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日本の伝統色  作者: ひいらぎ
紫系
34/46

紺滅(こんけし)

挿絵(By みてみん)


紺滅とは、深く渋い青紫です。

通常、染色をすると鮮やかさや艶やかさが出るのですが、それをあえてくすませたものです。江戸っ子の粋好みだそうで、この色以外にも滅紫(けしむらさき)という、あえてくすませた紫色があります。

これ以上染まらない所まで濃く染め、今度は染液を一昼夜放置すると、色素が分解して鼠色がかるので、それで染めてくすませるそう。

また、紫根は低温で染めると鮮やかになり、高温で染めると黒く鈍い色になります。そのため、滅紫を染めるときは、高温で染めるという染め方もあります。

これは滅紫の工程ですが、紺滅も似たような工程をへて、くすませているのではないかなと思いました。

なぜここまでのことをしたのかは、粋という他にも、幕府から「奢侈(しゃし)禁止令」が出たためです。

庶民が選べた色は、なんと3色のみ。藍色、茶色、鼠色です。そこで色のバリエーションが増え、その1つがこの紺滅でした。

英名だと、ネイビーブルーが近いかなと思いました。ただ艶やかさがあるので、もう少しくすませると似るのではないかなと思います。

ネイビーとは、海軍のこと。ネイビーブルーはイギリス海軍の制服の色に由来します。ネイビーだけでも、ネイビーブルーの意味になります。

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