0. エピローグ
俺は篠原 悠希、田舎住みの大学3年生だ。
趣味はネトゲ、アニメ、ラノベなどの典型的な彼女いない歴=年齢の陰キャオタクだ。
おまけにロリコンである。
ロリコンと言うと犯罪者臭がするかもしれないが、ロリはとてつもなくいいものなのである。
(特にまだ未成熟で発達してないのに心は大人でありたいっていうあの可愛さが_)
とまあ、あらためてロリの素晴らしさについて再認識したところで意識が覚醒する。
「もう10時か…」
昨日は徹夜しすぎた…ほとんど朝までネッ友と遊んでたからな。
まぁ今日の講義は午後からなので今から用意すればぎりぎり間に合うだろう。
いくら一人暮らしとはいえ最近は少したるみ過ぎなような気がするが…まぁ今日も適当にコンビニ飯を買ってバスで食べるとしよう。
今日からまた月曜日という憂鬱な日が始まってしまう。
「大学卒業したら何するかなぁ。」
と、将来について特に考えもしないくせに考えてるようなふりをしながら支度を終える。
___
__
_
バスにはほとんど人は居ない、まぁこの時間なら当然だろう。
コンビニのおにぎりを食べながらソシャゲのデイリーをこなす。
いつもの日常だ。
こんな日常があと1年半は続くだろうと呑気なことを考えていた。
「お、レアドロップゲット〜。今日は朝からツいてるなぁ。」
大学もあと10分というところで交差点に入る。
この交差点を曲がればもう後はほとんど直線しかない。
その交差点を右折した瞬間__
ガシャーーーーーン!!!!
と今まで聞いたことのない爆音と今までに感じたことのないほどの衝撃が起こるとともに、俺の意識も薄れていく。
ただ、最後に思ったことは…
(あぁ…俺の人生、もうここで終わりなんだなぁ。)
と、どこか他人事のような思いのまま俺の意識は完全に落ちていくのであった