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鉛白(えんぱく)
鉛白は、不透明度が高い白です。
古代から製造、使用されていた白色顔料で、色名というより顔料の名とのこと。
ヨーロッパでも広く使われ、日本では奈良時代に新羅からの渡来人が推古天皇に献上したのがはじまり。
昔は鉛白を胡粉といい、胡(西域)から渡来した白い粉とされていました。「唐の土」とも呼ばれ、ヨーロッパでも日本でも白粉に使われていたそう。
しかし湿度が高いと黒ずんでしまうのが難点だったようです。
中世の鎌倉時代には鉛の毒性がわかり、使用されなくなりました。
その後、牡蠣などの貝殻で作った粉が胡粉と呼ばれるようになりました。
ただこちらも剥落しやすい所が難点だったようです。
英名では、ホワイト・レド。同じく鉛白の顔料のことをさします。




