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贄の毎日  作者: ほたる
2/2

第一回 騎士舎にて

なんだかごちゃまぜだわ・・・


人物紹介、すごい適当ですが入れました。


「この木刀で戦うの?痛そ~・・・」

痛そうに顔をしかめる長髪の少女。



『すごい重い・・・』

木刀を両腕に乗っけて感嘆の表情を見せる黒髪の少女。



『シンたちってこれよりも重い棒を使って戦ってたのね・・・知らなかった』

こちらは違う意味でびっくりしたような顔をするショートボブの少女。




クリッとした小さな目に小柄な体。

白いドレスの裾を草むらに広げて座る三人の可愛らしい少女たち。




そしてその中にいるのは。

「いやこれが当たると超イタいんスよ!しかも、相手がレオとかだとこれがもう壮絶で!まあ重みは剣の方が重いんで置いとくとして、シンは・・・サリちゃんにどんな感じで接してるかは後が怖いんで想像に留めておくとして、今日の稽古みたらたぶん印象変わりますよ。」




黒髪の少女とショートボブの少女にそれぞれ両手を握られて鼻の下を伸ばしているひとりの騎士だった。



「でもサリのことだから怖いっては思わないでしょーね。むしろカッコいい?」

長髪の少女は頬に指を寄せ、サリと呼ばれた少女を見てしたり顔。




『えぇ・・・わ、わかんないよ・・・。怖いって思わないのはホントかも知んないけど・・・もう、ミアのいじわる』


頬を赤らめながら下を向くのはサリと呼ばれたショートボブの少女。




 恋する少女の悩ましげな顔は鼻血ものに匹敵する。

 ましてやそれが美少女だったなら、その効果が二割り増ししたとしてもありえない話ではない。



「あたしだけ責めないでよ、ほら見なさいよミラのこの嬉しそうな顔!」

ミアと呼ばれた少女は今度は攻める矛先を変え、黒髪の少女を指差した。



『え、あ、あたし?』


これまで流れに便乗して口元に笑みを浮かべて傍観していたミラと呼ばれた黒髪の少女は、いきなり矛先を自分に向けられ戸惑った。


 


そんな他愛も無い小競り合いをほほえましげに見守る騎士たちを押しのけて、負のオーラを出す男三人。




「ハイそことそことそこ。今に焼けたやつら顔覚えたから、あいつらやるの俺決定ね。」

 金髪を輝かせながらも顔は目が据わっている。




「俺も顔覚えた。ミア見て鼻血出した」

 茶髪で短髪の男は、長髪を揺らして笑うミアをみた後、一層顔に影を深めながらその周りの微笑んでいる騎士を睨んだ。




嘆息しながら灰黒色の髪の男は立ち上がって木刀をとった。

「じゃあ残り全部は俺が処理していいのか」



「どうぞご自由に。俺はいい」

茶髪の男はそういってそそくさと上に来ていた上着を脱ぎ、剣も取って愛するミアのもとへ行った。

どうやら預けるらしい。



「あっ待ってサリの手握ってるやつ俺もやりたい」

と金髪の騎士が勢い良く手を挙げた。


「奇遇だ、俺もやろうと思っていた」

すると、灰黒の騎士も同調するように頷いた。 



 互いに目を合わせること3秒。



「これは2人で」

「弄るしかないよね」


 金髪と灰黒のふたりの騎士も茶髪の男と同じように上着を脱ぎ、履いていた剣をとって少女の下へ向かった。


 




+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 


 





 事の始まりはいつも城に篭り気味な姫たちがが、それぞれの部屋で自分たちに「外に出たい」とねだってきたことだった。


いつもこちらから誘っても人目につくことを避けてかあまり乗り気ではない姫たちが珍しく自分を誘ってきた。これはもう行くしかないだろう、とうきうき気分で腰を上げたのも束の間。




まさか3人でに自分たちを誘っているうえ、行き先が騎士舎だとは。





「前から一回行ってみたかったのよね!」

と嬉しそうに笑うのは腰までの髪が美しいミア。足が不自由で車椅子に乗っている。どんなとこなの?と上を向くと、車椅子を押している見事なまでの婚約者の不景気ヅラが見えた。




「何であんなところにわざわざミアと・・・」

と不景気ヅラを浮かべなにやらぶつぶつ呟いている男がミアの婚約者であるカイだ。

茶色い短髪と元気そうな顔立ちが笑えば快活そうな性格を思わせるが、顔に影が差している今の状態では台無しだ。




『どんなところなんだろーなぁ・・・やっぱり男くさいのかなぁ』

わくわくしながら隣にいる金髪の騎士の手を握って歩くボブの髪型をしているのはサリ。

彼女は耳が聞こえないので、隣にいる婚約者の手から情報を読み取っているのだ。



「お、男くさいって・・・一体どんなのだと思ってんだ」

その横でサリの手を握りながら顔を引きつらせているのは婚約者のシンだ。まばゆい金髪に吸い込まれそうな青の目。まあ、あれだ。要するに金髪碧眼の美青年、というわけだ。天然気味な婚約者のおかげでツッコミにキレがあるが、そんなことは輝くシンの顔を前にすれば気にするほどでもない。





『獣が棲んでるってどういう意味なのか、やっと知れる日がきたわ!』

目を輝かせて意気込んでいるのは黒髪のミラ。こちらもサリとシンと同じように、隣の騎士と手をつないでいる。ミラは言葉を話せないので、騎士に思ったことを伝えているのだ。



「まあ、間違ってはいないんだが。お前の思っていることは根本的に間違っていると俺は思う」

侍女に何を吹き込まれたのやら、と嘆息すると同時にもう騎士舎に向かうということに関してはあきれ果てて何も感じなくなっている大人なこの騎士が、ミラの婚約者であるレオ。灰黒の髪に長身。よく言えば真面目、悪く言えば地味。顔はスッキリしていて騎士服が見栄えするが、彼にしかない特徴、というのが無いのが欠点。



そうこうしてるうちに、騎士舎につき話は最初に戻る。



「おい野郎ども!訓練始めっぞ!」


 カイのどでかい叫び声に今まで頬を緩めていた男たちが一斉に顔を引き締め立ち上がった。

中には、というより3分の1以上が不満そうな表情を浮かべているものの、少なくともさっきと全く違う雰囲気に変わったことに姫たちは驚いていた。


 耳の聞こえないサリは肌に感じる緊張感に肩を竦ませ、ミラはサリの肩を抱く。ミアはいきなり発せられた今までに聞いたこともないカイの大怒号に目を丸くしていた。


「3人とも」






すいません、調子乗りました。長すぎて意味わかんないですね。

騎士が嫉妬すればいいと思ったのと、どうやって紹介入れればいいのかわかんなかったのが混ざってごちゃまぜになりました。反省してますすいません。


書きたいことばかり書いてたら最後すごいざっぱですが、気にしないでくれると嬉しいです。


アドバイスおまちしてまーす

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