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家族のカタチ

掲載日:2026/07/27

そんなきっかけもあり

「俺と付き合ってください!」


呼び出されたと思ったら告られた。

普通にモテそうな見知らぬイケメン。


「えっと…」


かく言う私は地味なタイプ

クラスカーストでは下の方。


「罰ゲームか何かだったりする?」


男子が少し悲しい顔をする。

違ったのかな?それとも、演技?


「私たち、話したことあったっけ?」


ますます悲しそうになった。

本当に記憶にないのだから仕方ない。


「じゃ、罰ゲームなら付き合ってくれる?」


少し負けん気の強そうな顔で言われる。


「いや、罰ゲームって普通、告って終わりなんじゃーー」


「罰ゲームだから、付き合って」


言い終わる前に被せてきた。

しかも、強引。


「……分かった」


良く分からないけど、受け入れてしまった。



そして、今。隣の新郎にネタにされている。


「入学式の日に、講堂の行き方が分からなくて。

少し遅くなったから誰もいないし。」


マイクをグッと握る。

クライマックスか?


「彼女が声かけてくれて、

講堂の前で取れかけの花も直してくれて。」


こっちを真っ直ぐ見る。


「そんなん惚れるに決まってるのに。

本人覚えてないとか、衝撃だったわ」


「すみません……」


なんか会場中に爆笑された。


そうなのだ。そんな経緯があったらしい。


気付けば、結婚まできてしまった。

お腹の子も合わせて、幸せな家族になろう。

読んでくれてありがとうございます。

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