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第三十一話 属性分魔術

 フユは、嬉しそうにミレティを見ると。


「フユ~! なれるですか? フユちゃん、エルリットの使い魔になれるんですか!?」


 ミレティは、フユの頭を撫でると言った。

 頭の上の白薔薇を撫でられて、フユは気持ちよさそうにしている。


「ええ、もちろんエルリット次第ではありますけど。どうやら、ガレスの蔵書には無かったようですね? 属性分魔術の書かれた本は」


「属性分魔術? 何ですか、それは」


 俺はミレティに尋ねた。

 エメラルドグリーンの髪の少女は微笑むと。


「魔力の四大元素は知っていますね、エルリット?」


 俺は頷いた。


「ええ、ミレティ先生。火、水、風、地の四つですよね」


「そうです。人が元来持つ魔力というのは、その四つの属性の魔力が混ざり合っています」


 ミレティは、バロ達を見つめる。


「貴方の火の魔力は、強くこの使い魔達と結びついています。そして、その火の魔力は他の属性の魔力と混ざり合ってしまっている。その状態では、一つの属性の使い魔としか契約は出来ません。でも、もし完全に貴方の火の魔力を分離出来たとしたら?」


(そういう事か……でも可能なのかそんなことが?)


 俺は、ミレティが言いたいことが分かってきた。


「属性分魔術。つまり自分の魔力を属性ごとに分離するっていう事ですか? 出来るんですかそんなこと!?」


「うふふ、賢いですねエルリットは。確かに難しいです、これが出来る魔法使いは、数えるほどしかいません。まるで、自分の魂を分けるようなものですから。いいですか? 見ていなさい」


 その瞬間、ミレティの身体に強烈な魔力を感じた。

 そして、目の前に何かが召喚される。

 周りの地面が何かで埋め尽くされていく。

 それを見て、フユが俺の首にしがみついた。


「何だこいつら、モグラか?」


「フユ~、一杯です! モギュモギュ言ってるです!」


 フユの言葉通り、モグラの様な生き物が無数に闘舞台を駆け回っている。


「「「「「モギュ! モギュギュ!!」」」」」


 そいつらは、鳴き声を上げて俺とラセアルの戦いで破壊された舞台の敷石を直していく。


(こいつら、使い魔か!)


 壊れた舞台を直しているのは、精霊を使った高度な地属性魔法である。

 俺はミレティの方を見た。

 そこには、風の精霊たちが集まっている。

 つまりミレティは今、同時に風と土の使い魔を召喚しているということである。

 ミレティは、俺を見て頷いた。


「うふふ、どうですエルリット? 論より証拠ですわね」


(凄え……この人、顔色一つ変えずにやってるがとんでもねえな。あのジジイの師匠だけはあるぜ)


 目の前で微笑む小さな美少女が、紛れもない大魔道師である事を俺は改めて理解させられた。

 一つのコップの中に水と油が入ってるのなら、分けられるのはまだ分かる。

 だが、これは複数の色が混ざった色水を分けるようなものだ。


「私も分離が出来るのは、主属性の風だけです。しかも、風の魔力とその他の3属性の魔力を完全に分離するのに数十年かかりました」


(なるほどな、その二つに分けた魔力でそれぞれ使い魔を契約している訳だ……ん? ちょっと待てよ、今、数十年って言ったよな?)


 ミレティは、紛れもなく天才と呼ばれるのに相応しい才能の持ち主だろう。

 そのミレティでさえ、何十年もかかった訳だ。


「自らの寿命を魔術で伸ばし百年以上生きて、ようやく可能になった者もいるぐらいですから」


 ミレティのその言葉に、フユはほっぺたを大きく膨らませている。


「フユ~。そんなに待ってたら、フユちゃんフユバアになるです!」


 それを聞いて、バロが腹を抱えて笑う。


「ぎゃははは!! フユバアだってよ! うけるぜ!!」


「黙るです!!」


 ビシッ!! と鋭い音を立ててバロに氷の鞭がヒットした。


「いてぇえええ! このガキ!!」


 これは自業自得である。

 フユは追いかけて来るバロに舌を出して、近くにいたモグラ型の精霊に飛び乗った。


「行くですモギュちゃん! 逃げるです!!」


「モギュ!?」


 いきなり背中に飛び乗られた土精霊は、まるでこまねずみのように走り出す。


「こ、こいつ! 待ちやがれ!!」


 フユのお転婆ぶりには、流石のバロも手を焼いている様子だ。

 全く、騒がしい限りである。

 そんな中、ミレティは遠い目をしてぽつりとつぶやいた。


「かつて、四つの属性の魔力を自在に操る事が出来た天才が居ました。偉大なる大魔道士、本物の天才です」


 マシャリアが、諫める様に口を挟んだ。


「ミレティ。奴は天才などではない、悪魔だ」


 その言葉にミレティは微笑んだ、悲しそうに。


「そうですわね。彼は闇の誘惑に勝てなかった。あれ程の才能を持ちながら……結局私たちは、ああするしかなかった」


(一体、何の話だ?)


