目には目を
「えっと〜貴女から一本取ればいいので?」
「ああそうだ、お前只者ではないのだろう?」
「わかりました受けて立ちましょう。」
〜ケンside〜
「どうしましょう、アーネットさんから一本取るなんて無理ですよ、、、」
「まあレイなら大丈夫でしょ」
「そうだね。」
「俺達より強いんだし今更Aランクくらい」
「違うんです!」
「え?」
「アーネットさんはAランクではありません!
Sランクパーティー〚紅の賢狼〛の中でも〚機動要塞〛の
異名を持つ最強の聖騎士なんです!」
「「「はい?」」」
〜レイside〜
、、、!
何だって?
、、、!!
やっぱあいつSランクの聖騎士か。
、、、?
大丈夫だ、こっちだって魔物なんだ
[目には目を、歯には歯を]ハンムラビ法典ってやつさ。
「ルールはシンプル、故意に相手を殺したり、重症を負わせなきゃいい。あと試験会場は破壊しないでくれよ。魔法もありだ。どちらかが降参、 戦闘不能でゲーム終了だ」
「わかりました、では行きます」
「よーい」
「始め」
その瞬間、アーネットは目の前まで来ていた
剣が目の前を横切り、私は身をひねるようにしてかわす剣は空を切るがすぐに切りかかってくる
なので私は目の前の剣筋に合わせ鉄の塊を間に入れて
横に避け目と耳を庇う、
マグネシウムを主成分にした炸薬を詰め込み
炸薬の燃焼によって発生する
ジェットエンジンの120dBよりはるかに大きい
180dB(デシベル音の大きさの単位)もの大音響と
太陽光に匹敵するおよそ
100万カンデラ(光の強さの単位)もの閃光を放つ
その鉄の塊の名前は、
〘模倣〙「光よ爆ぜろ!」
「閃光手榴弾」!
バァァァァンッッッ!!!
耳を塞いでも耳が痛くなるほどの炸裂音
目を閉じてなお眩しいほどの強い閃光
耳鳴りが止み目を開けてみると
野次馬達は半数が悶え、もう半数は気を失い
他の試験官達は足元がふらついており、
ケン達は気を失っていた、
しかし、私のすぐ横をアーネットの剣が横切る
アーネットはなんとあの一瞬でその鉄の塊が危険と判断し、右目と両耳を諦め左目を庇い、生き残った左目だけでこちらに切りかかってきていた、
「まじかよ、、、だが!」
アーネットの目は驚愕に満ちていた、それはそうだ、
魔法は神聖魔法しか使えない聖騎士が
魔法剣士(ルーンセイバーではない)にしか使えない魔法剣を構えていたのだ
〔紫雷の衝撃よ、彼の者に一撃を与えよ〕
〘紫電一閃〙ッッッ!
ガキィィン
閃光手榴弾の影響が収まり、
目を開けた審判の目が見たのは、
Sランクから一本取ったCランクの青年の姿だった。
「いっ一本!」
しかし歓声が上がることはなかった、
なぜならその場に居る者の大半が気を失っており、
それどころではなかったからだ。




