作戦会議と意外な乱入者
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作者はヤンデレっ子も好きです。そんなキャラが書きたい……よし(決意)
「来たわよ王様!」
「よぉレヴィア」
17階層からやって来たレヴィアは、下半身が陸上を移動するためには圧倒的に向いてない。なのでレヴィアは水流操作で自身を水で包んで移動している。まぁそれは昔の話で、水流操作が上達した現在は、水でクッションを作ってそれに乗っかって移動している。
「お主が最後じゃぞレヴィア! なぁにをしとったんじゃ! ヒック」
ニッケル、64階層からいの一番に転移してきたが、それからずっと自作の酒を飲み続けている。
「最近クラーケンが言う事聞いてくれないのよ……悪かったわね」
「そんな事はどうでもいいだろ、今大事なのはシアとフロンだ。アイツらはまだなのか?」
「もうすぐ来るだろ。もう少し待てグレヴィル」
「そうですよグレヴィル殿、もう少し待ちましょう」
エルフ達の長、ローラン。基本的にはダンジョンの外の“帰らずの森”を守護しているエルフ達の代表としてここに来ている。
「しかし遅いのは事実だなぁ。何かあったのかぁ?」
獣人族のまとめ役、ギラ。狼人族の獣人で、同じく“帰らずの森”の外に獣人族専用に作った小さな村で暮らしている。獣人族は誰がまとめ役をやるのか少し揉めたが、どうやら獣人族は実力主上主義の傾向があるようで、その結果、獣人族のまとめ役を決めるための壮絶な戦いが始まった。
流石に死人が出るようなら全力で止めようとは思っていたが、それも杞憂に終わった。
勝者は狼人族のギラがここにいる事から分かるように、ギラが勝った。まぁ準優勝の猫人族のララがまとめ役補佐になり、それで収まった。
「ごめんなさいお父様、遅くなったわ」
「ごめんなさい」
「来たか2人共、何かあったか?」
「ちょっと気になる情報があったの、それの真偽を調べさせてたわ」
「気になる情報?」
「今回の魔界樹、あぁ進化させた魔界草の事ね。あれについて専門的な調査をする事が決まったらしいわ」
「へぇ、詳しく聞かせろ」
「分かったわ」
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「なるほどな、要するに人間共は王の力に恐れをなしたって事か?」
「まぁそういう事よグレヴィル。魔界樹の大虐殺を見て、流石に恐怖を覚えたんでしょうね。今では人間共は大騒ぎよ」
「そうなると魔界樹の方にかかりっきりになるだろうな。その間は“帰らずの森”は放置か?」
「それがそうはならないみたい」
「ほう?」
それは意外だな。森に来ようとしたヤツらは皆殺し、もしくは99階層に捕らえていて、帰還者がいないためか、人間達は“帰らずの森”に住む悪魔が怒っているなんて話があると、この間シャドウキャットが楽しそうに話してくれた。
その内容から考えてしばらくは森に侵入者が来る事はないだろうと思ってたんだが……
「この森に悪魔が住み着いてるって話を人間共がしてるのは知ってるわね? まぁだから今回の魔界樹の原因も、“帰らずの森”の悪魔の仕業だって市民が騒いでるそうよ。今回はその噂を抑えるためにこの森に来るみたい」
「……なるほど、つまりは、“帰らずの森”の攻略はついでだと?」
「えぇ、そのつもりらしいわ」
「そうかそうか……ふざけるなよッッッ!!!」
グレヴィルが膨大な魔力を解放する。周りのヤツらもイラついているらしい。
そばに控えさせていたシャーリーですらも強烈な殺気と魔力を放っている。
まぁ実のところ、俺もかなりイラついている。
「……お前ら、聞け」
ピタリと、周囲に溢れていた殺気や魔力が消失する。
全員が聞く気になった事を確認し、話に入る。
「シア、人間共はいつ来る?」
「準備に3週間、そして人間共の王都から出発して、1ヶ月だそうよ。王都からの伝令を捕まえて支配したから間違いないわ」
「分かった」
どうやら俺は人間共とは仲良くできないらしい。まぁする気もなかったけどな。アイツら基本的に余計な事しかしねぇ。
まぁだから────────殲滅しても問題ないよな?
