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私、ミニマリスト  作者: 翠川水月
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私、ミニマリスト

私の名前は物無 里奈(ものなし りな)

脚痩高校(あしやこうこう)に通うごく普通の高校生の、筈だった…あの時までは

私の人生はある物事が原因で一変した。


それは…



……ルルッ…プルルルッ…プルルルッ…

「ん?非通知?誰からだろう…」

かなり困惑気味な顔をし、通話画面に切り替えそれに応える

「は、はい…どちら様ですか…?」

戸惑いながらも名前を問う

返答されたがそれは聞き慣れない声だった…

「はい、こちらは魔法庁の亙素(いざもと)でございます」

それもそのはず異世界、いや現世の魔法人だったからである

「魔法庁……?」

その単語が余程珍しかったのか聞き返す

立ち応答だったのが近くのソファーに腰掛け、聞き入る体勢に入った


「左様、我社には1庁2省があり様々な分野に分かれてございます」




魔法庁とは詳細すると庁、省、府、部があり

それぞれ「庁」魔法、「省」物理、科学、「府」至近、遠距離、体術、念、「部」銃系、手系、念系、自然系、聖系があるが、この説明はまた後ほどとしよう。

「それで…私に何の御用で…」

「単刀直入に言います、魔法庁に来ませんか?」

「えええええーーー!!!!!」

勢いで立ち上がって叫ぶ

思いがけない勧誘だった。別に何が得意でも群を抜く訳でもなく、ただ平凡と言う文字が似合いそうなごく普通な高校生である

「わ、私が魔法、え、いや、あの…」

元々困惑気味だったのがとうとう困惑状態と陥った。


「はい、貴方様には科学省念府手系部に所属して頂きます」


「念府…手系…部…?」


「はい、お待ちしております!」

ガチャッ…ツー…ツー…ツー


ペタンッ

唖然と腰から崩れ落ち床に座り込んでしまった…こうして私の入庁と共にこの物語は始まったのである。

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