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橙色(だいだいいろ)
橙色は、橙の実の皮のような鮮やかな黄赤色です。
別名は、橙色、橙黄色、橙皮色があります。
『古事記』にも橙と思われる記述があり、古くからある果実ですが、色名になったのは最近で、明治時代以降から一般的に使われるようになりました。
橙はインドやヒマラヤ原産のミカン科の常緑小高木で、実は熟しても落ちず、新しく実がなっても2~3年もついていることから、代々子孫繁栄するよう縁起物として「だいだい」と呼ばれるようになりました。
基本色彩語の1つですが、小学校で習う漢字に「橙」がなかったため、オレンジが使われるように。そのため橙色よりオレンジが一般的になりました。
英名は、オレンジ。
色名として1512年には一般的に定着していました。