壱:なんというか、まぁ経緯だ。
時崎ゆかりが織り成すぐだぐだコメディ!
そんな感じになればいいなと思い初投稿です...
途中っぽいけど一応区切らせてください...ネタが...無いんです...
俺には彼女がいる。
至って普通の、可愛い少女...ではない。
いや、可愛い。とても可愛い。
「この世の何よりも可愛い...」
『うふっ、それは嬉しいわ。ありがとう、晃一くん』
「うぉっ?!!」
突如、頭の中に声が響く。
「はぁ...。」
そう。
俺の彼女は。
頭の中にいる。
『やだぁもう、晃一くんったら!頭の中って何よ~!』
楽しそうに笑う俺の彼女ーー悠歌。
元々は本当に普通の少女で、俺のクラスメイトだった。
だが、あの日ーー俺が悠歌に告白した時に、こうなってしまった。
「あっ、あの...っ!ずっと、時崎さんのことが、好きで...っ!」
「え?えぇ?」
「お、俺とっ、付き合ってください...!」
「...は、はい...」
「っ!い、いいの?!」
「うん...その...私も晃一くんのこと...好き、だから...」
「ほんとに?!」
あの時、俺はめちゃくちゃ幸せだった。
たぶん世界でいちばん幸せだったんじゃないだろうか。
2年間想い続けていた少女と、気持ちが同じだった。
今思うと、あんなに悩んでいたのが馬鹿みたいだ、と苦笑してしまう。
そしてこれは突然起こった。
「あっ...ううっ...」
「と、時崎さん?大丈夫?」
「かっ...体が...っ、熱く...!」
「えっ...うわっ!!」
瞬間、白い光が悠歌を包んだ。
そして、悠歌は姿を消した。
「とっ...時崎さん!時崎さん!」
『かのじょ...ともだち...ぶかつ...えっ...えっ...えっ...ちな...こと...はうぅ...』
「ぬおおぅ?!なんだね?!何が起こっているんだね?!」
『晃一くんも...男の子なのね...ヘンタイ』
「え...?時崎、さん?頭の中に直接...っ?!え...?!」
『んー...さっきのやつで、晃一くんの頭の中に入っちゃってるみたい。てへぺろ』
「は?!え?!じゃ、じゃあ、俺が考えてることって全部時崎さんにわかってんの?!」
『なになに~?ふーん...。悠歌って呼んで、いいよ?』
「なっ...えっ...?!」
『名前で呼びたいなぁ、いちゃいちゃしたい、やっぱり可愛いなぁ、好き、好き、好き...』
「もっもうやめて?!俺死んじゃう!うわあああ!!」
はいはぁい...。ゆかりです。
晃一くんちゃっかりエッチなこと考えちゃって!
ニヤニヤしながら見てくれたら嬉しいです。
悠歌ちゃんとのいちゃいちゃにも触れるつもり...です...。