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祝主は愛依に振り回される

「贄…」の外伝の「宜張ぎちょうによるはつ愛依うい観察日記」の翔士しょうしが可愛くて、折に触れて読み返していたのですが、これを依人よりうどたちが読んだらどう思うだろうと考えるうちに、何となく思い付いて作品にしてみました。

珠玲しゅれい(翔士が転生を果たした器の名前です)と司凉しりょうとの再会のお話が出来上がるよりも先にこちらができてしまいましたので、ネタばらしとならないように気を付けています。

若干、「贄…」と被るところも出てきます。


今まで、名前しか出て来なかった沙羽さう(宜張の祝主はふりぬし)が最初に登場します。

 豪奢な調度に囲まれた広々とした室内で、沙羽さうはそわそわしながら明日という日が来るのを待っていた。

 十年前に転生を果たし、先日、依人よりうどの宣旨を受けた沙羽さう愛依ういが、いよいよ自分のところへ帰ってくるのだ。


 『愛依』とは、そも祝主はふりぬしたちの贄である。

 異形と戦う運命さだめを負った祝主たちと魂を繋ぎ、その身代わりとなって死ぬようにと生み出されたモノ、それが愛依という生き物であった。


 祝主はふりぬしの魂の一部をもらって生み出される訳だから、当然、愛依ういも異形封じの力を持つ。

 だから祝主と愛依の双方を依人よりうどと呼びならわす訳なのだが、そんな事はまあ、どうだっていい。

 要は両者の間には切っても切れない絆があり、愛依は本能で祝主を慕い、祝主たちもまた、己の愛依を唯一の相手として溺愛するという事だ。 


 とはいえ、沙羽の愛依は今、依人としての記憶を一切失っている。

 祝主たちは、己の愛依の胎魂たいこん鄙女ひなめの腹に植え付けられたその日から、一日千秋の思いで手元に帰るのを待ち詫びているというのに、新しい器に宿った愛依の方は、己の使命もことわりも何もかも忘れ果ててしまっている。


 気分けしてやれば愛依はすぐに全ての記憶を取り戻すのだが、生憎、依人の掟で十になるまでは近づく事を禁じられていた。

 なので、己の愛依が気になって仕方がない祝主たちは、民家の土塀や木の陰からこっそりとその育ちようを覗き見る事となる。


 みっともないから止めるようにと、依人よりうど筆頭の葵翳きえいからは散々に注意されているが、止めろと言われて止められるようなものではない。

 愛依が可愛くて堪らないのは、祝主の本能だ。


 沙羽も愛依誕生の報せを聞くや、せめて泣き声なりとも聞きたいと家の周りをうろき歩き、女依人様がこんな田舎に何の用だろうと、邑人むらびとたちから散々不審がられた。


 あれは確かにやり過ぎだったかもしれない。

 つい舞い上がってやらかしちゃったのだが、あの時は、羽前うぜん奏慧そうえたちからもやんわりとたしなめられて、沙羽もちょっとだけ反省した。 

 …反省はした。したが、貴方たちはいいわよね!と沙羽は内心思わないでもなかった。


 だって二人は結構早い時期に愛依を転生させてもらっている。

 まあ、そうなったにはそうなったなりの理由があり、抗議すれば自業自得だと言われそうだったので、沙羽は賢明に黙っていたのだが。



 その後は、断腸の思いで覗き見を年に二回程度に控えたが、見る度に子どもはやんちゃさを増していき、時には盛大な擦り傷をこしらえていて、沙羽はハラハラさせられた。


 そう言えば、あの子がはつ愛依ういの時はもっと落ち着かなかったっけと、沙羽さうは遥か遠い昔に思いを巡らせた。


 初愛依の時は確か令瑛れいえいと言う名前だったが、とにかく腕白で、悪さの度合いが半端なかった。

 どれだけ飛びぬけていたかと言うと、むらで「あのクソガキ」と言えば、令瑛のことを指すほど突き抜けていたのである。

 

 ただし、子どもたちの間では人気があった。

 隣邑の悪ガキがちょっかいを出してこようものなら、令瑛がすぐに出て行ってケチョンケチョンにしてやっていたし、弱い者いじめも決してせず、子分たちの面倒見も良かった。


 目鼻立ちもまずまず整っていたから女の子たちからもモテていて、それはまあ、別段良かったのだが、何と令瑛は邑で小町と綽名あだなされていた三つ年上のきれいな子に告白され、結婚の約束までしちゃっていた。


