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異世界を服従して征く俺の物語!!  作者: ネコのうた
― 第三期・この世界の歴史と未来 ―
131/350

第131話 ガルーダ

椅子に座った“グルル・ヤクシャ”の足枷を、トーキーの賢者&魔人姉妹が、しゃがんでチェックしていく。


「……ふぅむ。」

「これは、大昔の文字のようじゃな。」


との見解を示すトーキーの賢者に、魔人の姉が、


「ええ、間違いなさそうです。」


と、同意し、妹が、


「やはり、古代魔法を用いていましたか…。」


と呟いた。


「どうだ?」

「上手くいきそうか??」


と、訊ねた俺に、


「少々おまちください。」

「…………、うむ。」

「そんなに難しい術式ではないので、大丈夫でしょう。」


と賢者が返したのである。


そこからは、賢者の指示で、文字の一つ一つに、姉妹が人差し指から魔力を注いでいった。


あたかも、刑事モノの映画やドラマで描かれるような、時限爆弾の導火線を、青、白、黄、緑、と、ランダムで処理していくかのように。


魔人姉妹が、文字によって、火・水・氷・風・雷・大地・爆発の魔法を注入した結果、足枷が〝ピカァー〟と光って、4つぐらいに〝バキィンッ!〟と割れた。


次の瞬間、バードロードの全身が輝いたのである。


目を開けていられないほどに。


その眩さが収まった“グルル・ヤクシャ”が変貌していた。


髪や、眉に、瞳と、翼が、金赤色となり、皮膚は健康的な肌色になっている。


袈裟(けさ)も、まさにチベット仏教を彷彿とさせる赤色&黄色に変わっていた。


これに、バード国の幹部たちが


「おお―ッ!」


と、感動する。


“ガルーダ”が、


「世話になったな。」

「トーキーの魔人よ、君たちに礼をしたい。」

「宴を開くとしよう!」


と満面の笑みを浮かべた。



さて、ここで一度それぞれのレベルを確認しておこう。


一年生書記クレリックはLV.42で、二年生書記アサシンがLV.49の、三年留学生ウィッチはLV.40である。


一年生の武術士がLV.43で、二年生の弓士(きゅうし)はLV.44となった。


聖女(姫殿下)はLV.56の、勇者(生徒会長)がLV.61だ。


トーキーのメンバーは、小将軍がLV.60で、中将軍はLV.64の、大将軍がLV.73である。


トロールはLV.75で、ミノタウロス元帥がLV.83となった。


ジャイアントアント参謀役がLV.61の、魔法剣士はLV.98だ。


ちなみに、ハーピーのリーダー格はLV.55で、ヘルハウンドのリーダー格がLV.58である。


他の面子も当然ながらレベルアップしていた。


2つ~4つくらい。


俺は…、


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


【種族】:魔人


【ジョブ】:不明


【タイプ】:進化系


【レベル】:120


【HP】:2400


【MP】:1200


【基本攻撃力】:960


【基本防御力】:720


【基本素早さ】:480


【攻撃魔法】:炎/水/氷/風/地/雷/爆発/猛毒

※現時点での消費MPはどれも1~1200


【回復魔法】:なし


【補助魔法】:なし


【特殊魔法】:????


【基本スキル】:可視化/ズーム(視力と聴力が10倍になる)/伝言/念話/チャーム

※チャーム以外の消費MPはどれも3

※チャームの消費MPは1~1200


【ユニークスキル】:飛行/咆哮(自分より弱い者たちを30分間行動不能にできる)

※飛行の消費MPは0

※現時点での咆哮の消費MPは1~1200


【レアスキル】:全ての武器を装備できる


【激レアスキル】:絶対服従

(人族と魔族を一生涯支配できるが、自分と同等以上のレベルの者は服従不可)

※現時点での消費MP1~1200


【超激レアスキル】:????/????


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


というのが現状だった。


どうやら、魔法とスキルの消費MPが、やや幅広くなったみたいだ。



AM11:30前後に宴会が始まった。


王都中を巻き込んで、盛大に―。


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