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贄の毎日  作者: ほたる
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プロローグ

初めて書いたのでもうやりたい放題です。


 

 とある国があった。とある国には2つの特色があって、それは他の国にはないものだった。


 1つは「贄」となる姫が存在すること。

「贄」と聞くと「捧げもの」とか「犠牲」などのイメージがあると思うが、ここで言う「贄」は少し違う。「贄」とは産まれたときに体に機能しない器官を作られり、本来つくべき筋力がつかないようにされた者たちのことを言う。そんなことをする理由。それは「贄」からとられた器官や力は生まれてくる男子の筋力となるよう役立てるためだ。

贄になる条件は女性であることのみ。

その条件もあって、その都度決め方はそれぞれだ。酷い例では籤で決めたというときもあった。 

 

 今の贄となっている3人の姫は、足と、耳、声を使うことが出来ない。

足を使えないものは車椅子に乗り、喉を使えないものと耳の聞こえないものは話す相手の手を握って意思伝達をするという風に、暮らしになんら支障はない。


 2つ目は、生まれたときから人それぞれに婚約者がいること。

人との相性が合おうが合わまいが関係ない。王の御言葉とかなんとか言えば罰があたるだなんだと何も言えなくなるのだ。だが、最初から決まっている相手がいるということで余裕ができたのか、実際国はよく回り男女関係についてのトラブルも聞かない。



 

 この物語はこの世界で「贄」として生きる3人の姫と、それを支える婚約者として生を受けた3人の騎士の日々を綴ったものである。


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