 これには沙羽も正直頭を抱え込んだ。

 令瑛は十になれば依人よりうどの託宣を受ける予定だし、依人に結婚は許されていない。

 異形を封じる真霊を持する依人は成人すれば体の成長が遅くなるため、只人ただびととは時の流れが違うのだ。


 これは引き取る時に相当揉めそうだわと沙羽は覚悟したが、実際、その通りになった。

 託宣が出たというのに令瑛は散々に反抗し、最後には脅される形で都に連れて来られ、初めて顔を合わせた時は射殺さんばかりの目で沙羽の事を睨んできた。


 気分けしてやればようやく己の運命さだめを思い知ったが、その後も本能に抵抗しようとするようにごねまくり、癇癪は起こすわ、言う事は聞かないわで、沙羽は心底手を焼いた。

 それだけでも頭が痛いのに、邑で結婚の約束をしていた例の女の子が令瑛を都まで追ってきて、官女になってしまった。


 …あれには参った。


 戯れの恋はいくらでもしてよいが、本気の恋をすれば、最後に苦しむのは只人ただびとの方だ。

 何度諭しても令瑛は耳を貸そうとせず、事実婚の形でその女性との関係を続けていき、気付けばその女性は四十手前になっていた。

 

 その頃になって、ようやく女の方が残酷な現実に気付き始めた。

 最初の頃は誰から見ても似合いの二人であった筈なのに、気が付けば親と子ほどにも年が離れてき始めている。

 この先も令瑛はほとんど年を取る事もなく、自分だけがよわいを重ね、日々醜く老いさらばえていくのだろう。


 官女の目に時折、狂気のような怯えが走るようになったと気付いた沙羽は、すぐさま令瑛に魂還たまがえりを命じた。

 要は、令瑛としての人生を終えろという事だ。


 令瑛が死ねばその官女はひとしきり嘆くだろうが、いつかはその現実を受け入れる。

 最後まで自分一人を愛し、他に目移りされる事もなく、封じで殉職したと言うなら、女としてそれは幸せな人生であったと言えるのではないだろうか。


 

 結論だけ言えば、令瑛が死んで三年後にその官女は別の男と結婚した。

 裕福な商人の後妻にと望まれて地方へと下り、それなりに幸せな人生を送ったのではないかと思われる。


 一方の令瑛は、新しい器をもらって転生した。


 十になって依人の託宣を受けて沙羽のところに戻ってきた令瑛(当時の名前は、峨亮がりょうという名前だったと思うが)に、沙羽は懇々と説教してやった。

 前世でやらかした事を今世こんぜの俺に言われても…と峨亮はぶうたれたが、ここまで祝主に手間をかけさせた愛依は類を見なかったので、あれくらい許されるだろう。





 …と思ってたら、令瑛の百倍増しで祝主に手間をかけさせる伝説の愛依が生まれてきた。

 自分が令瑛にされた事の比ではない。あれほど祝主の手を煩わせるような愛依は、金輪際、生まれる事はないだろう。

 何とまあ、規格外れの愛依がいたものだ。

 

 とはいえ、その愛依に責任はない。

 いや、始まりこそは不可抗力であったが、後に散々祝主に迷惑をかけまくったから、やはり多少の責任は感じてもらうべきかもしれない。



 迷惑をかけられた祝主は、当時の宗主の四男坊で、名を司凉しりょうという。


 沙羽自身も、依人の中では十本の指に入る真霊の持ち主だが、この司凉も負けてはいない。

 先祖返りした凄まじい真霊を宿していて、ただその分、人としての歪みが出たのか、あらゆる情に欠けていた。


 宜張ぎちょう(当時、沙羽の愛依は名を宜張といった)などはよく、幼い司凉を見ては、「あいつ、大丈夫かなあ」と心配していた。

 依人としての力量は疑うべくもないのだが、とにかく表情に乏しくて、怒る事も笑う事もしない。


 成唯が初めての封じに連れて行った時も、一切の怯えを見せずに、異形相手に堂々と破邪の剣を振るったそうだ。

 胆力があるのか、そもそも情というものを解せないのか、沙羽には判断がつかなかったが、その司凉はと言えば、当代一の美姫と謳われていた母親の美貌をそのままに受け継ぎ、水もしたたる美青年へと成長した。


 そうなるともう、官女らが放っておかない。

 その色香に引き寄せられるように女らが群がり始め、司凉は平然とそうした女たちに手を出し始めた。


 沙羽も一度だけ体を合わせたが(依人は総じて貞操観念が薄い。長命のせいであろう)、生への虚しさから逃れるために刹那的な快楽に逃げ込んでいるというのが丸わかりで、そういう事か…と妙な納得をした事を覚えている。


