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肉桂色(にっけいいろ)
肉桂色は、やや明るめの赤味がかった茶色です。
肉桂とはシナモンやニッキのことで、色名としては比較的新しいものです。世界最古の香辛料のひとつではありますが、1679年に英語のシナモンが色名として用いられています。
シナモンはベトナム原産の、クスノキ科の常緑高木です。
しかし上質なものはスリランカ、インド産なのだとか。
日本には中国を経由して、18世紀に輸入。肉桂色は、このとき訳するために作られた色名なのではないかなと思いました。シナモンの和名は、セイロンニッケイ。甘味、辛味、独特な芳香があります。
英名では、もちろんシナモン。
1797年には新しく、シナモン・ブラウンというやや濃い茶色の色名ができました。
シナモンは樹皮を粉末にしたものの色、シナモン・ブラウンは樹皮そのものの色とのことです。




