表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界を服従して征く俺の物語!!  作者: ネコのうた
― 第三期・この世界の歴史と未来 ―
118/350

第118話 VS.バード国の幹部たち・其之肆

スイングしようとする南方領主の胸部に、幅2Mの【光線(ビーム)】が、


ズバァンッ!!


と、ヒットした。


聖女による攻撃で、敵のトロールが2歩ほど後退する。


その隙に、ハーフエルフの国主補佐官が【ディスオーダー(異常)リカバリー(回復)】を用いて、俺の眷属であるミノタウロス元帥&トロールの“毒状態”を解いた。


〝もう一度〟と(くちばし)を開くコカトリスだったが、こちらのチームにいる【狙撃手】らが[魔銃(マガン)]によって阻んだ。


このコカトリスには【石化】のスキルが無いらしい。


それは、俺達にとって幸いな事だった。


一応、それぞれに[ステータス異常回復ポーション]を1つは所持しているが、エルフ国の補佐官を石像にされてしまったら、最悪、全滅しかねないので。



騎士・戦士・剣士・武闘家・アサシン・ヘルハウンド・ジャイアントアント・アラクネなどの、接近戦メンバーが駆けていく。


上空に逃れたコカトリス・ハーピー・ペリュトンには、魔法使いと魔女が魔法を、狙撃手が矢と石礫(いしつぶて)を、〝ボン!ボン!〟当てて、墜とす。


そこを、近距離型の面子が一気に間合いを詰めようとしたものの、【猛毒】・【爆裂尾羽(おは)】・【氷撃】により、牽制されてしまう。


サンダーバードと、レッドキャップは、囲めたようだ。


しかし、サンダーバードには、全身から、四方八方に“雷”を放たれてしまった。


レッドキャップは、〝ぴょんッ!〟とジャンプしながら、体を〝ぐるんッ!〟と左に一回転すると同時に蹴りを繰り出し、円形の“風”を飛ばしたようだ。


それは、某・格闘ゲームの[竜○旋風脚]みたいな感じだったが、あそこまで回ってはいない。


どちらかと言えば、いつぞやのオークウォリアーが発動していた【一掃(いっそう)】に似ている。


なんでも、【真空蹴り】という武闘家のスキルらしい。


消費MPは50で、LV.100未満は1日4回、100以上は1日8回の、使用限度とのことだ。


いずれにせよ、これら(・・・)によって、うちの連中が、ダメージを負ったのである。


その場に膝や尻餅を着いた眷属らを、敵が蹂躙しようとしたが、空中から、ハーピーたちが【尾羽】を放って防いでくれた。


トーキーの大将軍を中心とした小部隊は、進化系グリフォンと交戦している。


人間やジャイアントアント達が、バトルアックス・ソード・ランサーを繰り出すも、半獣のグリフォンに、大剣で〝ガキンッ!〟〝ガシンッ!〟と受け流されてしまう。


更には、【横断】や【縦断】を展開されてしまい、右側と正面にいた者らが傷つき、陣形を崩されてしまったので、一旦、距離を取ったようだ。


その頃、相手側のトロールを、7~8人の武闘家とアサシンや、5体ぐらいのヘルハウンドが、撹乱していた―。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