 その後は、遠目に姿を見かける程度の関係であったのだが、その司凉も十八になれば、いよいよ愛依の胎魂たいこん鄙女ひなめに植え付けてもらえる時がやって来た。


 いくら司凉でも、魂を分けた自分の愛依だけは可愛がるだろうと沙羽は思っていたが、予想に反し、司凉は全く愛依に興味を示そうとしない。

 あまりに無関心なので、ある時、同胞はらからの一人が「そろそろお前の愛依が生まれるんじゃないか」と話を振ってやったところ、司凉は「もう生まれてたんじゃないのか?」と反対に聞き返していた。


 生まれてない事くらい気付いてやれ!と宜張は衝撃を受けていたが、それを聞いた沙羽も流石にその愛依が哀れに思えてきた。

 このままだと、誰かが教えてやらなければ、司凉は十年後に愛依を迎えに行く事も忘れてしまうのではないだろうか。


 …などと心配していたら、事態はいきなり急転した。

 愛依を孕んでいた鄙女は六度目のお産であったというのに大層な難産となってしまい、このままでは母体諸共死ぬかもしれないという事態に陥ったのである。


 依人筆頭の命を受けてさりげなく様子を窺っていた同胞はらからが式を飛ばしてその危機を伝えてきて、御所は瞬く間に大騒ぎとなった。


 生まれ落ちてくる愛依の命をこのまま散らせる訳にはいかない。

 宗家は、赤子の命を繋ぎとめるために祝主の司凉をすぐに向かわせる事とし、同時にその赤子が依人の器であると民の間に宣言する事にした。


 さて、その司凉はと言えば、ちょうどその頃どこぞの官女と宮にしけこんだところだった。

 そこに同胞はらかららがなだれ込んで来たものだから、官女は唐衣からぎぬの袖で顔を隠しながらうのていで逃げ出していき、いいところを邪魔された司凉は、何て間の悪い奴だ!と怒り狂いながら、着の身着のまま馬上へ押し上げられたと言う。

 …何とも間抜けな話である。


 騎乗した武官らに前後を守られる形でひたすら馬を駆り、ようやく泉恕せんどという邑に辿り着けば、死にかけた赤子がちょうど鄙女の腹から生まれ出たところだった。 


 翔士しょうしと名付けられた伝説(?)の愛依の誕生である。

 後にはやんちゃが過ぎて、散々祝主に迷惑をかけまくる愛依に育っていくのだが、この当時はへその緒が首に絡まって見事に死にかけていた。


 普通の赤子ならおそらく助かっていないが、そもそも魂が愛依であれば祝主との絆が半端ない。

 祝主に抱きあげられて祝血はふりちを含ませてもらうと、赤子はふえーと弱々しい産声を上げて、あの世から舞い戻ってきた。


 いや、まことに喜ばしい。

 喜ばしい事ではあったのだが、なまじ祝血を与えられたために、赤子は依人よりうど特有の甘い気を一人前に放つようになってしまった。


 この甘い気というのは、封じを宿命とする依人ならではの、鬼や異形を呼び寄せる香のようなものである。

 生まれたばかりの赤子であれば、身を守るための気断ちもできず、異形たちを呼び寄せる香を能天気にまき散らし始めた愛依を見て、同胞らは頭を抱えた。


 こうなるともう、選択肢は二つしかない。結界が厳重な御所に赤子を引き取るか、あるいはこのむらに同胞を派遣して、幼い依人を守ってやるかのどちらかだ。

 おそらくは後者になる筈であり、そうなれば、早々に守役が募集される事だろう。


 どういう基準で守役を決めるのやら…と他人事のように思っていた沙羽であったが、事態は沙羽の思わぬ方向に動く事となった。

 宜張が、その愛依の守人になりたいと沙羽におねだりに来たからである。


宜張ぎちょうってば、あんな不便な田舎で暮らしたいの?」

 沙羽は呆れ果ててそう尋ねたが、元々、鄙の生まれである宜張はクソ不便なド田舎には慣れている。


「田舎暮らしぐらいどうって事ないし、何より赤子の愛依って面白そうだろ?

 ちょうど退屈してたし、ちんまい愛依を弟分にして遊ぶのも楽しいかなと思って」

 

 ああ、なるほどね…と沙羽は思った。

 宜張は子ども好きなのに、依人の託宣を受けた時に実家とは縁切りをさせられている。

 自分の子を持つことはおろか、血の繋がった甥や姪に関わる事も許されておらず、要は子どもに構いたくて堪らないのだろう。


「なあ、沙羽なら何とかできるだろ?俺を守役に推挙してくんない?」


「守役、ねえ」


 確かに自分は依人の中でかなりの発言権を持つ。

 守役の選定は急を要するし、悠長に話し合いをする間もないとなれば、今のうちに依人筆頭の葵翳きえいに自分が直談判すればおそらく宜張をねじ込めるだろう。

 