「迎え撃つ、そんでもって必ず後悔させろ。いいか、必ずだ」
一拍
「「「「「「当然」」」」」」
全員が獰猛な笑みを顔に貼り付け、頷く。
「まずは森に入ってしばらくしたら獣人族とエルフ達で一斉に襲撃、ダンジョンに誘い込め。ついでだから1階層から10階層、そんでもってダンジョン内の転移トラップでレヴィアの17階層とグレヴィルの99階層、そしてここ、100階層に転移させる。ニッケルは一時的に10階層で待機、人間が来たら転移トラップに追い込め。シアとフロンは99で待機、ドラゴンとグレヴィルと一緒に好きに殺せ。そしてシャーリーは俺と一緒にいろ。特訓の成果は実践で見せてもらうぞ」
「「「「「「はいっ!!!」」」」」」
俺はこれからこの100階層で迎撃の準備に入る。
初の大規模な作戦になるが、別にそれ程緊張はしていない。感情がない訳では無いが、かなり薄くなっている。それは焦りなどの心境にも影響が出るらしい。
「おぉ! 全員殺気立ってるなぁ。大変結構! お姉さん嬉しいね!」
「……久しぶりだなアテルナ」
いつの間にか俺のすぐそばに現れた見た目は幼女の神、アテルナ。
「やっほージン! 元気してた? まぁ見てたから知ってるけどね! お仕事頑張ってるじゃないか! 私は嬉しくってついつい泣いちゃったよ!」
よよよ、と目元を覆って泣き真似をする。この世界を管理する神がこんなにおちゃらけた性格でいいのか? まぁそれはそれとして、俺にはやらなきゃならない事があるんだった。
「まぁ再会を喜ぶ前に1つ」
「およ? なんだ〜い?」
立ち上がり、アテルナと正面から向き合う。そして──────拳を振り上げた。
「歯ァ食いしばれぇ!」
「ぐべらぁ!?!?」
前世を含めた中で一番いい一撃だったと断言できる。アテルナは水平に吹っ飛んでいき、ギャグ漫画の如く壁に頭をぶつけた。
「ひにゃぁ!?!?」
「それは予想外だった」
「殴るのをそもそも想定しないでくれる!? というかいきなり何なのさ!」
「お前ら、コイツが俺をこの世界に連れて来た神、通称駄女神様だ」
「誰が駄女神様か!」
「人を無意味に煽っておいて何を言ってる。エンを雑にした分も込めておいたから存分に噛み締めろ」
「エンってあの刀の娘だよね!? どう可愛かった? ちょっと会わせてよ!」
ダンジョン内が一気に騒がしくなってしまった。
「おい、駄女神、何で来た?」
コイツは何だかんだ言いながらこの世界を管理してる神だ。ならば当然、こんな所にいていいはずが無い。もしも遊びに来たんだったらもっかい殴って追い返す。
しかしアテルナは、急に表情を改めて、真剣な雰囲気を作った。
「貴方、この間街を潰しましたね?」
「あぁそうだが、問題か?」
「貴方が悪い訳では無いのですけどね……」
どうやら俺が街を潰した事で、本当に問題が発生したらしい。だがこうでもしないと人間は今度は何をしでかすか分かったもんじゃないし、この方が効率がいい。
「どうやら貴方が街を1つ潰した際の魔力を世界の意思が探知したらしく……その大元である貴方の事が世界の意思にバレてしまったようです。そして世界の意思が世界を滅ぼす可能性がある貴方を排除しようと動き出しました」
どうやらかなりの大問題らしい。
徐々に投稿ペース戻していきましょうねぇ。
そして雑談をば。
最近黒猫さんは撮り貯めてたアニメを消費しているのですが、某ナカノヒトのゲノムなアニメにどハマりしましたw漫画買おうかなぁ。
そtて何故か撮れていなかった8話……泣きたいです。
ちなみに好きなキャラは双子の妹ちゃんと、フラッシュバン使う子と、ヘルメット持った不良っ子です。