魔物量産計画と癒しの増加
ストックとやる気が失せました笑。これからはもう一個の作品と同じような感覚で進めることになるかと。
20連ガチャも終わったしじゃあそろそろ魔物の方に移ろうか。魔物はダンジョンコアから生み出すことができる。
1度作ったことのある魔物ならダンジョンポイントで好きなように作ることができる。
さて、どれだけポイントが残ってるかな?
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最果ての迷宮:ダンジョンマスター(ジン・カミサト)
ダンジョンポイント:4,084
その他
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割と残ってるね。これなら結構使っても大丈夫だな。何を増やそうかな……単純な戦力を考えるならドラゴンを増やした方がいいとは思うけど……レヴィアも同種が欲しいとは言ってたしなぁ。シア達も実験的にヴァンパイアが欲しいとも言ってた。
……あれ? でも真祖の欄がないな? ということは俺が直接作らないと真祖は作れないのか。俺が作れる限界は下位吸血鬼が限界だね。せめて吸血鬼が作れれば良かったんだけれど……これじゃあ吸血鬼を作る意味はないかな。
なんなら竜人を作ってみるか? ……半竜人しか作れないんだけど。これってもしかして俺が直接作った種族の下位種族しか作れないのか? まぁ確かに竜人とか真祖とか量産しまくったら人類とか余裕で滅びそうだしなぁ。神様の命令はあくまでこの世界のエネルギーを使わせないようにすること。確かに人類滅ぼせば達成できるかもしれないけども流石にそれは避けたい。
これはかなり迷うなぁ。……使うポイントが少ない魔物を量産するか? うん、そうしよう。
えっと……1番必要ポイントが低いのは、ゴブリンか。10ポイントはかなり安いな。あぁちなみにこの世界のゴブリンはよくある女性を拐って苗床にするとかそういう感じのやつじゃない。まぁそこら辺はね?
それはさておき、そうだなぁ、何を作っても結局下位種族しか作れないなら下位吸血鬼を作ってもいいのか? いずれ普通の吸血鬼に進化できるかもしれないし……うんこれもいいな。
よし、じゃあゴブリンを量産しつつ下位吸血鬼も作っていこう。
そしてゴブリンを100体ほど選ぶと視界の端でダンジョンポイントが1000減少するのが見える。そして緑の肌をした俺の腰くらいまでの身長しかない魔物が現れる。
現れて早速ぎゃあぎゃあとうるさいので1階層に転移させる。
じゃあ次は下位吸血鬼を作っていこう。必要ポイントは……1000!? 多くね?
……まぁいいか。正直作って損はないし。
また視界の端でダンジョンポイントが1000減少する。すると灰色の髪を肩の辺りで短く切りそろえた60代に見える男が全裸で現れた。
「……初めましてご主人様。私はあなたに作られた者です」
「知ってるよ。まぁこれから役に立ってくれ」
「了解です。我が主」
ペコリと恭しくおじぎする。その動作は生まれたばかりにもかかわらず見惚れるほど完璧な動作だった。
「お前はシアとフロンの補佐を頼む」
「はっ!」
「とりあえず今はこの階層で待機してくれ」
「従います」
やっぱり自我がある程度しっかりしてると大抵のやつは俺に従順なんだよなぁ。まぁその方が助かるんだけどな。
「グルルルルルル?」
いつの間にか俺のそばにラヴァワイバーンが来ていた。なんだか最近こいつが犬とか猫に見えてきたんだけど……可愛いからいいけどな。
あとで肉をあげよう。
そう思って頭を撫でるとラヴァワイバーンは自分から頭を擦りつけてくる。
やっぱり犬か猫だろうこいつ。
それじゃあついでだしレヴィアの仲間でも作ろうか。レヴィアは黒髪で青い目だから少し変えてみたいなぁ。
じゃあ金髪碧眼にしよう。
あとは大体レヴィアと一緒でいいや。
そうしてかなり雑ではあったがレヴィアの仲間であるセイレーンを作り出した。
「こんにちは王様。ご機嫌いかが?」
「まぁまぁかな。じゃあ17階層に送るぞ」
「は~い」
一瞬で景色が変わるとそこは見慣れた17階層だった。相変わらずこの転移が便利すぎる。
「あれ? 王様じゃない? 今日も歌を聞いていってくれる……その子は?」
俺の隣に立っているセイレーンに気がついたようで俺に聞いてくる。その瞳がキラキラと輝いているように見えるのはきっと俺の気の所為ではないんだろうな。
「同種が欲しいって言ってただろ? だからちょっと作ってみた」
「どうも~まだ名前はないですがよろしくお願いします」
「よろしくね。私はレヴィアっていうの。王様がつけてくれたのよ」
「いいなぁ~私も名前が欲しいです!」
「ふふっ、頑張ったら王様がつけてくれるわよ」
まぁ何かしら頑張ってくれたら名前はつけるけどさ……やっぱりこいつらにとって名前はかなり重要みたいだな。
今度ラヴァワイバーンにもつけてあげよう。
「じゃあ2人で仲良くね」
「え~歌を聞いていってくれないの?」
「私の歌を聞いていってくださいよ~」
「あ~じゃあ10分だけだぞ? ちょっとやりたいこともあるからな」
「やったっ! すぐに用意するわね! あなたも私に合わせてね?」
「もちろん!」
そうして美しい歌声が響く中世界一贅沢な休憩を過ごすのだった。
まぁ神刀神楽の練習はあとででもいいよね。今はこの空間にいたいのだから。
いくつか新作のアイディアは思いついてるんですけどねぇ。今書くと色々と大変になるので笑。