だっしめんは試したようです。
ひとしきり騒いだ後。
私たちはタクに色々聞いていた。
まぁ、いちいち説明するのもめんどいんで、
要約すると、
1.この世界は異世界で、
私たちは無理矢理連れてこられた。
2.ここでは魔法が使える。
3.私たちはここに来る過程で一人一つずつ、チート能力を手に入れた。
4.私たちの魔法の威力、一度に使用できる回数、この世界でいう魔力は個人差はあれど一般人の8〜10倍くらい。
ざっと、こんな感じかな。
ど う い う こ と で す か
いや、ね?
そもそも異世界に来たってことが
信じられないのによ?
やれありきたりなチート能力だとか、
一般人に比べて遥かに強いだとか
何言ってんのって感じですやん?
もうパニック。
顔は笑ってるけど、あまりのパニック具合に
口角が引きつり始めました。
「だ、だっしめん…?
凄い笑顔が怖いんだけど…?」
違う、違うんだゆう。
仕方ないんだ。
でもまぁ、出来ることをするしか無いよね!
「で?私たちはどうやったら帰れんの?」
「チョットナニイッテルカワカンナイナー」
「あ"ぁぁん?」
上等だ表出やがれやおぉん?
「いや、待って!
ホント知らねぇんだって!」
「チッ」
「まぁまぁ、だっしめんさんよ。
そんなことは置いといて魔法、
試してみようよ!」
んー…まぁ、そうだね。
ちさきの言う通り、魔法とチート能力とやらを試してみますか!
「…んで、ここで、こう」
「んーっと、こう?」
頭の中でイメージして…
ーボッー
丁度、子供なら見えなくなるくらいの火の玉が現れた。
「うぉっ、初めてでそれかよ…」
タク曰く、
皆初めてにしては相当強いらしい。
チート能力に関しては、
それぞれ違っていた。
ゆうは、強力な結界が張れるようになった。
さよは、身体能力のアップとある程度気配を消す事が出来る。
ちさきは、隠密性のアップと影移動。
りっかは、物理攻撃力アップと防御力アップ。
さらは、ある程度の重力操作可能。
かなは、魔力アップと、影から鎖を召喚してそれを操れるように。
りとは、空中移動と、速さアップ。
あきは、幻覚を見せることができる。
かほは、ある程度の精神操作。
そして私は、身体能力アップと…ある程度の物質の分解可能でした。
何ですかね、分解可能って。
試しにそこら辺の雑草さんを千切って能力を使って見たところ、跡形も無く消えました。
はい、消えましたね。
分子レベルに分解ってことですかね。
この上なく物騒過ぎる。
って事で封印する事が決定しました☆
しっかし、初めての魔法って事で
皆テンション上がってますねーw
まぁ、当たり前だよなぁ。
元の世界では願っても叶わなかった事が
ここでは叶うんだもんなぁ〜
いやー、元の世界では色々願ったもんよ?
例えば、
テストの点上がれとか、
先生が休めとか、
校長室爆発しろとかさー。
しかし、叶うことはなかった…っ!
ま、何はともあれ、
楽しめているから良いや!
こっからどうするか、決めなきゃね!