「仕方ないわね」と沙羽は肩を竦めた。

 可愛い愛依のおねだりである。

 愛依の喜ぶ顔が見られるなら、何とかしてやりたいと願うのが祝主はふりぬしこころというやつである。


「のんびりとした田舎で小っちゃな愛依と遊んでいらっしゃい。

 その代わり、時々は私に文を書いてくるのよ。いいわね?」



 …因みにこの時、沙羽と同じく祝主馬鹿な事をやらかした依人がもう一人いた。

 依人筆頭補佐の成唯せいいである。

 可愛がっていた愛依の妓撫きぶに泣きつかれた成唯は、筆頭補佐という地位を最大限に生かし、妓撫をうまいこと守役に潜り込ませてやった。


 後にこの二人はこの事で大きなツケを払わされる事となるのだが、それは随分先の話で、当時の二人はどや顔で愛依に成果を報告している。

 まあ、可愛い愛依からそれはそれは感謝されたのだから、そのくらいは甘んじて受けるべきであろう。





 沙羽との約束通り、宜張はこまめに文をくれて、その束は今も大事に沙羽の手元に取ってある。

 漢気おとこぎに溢れ、見るからに文よりも武といった感じの宜張であったが、意外と筆まめで、日々の様子を日記形式で書き綴ってはせっせと書き送ってくれたのだ。


 初愛依観察日記と題されたそれは大層面白い内容で、沙羽は手紙が届く度に時間も忘れて読み耽った。


 宜張が可愛がっていた初愛依は、その後、思わぬ悲劇で命を散らせる事となり、その時の宜張の嘆きが余りに深かったから、沙羽はその手紙の束を棚の奥深くにしまい込んだ。


 そのまま手紙の事などすっかり忘れていたのだが、闇食やみはみの宮が覚醒されて、あの初愛依が奇跡的に転生していたと聞かされた時、もう一度読んでみたいと思いついて黒漆の螺鈿箱から取り出した。


 久しぶりに読んだ日記は新鮮で、一人でけらけら笑っていると、たまたま微乃みのが部屋に遊びにやってきて、見せてやるとウケにウケた。

 これは絶対、他の祝主たちも読みたがるから草紙そうしにしようと言い出して、字を書くのが得手である微乃が写本をする事になり、その後、装丁して一冊の草紙にするや、その『初愛依観察日記』は依人たちに絶賛された。


 羽前などは作中の初愛依の愛らしさに悶絶し、貸し出しが一区切りついたら自分用に写本をさせてくれとわざわざ沙羽に頼み込んでくる始末である。


 尤もそのせいで、自分の愛依には散々拗ねられた。

「そんなに初愛依がいいのなら、私を捨てて新しく初愛依を作ればいいのだわ」と、自分の愛依に泣かれたとか泣かれないとか。


 最愛の愛依にへそを曲げられた羽前は困り切り、何かもう必死になって愛依の機嫌を取りまくっていた。



 さて、物語の主人公であるその初愛依は、大好きな祝主に迎えに来てもらって、無事、石見いわみくにから都へと戻ってきた。

 その珠玲しゅれい(翔士の生まれ変わり)、帰ってから数か月後にその『初愛依観察日記』の存在を初めて知り、見事に凍り付いていた。


「何だ、これええええええええ……ッ」と絶叫していたが、作者は宜張なので、沙羽は知らん振りをしている。


 珠玲にしてみれば、翔士時代の黒歴史がこれ以上ないほどに詰まっている、とんでもない暴露本である。

 叫びたい気持ちもわからないではない。


 


 因みに、その本の書き出しはこうだ。 


『邑に着いた時、その赤子は小さな籠の中にいれられて、首を横に向け、万歳をする形でぐっすりと寝入っていた。

 ものすごくちんまい。おそらく俺の右の掌に乗る。

  

 赤子は、肘や膝を曲げ、ぎゅっと拳を握りしめている。時々、びくっと体を動かすこともある。

 妙にしかめっ面をしたり、そうかと思うと、にへえと笑うようなだらけた顔をしたり、赤子はなかなか面白い。


「見てて」と架耶かやが言って、翔士の指をつつくと、翔士はぎゅっと架耶の指を握ってきた。見掛けはアレだが、すげえ、可愛いぞ!

 まだ目も開かないので、目の部分は一本線のようで、何だか全体的に黄色っぽい感じだ。


「こいつ何か、さ…」

 と言い掛けたところで、慌てて妓撫きぶが俺の口を塞いだ。

 俺が猿と言おうとしたのを感付いたってことは、お前もそう考えたってことだよな』






  

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