だっしめんは迷ったようです。
「どうしてこうなったぁぁぁぁぁっ!!!」
タクと別れてから少し後。
私たちは、例えばゲームとかで最初に入るような、そんな森に来てました。
うん、来たんだよ。来たんだよ?
魔物倒す気満々で来たんだよ?なのにね?
どうして………
「どうして遭難してるんですかねぇぇっ⁈」
「だってりっかがこっちだって…」
「りっかぁ…?」
「…てへっ☆」
「そこに直れやゴルァぶちのめしてくれるわ」
っという冗談はさておき、
「真面目にどうする…」
「あ、」
「ん?どーした、ゆう?」
「いや、そういや、
りとって空飛べたよねーって。」
ハッ
「エタノール!やはり君は天才かっ!」
「やろ?もっと褒めてもいいよ?」
「………」
「褒めてよ⁉︎」
「と言うわけでですね、りとさん。」
「無視⁈」
「はいよ。ちょっと行ってくる。」
「頼みます!」
りとは能力(これからスキルって言うね。)を発動させて、飛んで行った。
「いやーしかしホント便利だよなぁ、
空飛べるとか。」
「いや、だっしめんさん?
あなたのその分解能力、戦闘面において
めっちゃ便利じゃない?」
「そうは言ってもエタノール先輩。
この上なく物騒ですぜ?」
「www」
そんなくだらない話をしていると、
りとが帰ってきた。