。


それはまるで、[社会人スポーツ選手]が、午前中に練習して午後から出社したり、逆に朝から働いてPM15:00頃には退社させてもらい…、みたいな感じだ。



俺とかが一週間の休みを取っている時に、この者たちにアピールの機会を与えてあげた。


毎日、朝から晩まで、野外や室内で、男女問わず、サッカー・野球・ソフトボール・陸上競技・バレーボール・バスケットボール・卓球・バドミントンなどの、模擬的な試合を行ったのである。


ボールとかは、こちらの世界にて、かなり類似した物を職人たちに作ってもらったらしい。


ちなみに、水泳は、王都から20分ぐらい北西に歩いた所に在る[湖]を使っている。


俺は、連日、王族と各大臣に将軍たちと、順に視察していた。


勇者一行や、モンスター達のなかで、暇を持て余している奴らが、観客として足を運んでいるようだ。


何はともあれ、この世界の住人たちが、


「サッカーが面白い。」


「いや、野球だ。」


「自分は、柔道が気に入った。」


「いやいや、剣道の方が…。」


と会話に花を咲かせていて、とても良い。


のだが…。


勇者と聖女は何かと張り合って、言い争いになり、周りの空気も悪くなっていた。


そこで!


俺は、こいつらを、二日目の夜に呼び出して、三人でエロエロとヤッたのである。


なんでも、2人は、この日以来、〝シェアする悦び〟を知ったのだそうな―。


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