表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オタクが転生したので異世界でもオタクになります  作者: 枝豆 糵
第一章:転生編
21/278

20. 魔法の才能

「じゃあ改めて魔法を使ってみようか。」

「きのうはつかえなかったよ?」

「狐種は水属性と相性が悪かったらしい。だから今日

 は炎属性の魔法を教えようと思う。」

「わかった。」

「と言っても基本的な詠唱は変わらない。『水よ、』だったのが『炎よ、』に変わるだけだ。昨日の詠唱は覚えてる?」

「うん。バッチリ。」

「じゃあ炎魔法使ってみて。」

「わかった。」


 手を前に出して、目を瞑るマール。

 かわいいな、そのまま唇を奪ってやろうか。


 おや?空気中の魔素がマールの手に集まっていくぞ?


(もしかして、もう魔素の仕組みを掴みかけてるのか?)


 俺でも魔法を使ってからじゃないと分からなかったのに、すごい才能だ。

 マールも転生者なのではないかと疑ってしまう。


「ほのおよ、われにこたえよ、ふれいむじぇねれーと!」

「おわっ!水防御魔法(アクアシールド)!」


 あまりにも大きな炎が生成され、慌ててシールドを張る。

 ジュワジュワと水で炎をレジストしようとするが、あまりの火力に対応しきれない。


(ぐっ!ほんとに転生者なんじゃないだろうな!)

「ご、ごめん!」

「それより、早く魔法を止めて!」

「あっ!」


 フッと俺の体よりもでかかった炎が消える。


「ふう…死ぬかと思った…」


 いやほんとに、あやうく丸焦げだったぞ。


「きのううまくいかなかったから、きょうはせいこうさせなきゃとおもって。」

「力を込めすぎたのか…」


 得意属性というのも相まってあそこまでの火力が出たのだろう。

 いや、そんなことより、


「やっぱり魔素を使えてるな…ほんとに初めて魔法を使ったのか?」


 あんなバカでかい炎を生み出せば、子供の魔力ならすぐになくなるだろう。


(というか魔力が酸素なら成長するにつれて魔力が増えるというのは矛盾してるよな…)


 成長につれて酸素の保有量が増えるかどうかは分からないが、何かズレているような気がする。


「うん、というかあれがまそなの?」

「そうだよ。初めての魔法で魔素を使うなんて才能の塊なんじゃないか?」

「ホント!?」

「うん。うらやましいくらいだ。」


 こりゃあすぐ教えることがなくなっちまいそうだな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