僕は何もできない。
何か、思いついてしまった。w
産まれたときから、僕は何もできない子供だった。
人生最悪な時に、何もできないでつったっている、という事が、幼いながら何度もあった。
その度に何もできない自分の無力さに・・・苦しんだ。
僕は、人生で初めて好きになった女の子を、直接的ではないが、殺してしまったのだ。
僕の家は、貴族で、小さいころから僕を大切に大切に育ててきた。
人生で初めて好きになった女の子は・・・使用人の子供だった。
すごく、すごく可愛くて、優しくて、無邪気な僕の天使。
が・・・僕の、僕のせいで、死んだ。
当然貴族だから泥棒は多かった。
その日も、僕の家に、ゆうかい犯が来た。
僕の大好きだった使用人と、使用人の子供、花凛は、僕を守るために、僕をたんすに隠し、守ってくれた。
しかし、使用人と、自分が一番大好きだったたった1人の少女、花凛は僕をかばって・・・死んでしまった。
僕はたんすのなかでずーっと見ていた・・・。殺される時間を・・・。
幼かった。6才のころだった。
たんすの中で、助けに行きたい、と強く思った。しかし待つのは自分の死のみ。
助けに行こう、と思っても、体が震えて、行けなかった・・。
そういう経験を、僕は何度もしてきたのだ。
そう、何度も・・・
短っ!!!
でもこれ以上展開書くと超長くなるからやめましたw
初めての短編ですb