 ミレティもマシャリアも黙り込んでいる。

 その時、足元で騒がしい声が響いた。


「フユ~、すごいですモギュちゃん! もっと速く走るです!」


 フユがモグラ型の精霊に乗って、俺の足と足の間でチョロチョロと駆け回って遊んでいる。


「ちっ! このガキ、もう勝手にしやがれ!」 


 バロもその姿を見て、毒気を抜かれて追いかけるのをやめた。

 だが、その時。


「モギュギュ?」


 フユが乗っている土精霊が自分の側にある石畳の破損部分に気が付くと、いきなり足を止めてそこを直し始める。

 いきなりとまった土精霊から振り落とされて、フユがズベっと地面に頭から落っこちた。


(こりゃあ、また派手に転んだな)


 俺たちが見ていると、フユはゆっくり起き上がった。

 そして、その大きな瞳にジワっと涙が滲んでいく。


「フユ~、痛いです! エルリット!!」


 大きな頭を揺らしてべそをかくフユを見て、ミレティとマシャリアは思わず微笑んだ。


(試してみるか)


 俺はフユを手のひらに乗せると、フユに魔力を流し込んだ。

 頭の中で意識をする。

 澄んだ水の魔力

 それを手のひらに集めるように、最大限に集中する。

 一瞬、今まで感じたことが無い純粋な魔力が溢れたかに感じた瞬間、それは霧散した。


(駄目か……完全に分ける事なんて出来るのかこれは?)


「フユ~! 気持ちいいです! もう痛くないです! 凄いです、エルリットの愛の力がフユちゃんを直したです!!」


 おい、何が愛の力だ……全く白狼たちは、いつもフユの前でどんな話をしているんだ。

 ミレティが、俺をじっと見つめている。


「やはり、貴方は面白い子です。今、ほんの僅か一瞬ですけど、貴方は自分の水の魔力の一部を切り離した。主属性でもない水の魔力を。普通は出来ませんそんな事、生まれた時から魔力を自分の一部として意識していなければ出来ない事です。」


 確かに、生まれた時からではないが、這い這いする頃はもう魔導書を読んでたからな俺は。


「もしかすると、後十年もしたら貴方は凄い魔法使いになれるかもしれない。私の想像を遥かに超える様な魔道士に」


 俺は頭を掻いた。


「それは買いかぶりですよ。属性分魔術の事だって初めて知ったし、本当に俺に出来るのかどうかも分からないですからね」


 さっきも感じたが、混ざり切った魔力を完全に分けるなんて至難の業だ。

 少なくても、今の俺には出来る気がしない。


「フユちゃんはどうなるですか? フユちゃんは早くエルリットの使い魔になりたいです!」


 ミレティは、俺の手のひらの上に座っているフユの頭を撫でながら言った。


「ふふ、大丈夫ですよ。一つ方法があります。エルリットの属性分魔術の修行にも役に立つはずです」


(ん? 何か他に方法があるのか?)


