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若さゆえの過ちとやら

夢幻か現実か

作者: 喜悦楽壊

高い高い塔の上


ぽつんと一人立っている


青いお空のその下に


風にたなびく草原が


ただひたすらにありました


見える大地は草原で


雲はお空を悠々と


気ままに泳いでおりました


塔の手すりにつかまって


身を乗り出して下を見る


緑のはずの草原に


一色違う色を見た


赤いお池がありました


じっと眺めておりました


ようく眺めてみてみると


赤いお池の真ん中に


変な形を見つけます


ぢいっと良くよく見てみると


人の姿がありました


白いきれいなワンピース


真っ赤に染めて倒れてました


不思議に思って飛び降りる


ふわりふわりと緩やかに


お池のそばに降りました


倒れてた人のその顔を


そば近付いて見てみると


私の顔がありました


驚き恐怖に歪んだ顔が


そのままそっくり残ってました


顔を覗いた『私』は『私』?

昔から高いところから下を見ると血だまりに倒れる自分の死体を見ます。

引き攣った顔まで見える。

私は果たして正常?異常?

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― 新着の感想 ―
[一言] 愛は、この世に存在する。 きっと、ある。見つからぬのは愛の表現である。その作法である。
2014/09/12 19:35 退会済み
管理
[一言] 最初は牧歌的なようで人影の見えない風景の描写が続くので、そこに孤独を感じます。 血に染まった池が出てきてからは怪談や地獄絵図をなぞったようなおどろおどろしい光景になりますが、そこに死への恐…
[一言] え、後書き・・・怖い こんな体験実際する人いるんですね・・・ 物語の中だけだと思ってました
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