Episode2:悪夢(シャーシャー)
一体なんなんだ。ここは。
俺はさっきまで家のベットに―――
「グギャッ」
~~~っっつ!痛っ!急に頭が、、、
…というかなんだ今の声。風邪ひいた爺さんよりヤバい声出てたぞ。
なんかしゃべってみるか。
"あーあー"
「シャーシャー」
"あいうえお"
「シャーシャー」
"ふざけんなって"
「シャーシャ―」
…。終わりだ…。
これからの余生俺はシャーシャーしか言えないんだ。なきそう。
さらに不幸なことに目に違和感を感じる。
眼球を全く動かせないのだ。どれくらいかはわからないが俺はあのタマゴ?の中に居たのだ。それだけで済んでよかったと思うべきだろう。
まあ、一旦これらの問題は置いておく。
いままでバカでかい草?で気が付かなかったが、俺が出てきたタマゴのほかに複数のタマゴが転がっていることに気が付いた。
もしかして、俺は誰かに拉致されて、俺のほかにもここに拉致された人たちがいるのでは?
そう思い俺は一つのタマゴに近づいた。
俺と同じ状況ならば、タマゴを割れば、中の人は出てこられるだろう。
しかし、なぜかタマゴを割ることには抵抗があった。
あまりにもリアルなタマゴから、人ではない"なりそこない"がでてくるところを想像して。
いやいやいやこうして俺も無事に出てこられたことだし大丈夫だろう。
それに、いつまでウジウジしていても何も解決しない。
そうだっやるなら一気に行くぞっ!勇気を出せ!俺 !タマゴよ覚悟ォー!
パリッ
え?俺まだなんもしてないよ?
パリパリパリパリパリパリパリ
パリパリパリパリパリ
周りから一斉にタマゴが割れる音がした。
"はじめましてっ!"
「シャーシャーっ!」
ようやく誰かに会えると思い、満面の笑みで会合を祝った、が
「 shaaaaashaaaaashaaaaa!!(威圧)」
どうやら人違いだったようだ。
ヒトじゃなかったみたいです。