 ミレティはそう言うと、自分のローブの懐から一枚のカードを取り出して俺に差し出す。


『リルルアの魔道具店』


 そのカードにはそう書いてある。

 どうやら、都にある魔道具の店のカードの様だ。

 裏には簡単な地図が書いてあった。


「ミレティ先生これは?」


「エルリット、私の行きつけの魔道具店です。その店に行ってみなさい、店主のリルルアには私が使い魔で知らせておきますから」


 ミレティは、フユを見て微笑む。

 フユは、興奮したように俺を見た。


「フユ~! そこに行けば、フユちゃん使い魔になれるですか? エルリット早く行くです!」


 フユは、すっかりその気になっている。

 ミレティから受け取ったカードを覗き込むと、頭の白薔薇を大きく開かせて嬉しそうにはしゃぐ姿は可愛らしい。


「流石に今からって訳にはいかないからまた後でな、フユ」


「フユ~」


 俺がそのカードを上着のポケットにしまうのを見て、フユは不満そうな顔をした。

 確かに俺も気にはなるが、さすがに国王が来校中だからな今は。

 俺は、大きな白い薔薇がついたフユの頭をつつく。


「そもそも、まずローゼさんに言っておかないとな。勝手に俺に着いて来たら、怒られるだろお前も」


「おこられるですか? フユちゃんお母様におこられるんですか? お母様おこると怖いです!」


 あの戦いから想像するに、確かに怒らせると怖そうだ。

 第一、使い魔にするにしても、少なくても母親に許可は取るべきだろう。

 フユの頭の上の白い薔薇がしぼんで、しょんぼりとしている。

 その姿を見て、白狼たちが俺に頼むように言った。


「安心なさい、エルリット」


「ええ、わたくしたちが後でローゼに伝えておいてあげるわ」


「エルリットと一緒なら、心配は無いと思いますし」


「そうね、あの様子だとラセアルに魔力が戻るのは明日になりそうですものね」


「明日改めて、ローゼに挨拶をしたらいいわ」


「フユ。それまでエルリットに迷惑をかけないようにするのよ? フユの夢だものね、使い魔になる事は」


 何だかんだいっても、この白狼たちもフユには甘いようだ。

 フユは、俺の肩の上に座って嬉しそうに笑っている。


「白狼のおばちゃんたち! ありがとです! フユちゃん頑張るです!」


「「「「「おば!? フユ!! お姉さんでしょ! いつも言ってますのに!!」」」」」


 どうやら、白狼たちもそこは気になるようである。

 俺たちが、そんなやり取りをしていると校舎の方から声がした。


「エルリット!」


 キュイを抱えてパタパタとこちらに向かって駆けてくるのは、エリーゼだ。

 ギルバートさんをはじめとする護衛の騎士たちと共に、国王とエリザベスさんもこちらにやって来る。

 エリーゼは、俺の肩に座っているフユを見て一瞬足を止めると。

 直ぐに目を輝かせて俺の元に走って来る。


「エルリット! 何なんですか、その子? 可愛いです!」


「キュキュイ!」


 フユに顔を近づけるエリーゼの真似をして、キュイも大きな瞳でフユを見る。

 キュイの顔が、急に自分に迫って来てフユは俺の首にしがみついた。


「ドラゴンです! エルリット助けてです! フユちゃんを食べる気です!!」


 俺は、その頭を撫でる。


「安心しろフユ。食べたりなんかしないさ」


「フユ~」


 フユは、恐る恐るキュイの顔を覗き込む。


「キュキュ?」


 キュイが、フユの顔を不思議そうに鼻先で何度もつつく。

 最初は怯えていたフユも、人懐っこいキュイの仕草にくすぐったそうにしている。


「フユ~、くすぐったいです」


 フユが、恐る恐るキュイの頭を小さな手で撫でると、キュイは嬉しそうに目をつぶる。

 それを見てフユは、ぱあっと頭の白薔薇を開かせて俺を見た。

 そして、もう一度キュイを撫でる。


「フユちゃんとお友達になるですか?」


「キュイ!!」


 同意したようにキュイが、一声大きく鳴いた・

 それを聞いてエリーゼが、うずうずした目で俺を見ている。


「エルリット! エリーゼも、フユちゃんとお友達になりたいです!」


 どうやらエリーゼは、一目でフユの事が気に入ったようだ。

 俺が、フユにエリーゼを紹介する。


「フユ、エリーゼが友達になりたいってさ」


 俺の言葉に、フユがエリーゼをじっと見ている。


「フユ~、お姫様みたいです! フユちゃんをいじめないですか?」


「いじめたりなんかしません! エリーゼ、お友達になりたいだけです!」


 少し興奮気味にそう言うエリーゼを見て、フユは俺を見上げる。

 俺は頷いた、エリーゼがフユをいじめるなんてことはありえないからな。

 精霊と人ではあるが、いい友達になりそうだ。

 フユは俺が太鼓判を押したので安心したようで、嬉しそうに言った。


「フユ~、お友達になるです! フユちゃん、沢山お友達が出来たです!」


 そう言ってフユは、エリーゼの肩に飛び乗った。

 そんな二人の姿を見ながら微笑んでいるエリザベスさんが、俺を抱きしめると。


「エルリット君、これで学園4位ね。おめでとう」


 そう言って、俺の頬にキスをする。

 それを見てエリーゼが、真似をして俺の頬をキスをした。

 フユも慌てて真似をするが、頬に届かなくて尻もちをつく。

 エリーゼのその可愛らしい姿を見て、国王が低く呻いた。


「うぬうう! エリーゼ、ワシの頬にもほれ」


 国王が、そう言って自分の頬をエリーゼの前に突き出した。

 エリーゼは、可愛らしく小首を傾げて言った。


「どうしてですか? 大伯父様は、戦ってませんもの」


「その通りですよ。陛下」


 ギルバートさんが、軽く咳をして国王をたしなめる。


「ぬうう」


(厚かましいぞ、このジジイ)


 マシャリアの婚約問題を俺に押し付けておいて、この態度である。

 その後、国王は士官学校の中を見て回る。

 ミレティが、国王に生徒たちの事や学園の現状を説明していた。


「うむ、流石はミレティじゃの。それに、今ここに在籍する生徒は優秀な者が多いと聞いたが、先ほどの試合を見ると噂に相違ない様じゃな」


「うふふ、陛下。私も楽しみなのです、いずれきっと、この中から私たち四大勇者を超える者が現れますわ」


 国王は頷くと、近くに控える国務大臣に命じた。


「テルトよ、士官学校への資金を増額せよ。良い人材は、国の宝である」


(へえ、さっきのジジイとはまるで別人だな)


 エリーゼの前ではあんなざまだが、優れた王であるのは間違いないのだろう。

 昨日の大臣からの連絡を受けてあらかじめ用意されていたのだろう、国王を迎えた昼食会が催される。

 結局、国王の視察が終わるころには夕方近くになっていた。

 学校を去る国王の一団に、生徒たちは手を振って大きな歓声を上げて見送った。


「さて、今日はもう授業はありません。エルリット、リルルアには貴方が行くことは伝えてあります。この後にでも寄ってみなさい」


「分かりました。ありがとうございます、ミレティ先生」


 フユを連れて行くのだからローゼさんに一言、言っておきたかったが、ラセアル先輩は魔力を回復する為の治療をまだ受けている。

 今日は、学園に泊まっていくそうだ。


「フユ~聞いたですか? キュイちゃん、行くです! フユちゃんを乗せて、大空を羽ばたくです!!」


「キュキュイ!!」


 エリーゼに抱かれたキュイの上に乗って、フユがはしゃいでいる。

 早く使い魔になりたくてしょうがないのだろう。

 もちろん、まだキュイが空を飛べるわけもなく俺たちは馬車でリルルアの店に向かった。

 馬車の中でエリーゼは、フユの髪にブラシをかけて綺麗に整える。

 さっき、散々暴れてたからな。

 人間と精霊ではあるが、その様子はまるで仲の良い姉妹の様だ。


「気持ちいいです、エリーゼはフユちゃんのお姉ちゃんみたいです。エリーゼお姉ちゃんです!」


 エリーゼは、それを聞いて嬉しそうに笑った。


(ん? ちょっと待てよ、そうかフユなら!)


「なあ、フユ?」


「フユ~、なんですかエルリット?」


 俺は、爽やかな笑顔で言った。


「呼んでもいいんだぜフユ。俺の事も、エルリットお兄ちゃんって!!」


 それを聞いてフユは、エリーゼと顔を見合わせる。


「何でですか? エルリットは子供っぽいです、お兄ちゃんはラセアルみたいな人を言うです」


(おいちょっと待て、国王の前で婚約宣言をぶち上げたあいつのほうが子供っぽいだろ!)


 俺は腹の中でそう反論したが、丁度その時馬車がゆっくりと速度を落とす。

 どうやら、目的地であるリルルアの店に着いたようだ。

 魔道具店なんて言うから、少しオカルトチックな雰囲気を想像していたのだが、その外観はモダンで結構オシャレな感じである。

 俺たちが馬車を降りると、店から洒落たスーツを着こなした伊達男が飛び出してきた。

 男の手には、高級そうな宝石が輝く指輪を嵌められている。

 その指輪からは、妙な魔力を感じた。


(なんだ!?)


「畜生! このアマ! ふざけるな!!」


 男の後からゆっくりと現れた女は、かなりの長身でパープルの髪を後ろに束ねている。

 ポニーテールになっている後髪の先は3つに分かれており、そこには美しい3色の宝玉が結ばれている。


「うるさいね、売らないって言ってるんだからさっさとお帰り! しつこい男は嫌いなんだよ、あたしは!!」


 女の剣幕に男は一瞬ひるんだが、そのまま引き下がる様子はない。

 女を睨みつけながら、まるで盾にするかのようにゆっくりと俺たちの背後に回る。


「あ……あのですね。お取込み中悪いんですけど、貴方がリルルアさんですか?」


 俺は、鮮やかな紫の髪をポニーテールにしているその女に声をかける。


「ちっ! 何だいお前は! どいてな! 死んでも知らないよ!!」


 その瞬間、俺は背後の男から強力な魔力が湧き上がるのを感じていた。

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